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ご祝儀を兄弟姉妹に渡す時!家族4人・3人の場合&結婚祝いとは別?

結婚式

ご祝儀兄弟姉妹

兄弟姉妹が結婚する場合、ご祝儀は友人よりも大目に包むのが一般的とされていますが、年齢や状況・結婚式のスタイルなどによってふさわしい金額が異なります。

大切な家族を残念な気持ちにさせることがないように、兄弟姉妹へのご祝儀の相場や列席人数による金額の考え方・渡し方のタイミングを次のようにまとめて紹介します。

まずはそもそも兄弟姉妹にご祝儀が必要かどうかや、結婚祝いを別で用意するべきかどうかを確認しましょう。

ご祝儀は兄弟・姉妹に必要?

一般的に兄弟や姉妹が結婚するときにもご祝儀は必要です。

特に結婚式・披露宴をおこなう場合は食事や引出物でおもてなしを受けるので、それ以上の金額を包まなければなりません。

▼兄弟姉妹へのご祝儀の考え方(1人分)

おもてなし分結婚祝いご祝儀金額
・料理:約1万5千円
・引出物:約5千円
1~3万円3~5万円程度

この考え方をベースに、自分の年齢や社会的な立場・列席人数によってご祝儀金額を決定しましょう。

結婚祝いとご祝儀は別で用意するべき?

現金とは別でプレゼントを用意する場合もありますが、追加で贈るというよりご祝儀と結婚祝いをわけるイメージで考えるといいでしょう。

▼ご祝儀と結婚祝いを別で用意する場合

  • ご祝儀:披露宴にかかる費用分として3万円
  • 結婚祝い:1~2万円分のプレゼント

新郎新婦のリクエストを聞いてもいいですね!希望や話し合い次第で現金のご祝儀はなし・数万円の家電をプレゼント、という渡し方をするケースもありますよ。

ご祝儀|兄弟姉妹への相場金額はいくら?

兄弟・姉妹へのご祝儀は、自分の年齢や既婚かどうかによって相場が異なります。

▼【状況別】兄弟・姉妹からのご祝儀金額相場

自分の状況金額相場注意点
独身社会人5~7万円年齢が若い・社会人経験が浅い場合は
3万円程度でもOK
学生なし・家族でひとつの祝儀を包む
・お祝いしたい場合はプレゼントがおすすめ
家族と同居
一人暮らし5~7万円年齢が若い・社会人経験が浅い場合は
3万円程度でもOK
既婚1人で参加5~10万円・自分が兄、姉の場合は少し多めに包む方がいい
・自分がいただいたご祝儀金額も参考にする
夫婦で参加7~10万円
家族で参加7~15万円子供の年齢(食事の有無)によって異なる

さらに結婚式を挙げるかどうかや、結婚式のスタイルによってもふさわしい金額が異なるのでチェックしましょう。

▼【結婚式スタイル別】兄弟・姉妹からのご祝儀金額相場

結婚式スタイル金額相場
挙式のみ5万円程度
結婚式なし
沖縄のリゾート婚5万円程度
※誰が旅費を負担するかで若干異なる

通常友人の場合、披露宴がないならご祝儀はお祝い金の1万円程度が相場ですが、兄弟にはしっかりお祝いを包む傾向にあります。

沖縄や海外へのリゾート婚でも同じように考えますが、旅費や宿泊費を新郎新婦ではなく自分が負担する場合、現金のご祝儀をなしにするケースもあるので、家族で相談しましょう。

家族・兄弟・親族間のご祝儀には取り決めがあることも多いです。角が立つのは得策ではないので、世間の相場より家族間の慣例を優先することをおすすめします。

兄弟姉妹へのご祝儀3万円は少ない?

兄弟や姉妹へのご祝儀は5~7万円が相場ですが、3万円でもOKな場合もあります。

▼兄弟・姉妹へ3万円のご祝儀でもいいケース

  • 学生
  • 社会人経験が浅く若い
  • 新郎新婦の弟、妹

年齢が若く経済的に余裕がないなら、ご祝儀の金額が若干少なくても構いません。

ただ後でお互いに嫌な思いをする可能性があるので自己判断はおすすめしません。関係性によっては新郎新婦本人に打ち明けてもいいですが、まずは両親に相談してみるといいですね。

10万は偶数だから11万にするべき?

妹のご祝儀を奮発して10万包んであげたいと思っているのですが、偶数はよくないと聞いたことがあります。11万にしなければなりませんか?

割り切れる偶数は「割れる」「別れる」を連想させるとして、結婚式においてはタブーとされ、ご祝儀の金額も奇数にするのがマナーです。

しかし「10」はキリがいいことと「1」が入ることから、ご祝儀で包んでもいいと考えられています。

あまり気にせず、10万円のご祝儀を用意してくださいね。

15万・20万は多すぎる?

目一杯のお祝いを込めて15万・20万のご祝儀を包みたいと思う人もいますが、少し注意が必要です。

▼ご祝儀を多く包む場合の注意点

  • 相手とのバランスを考える
  • 無理をしてはいけない

ご祝儀は自分がもらう金額と贈る金額を合わせることが多いので、あまりに高額を包むとあなたが結婚する際に「同じだけ用意しなければ」とプレッシャーを与える可能性があります。

あなたが既婚の場合でも、当時受け取ったご祝儀額と比べて「もっと包めばよかった」と困らせる羽目になるかもしれないので、相手に気を遣わせない金額を検討する・別でプレゼントを贈るなど、配慮しましょう。

またご祝儀金額で見栄を張る必要はないので、無理して自分の生活に支障をきたさないようにしてください。

兄弟姉妹の結婚式のご祝儀|夫婦でいくら?

夫婦名義でご祝儀を用意する場合7~10万円が基本ですが、年齢によって前後しても許される可能性があります。

ご祝儀金額条件・注意点
5万円・新郎新婦より年下(弟・妹)
・子供がおらず夫婦のみ
7万円・一般的な相場金額
・子供がいない、食事が必要ない程度の場合
8万円・新郎新婦より年上(兄、姉)か子供がいる
・偶数だがご祝儀として許容されている金額
10万円

自分たち夫婦の状況と照らし合わせ、金額検討の材料にしてください。

夫婦で結婚式に参列する場合のご祝儀の考え方や金封の書き方は、こちらの記事で解説していますので参考にしてくださいね。

⇒ご祝儀の夫婦連名での書き方は?夫婦で3万・5万は少ない?

兄弟へのご祝儀|夫婦で7万円はどう?

夫婦名義で兄弟にご祝儀を包む場合、7万円は一般的に相場とされる金額です。

ただし子供がいて結婚式で食事を用意してもらうなら、少し追加する方がいいでしょう。

兄弟へのご祝儀|夫婦で5万円はどう?

夫婦から兄弟へのご祝儀でも、年齢が若い・社会人経験が浅く経済的に余裕がない場合は5万円とする場合があります。

友人の場合と同じ金額なので、新郎新婦に負担をかけるような大きなマナー違反ではありません。7万はちょっと厳しいな…と感じる状況であれば、5万円+数千円のプレゼントを用意するのもいいですね!

兄弟へのご祝儀|夫婦で8万円はどう?

夫婦から8万円のご祝儀を包むのは、マナー違反にはなりません。

続柄に関わらずご祝儀金額は割り切れない奇数にすべきですが、日本では「8」は末広がりで縁起がいい数字と考えられているからです。

兄弟の結婚に、少し色を付けてお祝いしてあげたいと思うなら、8万円包むのもいいでしょう。

兄弟姉妹の結婚式のご祝儀|家族で出席する場合はいくら?

家族で結婚式に出席する場合、人数や子供の年齢を加味してご祝儀金額を検討しなければなりません。

▼兄弟の結婚式に家族で出席する場合のご祝儀金額相場

子供の食事が必要子供の食事は
必要ない
1人分2人分3人分
家族3人8~10万円7~10万円
家族4人10万円程度
家族5人10~15万円

子供も一緒に参列する場合、新郎新婦に用意してもらう料理分をご祝儀に追加すると考えましょう。

子供用のランチプレートなら5千円、大人と同じ料理なら1万5千円程度増やしてくださいね。

兄弟以外の親族からのご祝儀金額はこちらの記事にまとめています。

⇒ご祝儀【家族・親・いとこ】親からの相場は50万?入籍のみの場合は?

親族は渡すタイミングも注意しましょう。

ご祝儀は兄弟姉妹にいつ渡す?渡すタイミングとは

兄弟へのご祝儀は、結婚式当日ではなく事前に手渡ししましょう。

▼ご祝儀を渡すタイミングと渡し方

手渡し・結婚式の1~2週間前までに
・日柄のいい日を選ぶといい
手渡しできない・現金書留で送る
・送ることを事前に伝える
・メッセージを添えるといい

遠方・忙しいなどの理由で直接手渡しできない場合は、現金書留で郵送しましょう。

突然送ると驚かせるので、会って渡せないことのお詫びとあわせて事前に伝えることをおすすめします。

兄弟姉妹へのご祝儀の書き方は?

ご祝儀袋には外袋と中袋があり、それぞれに記入するべき項目があります。

▼ご祝儀袋の書き方

外袋・表書き(名目):御結婚祝い、寿など
(Happy Weddingと印字されたものもある)
・名前:フルネームを書く
・筆もしくは筆ペン
中袋・表面:金額
・裏面:住所、氏名
・筆、筆ペン、サインペンなど

書き方はこちらの記事でさらに詳しく説明しているので、あわせて読んで正しい祝儀袋を仕上げてくださいね。

⇒ご祝儀袋の書き方|中袋の裏に金額一万円&住所なしでもいい?

夫婦連名の書き方

夫婦からご祝儀を贈る場合の名前は、代表者のみでも連名でも構いません。

▼夫婦連名の書き方パターン

  • 中央に夫のフルネーム、左側に妻の名前を書く
  • 中央に姓、右側に夫の名前、左側に妻の名前を書く

夫婦別姓の場合は、夫婦の氏名を並べるといいですよ!

兄弟は金額が大きいので、ご祝儀袋も少し豪華なものを選びましょう。

価格638円
ご祝儀金額5~100万円程度
価格1,500円
※代筆料込み
ご祝儀金額10万円以上

マナーを押さえて気持ちよくお祝いしてくださいね。

まとめ

兄弟姉妹へのご祝儀について、さまざまなケース別にふさわしい金額を解説してきました。

状況相場金額
社会人5~7万円
若い・社会人歴が浅い3~5万円
学生・親と同居必要ない
夫婦で参列7~10万円
家族で参列子供の人数に合わせて
7~15万円
結婚式なし5万円程度

友人と比べ、兄弟や姉妹へはご祝儀を多めに包むのが一般的な常識とされています。

結婚式や披露宴がない場合でも、現金やプレゼントで5万円程度用意するといいでしょう。

子連れで結婚式に列席し子供のお料理を用意してもらうなら、1人あたり5千円~1万5千円程度加えた金額を包んでくださいね。

マナーと相場を理解し、大切な兄弟の結婚を目一杯お祝いしてくださいね。

ご祝儀の渡し方は、こちらの記事でもいろんなパターンを想定して紹介していますよ。

⇒ご祝儀の渡し方|渡すタイミングや言葉は?直接&欠席の場合も

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