遠距離恋愛では、相手の様子が分からず不安になり、些細なことで気持ちがすれ違うことがありますよね。
本音を聞けず、モヤモヤした気持ちを抱えながら過ごした経験もあるのではないでしょうか。
すれ違いや不安を感じやすい遠距離恋愛では、お互いの本音はもちろん、長続きのためのコツを知っていることが大切です。
そこで、今回は遠距離恋愛中の男性の本音や、長続きのコツを紹介していきます。
▼この記事に書いてあること
遠距離恋愛の乗り越え方やメリットも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
遠距離恋愛の男の本音!男性心理を調査してみた
遠距離恋愛中は、コミュニケーションが思うように取れないことも多いですよね。
ちょっとしたすれ違いや誤解から、相手の気持ちが分からず不安になることもあるでしょう。
そこで、聞きたいのに聞けない……と感じる、遠距離恋愛中の男性の本音や心理を集めました。
遠距離恋愛は正直冷める?
調べてみると、遠距離恋愛をしている男性の多くは「しんどい」「不安」と感じたことがあるようです。
だからといって、遠距離恋愛だと冷めてしまうわけではありません。
男性の遠距離恋愛に対する本音にも、ネガティブな本音とポジティブな本音があるようですよ。
遠距離恋愛に対してネガティブな本音
毎週会えてたから生きて行けたけど遠距離恋愛疲れたやめたい俺には無理だわ
引用元:Twitter-@vqqaa
二度と遠距離恋愛はしたくないな… お金も時間もかなりかかるから結婚したいと思える人以外はもうしたくない 引用元:Twitter-@_SYA10
このタイプの場合、会いたい気持ちや遠距離恋愛のデメリットに疲れてしまい、気持ちが冷めてしまうようです。
遠距離恋愛に対してポジティブな本音
3月9日。今日で彼女と付き合って1年が経ちました。それとともに遠距離恋愛も1年が経ちました。今までいろいろしんどいこともあったけどこれからも2人で頑張ります!
引用元:Twitter-@SsShu0809
3ヶ月ぶりくらいに彼女に会えるー この感覚があるから遠距離恋愛は楽しいよなぁ
引用元:Twitter-@pIgsVtHT5K2w54s
遠距離恋愛の不安も、お付き合いしている相手だからこそ努力して乗り越えたいと感じる男性の本音は多いんですね。
結婚はどう考えてる?
遠距離恋愛とポジティブに向き合う男性は、「結婚」についてはどう考えるのでしょうか。
彼女さんも落ち着いていて良い感じ、なんとかして結婚にまで持っていきたいなぁ。 まだまだ、難しいかなぁ。タイミングが大事なんだろうなぁ。 遠距離恋愛2年半(笑)なかなか頑張ってると思うで 引用元:Twitter-@hdaisuke
若いから結婚は早いとか言われるけど、彼女と遠距離でせっかく2人共若いのに沢山の思い出作れないのがしんどいからまずは一緒に住んで結婚したい 引用元:Twitter-@k_____ri7
遠距離恋愛中の男性は結婚の意識が強く、交際期間は長ければ長いほど、より具体的に結婚について考えていました。
遠距離恋愛で男と女の違いはある?女性の本音も
同じように不安を抱えていても、2人の気持ちにすれ違いが起きてしまうケースはよく見られます。
遠距離恋愛における気持ちのすれ違いは、男性と女性の恋愛観の違いが大きく関係していると考えられているんです。
男性 | 女性 | |
---|---|---|
愛情表現 | 行動で表現したい | 言葉で表現してほしい |
連絡頻度 | 最低限で済ませたい | 常に連絡を取っていたい |
仕事と恋愛 | どちらかに集中する | 両立できる |
将来について | 「現状」を重視する | 「先」を見据えて考える |
問題解決 | 根本的な解決を考える | 気持ちに共感してほしい |
全ての男性と女性に当てはまるわけではないものの、ご覧のように男女の恋愛観には違いがあると分かります。
恋愛観が違うため、物事の考え方や重要視する点が異なり、気持ちがすれ違っていると感じてしまうんですね。
特に女性は、不安を解消するために、こまめな連絡や愛情表現を求めてしまう反面「重い」と思われる不安から本音を言えない傾向があります。
遠距離恋愛ってなんでこんな難しいの? 連絡取れないだけで不安になるし、言いたいことも素直に言えない。 もぉー、難しすぎるよ。
引用元:Twitter-@saodaji_14
些細なことで不安を感じやすい遠距離恋愛では、お互いの恋愛観を含めた理解を深めあうことがとても重要です。
遠距離恋愛で会う頻度!みんなはどれくらい?
遠距離となると、お互いの予定や金銭面から頻繁に会いに行くのは、なかなか難しいと感じる人も多いはず。
では、遠距離恋愛中の2人にとって、会う頻度はどのくらいが適しているのでしょうか。
DeNAトラベルの「『遠距離恋愛』に関するアンケート調査」によると、会う頻度は「月に1回程度」が、全体の33.5%と最も多い回答でした。
次に多かったのは、26.5%が回答した「3ヶ月に1回程度」です。
遠距離恋愛の定義は?距離はどこから?
ところで、遠距離恋愛の定義や、距離はどこからを指すのか疑問に感じたことはありませんか。
そこで、「遠距離恋愛」の定義や距離についてそれぞれ見ていきましょう。
「遠距離恋愛」の定義について
「遠距離恋愛」はお互いに遠方に住んでいて容易に会えない恋愛関係を意味しています。
互いに遠方に住んでいるため容易には会えない状況における恋愛関係を意味する語。互いに他県や他の地方で暮らしている場合などは遠距離恋愛とされることが多い。
引用元:Weblio辞書-「遠距離恋愛」の意味や使い方 わかりやすく解説-実用日本語表現辞典
「遠距離恋愛」と聞いて、誰もが想像する内容と大きく異なることはないはずです。
「遠距離恋愛」の距離はどこから?
「遠距離恋愛」が指す具体的な距離は、はっきりと決まっていません。
縁結び大学が実施したアンケートによると「相手とどのくらい離れていた?」との質問に対し、2時間以上の回答が88.9%と大多数を占めました。
1時間以内 | 0.5% |
---|---|
1~2時間 | 10.6% |
2~3時間 | 25.1% |
3~4時間 | 22.6% |
4~5時間 | 12.6% |
5時間以上 | 28.6% |
引用元:縁結び大学-遠距離恋愛で結婚した男女58人に「長続きさせる秘訣」をアンケート調査しました
この結果から、実際に遠距離恋愛を経験した人は、2時間以上離れているケースが多いと分かりますね。
遠距離恋愛が長続きするコツ!うまくいく方法は?
会っている時間よりも、会えない時間が長い遠距離恋愛を長続きさせるためにはコツが必要です。
そこで、遠距離恋愛を長続きさせるコツとうまくいくための3つのポイントを紹介します。
3つのポイントをおさえて、2人の感覚をしっかりとすり合わせましょう。
①連絡の頻度はこまめにする
遠距離恋愛であってもなくても、なかなか会えない相手に対して、良からぬ心配をしてしまうのは同じです。
特に遠距離恋愛においては、相手の様子が分からず不安を感じやすいからこそ、こまめな連絡は相手に安心感を与えます。
とはいえ、「こまめに」の感覚は人によってそれぞれですので、なんとなくで連絡を取り合っていると、いつの間にかどちらかが負担を感じてしまう場合も。
お互いの感覚に任せるのではなく、負担にならない適切な頻度で連絡を取り合えるように、話し合っておきましょう。
②交通費やお金の負担は平等に
縁結び大学のアンケートによると、遠距離恋愛のデメリットとして最も多い回答が「交通費がかかる」でした。
遠距離恋愛において、交通費を含めたお金の問題は切っても切り離せないですが、負担が大きいのも事実です。
どちらかに負担が偏らないよう、2人で平等に分ける工夫をしましょう。
お金の負担は2人の問題ですので、協力して解決したいですね。
③相手を信用し、思いやる
相手の様子が分からないからと、不安や心配をぶつけてばかりでは、お互いに疲れてしまいます。
不安を解消するためには、お互いを理解しあうための歩み寄りが欠かせません。
やみくもに不安になるのではなく、不安を抱えながらも努力を重ねている相手を思いやり、信用する気持ちを持ちましょう。
お互いに想い合う気持ちがあるから、歩み寄れていることを忘れてはいけません。
遠距離恋愛が辛い・寂しい時の乗り越え方
遠距離恋愛中は、ふとした瞬間に「辛い・寂しい」と感じることがあるものです。
一度感じてしまうとなかなか切り替えにくい「辛い・寂しい」という感情を乗り越える方法を見てみましょう。
「辛い・寂しい」と感じにくくするためにも、こまめな連絡は大切です。
LINEやメールでのやり取りだけでなく、相手の顔が見れるテレビ電話だと寂しさも紛らわしやすいでしょう。
また、定期的に会える日を決めておくと、その日を目標にして気持ちを奮い立たせられますよね。
「離れている以上、寂しさはつきもの」と割り切り、相手に依存せず自分の時間を楽しむ気持ちがポイントです。
メリットも?遠距離恋愛の楽しみ方アイデア
「すぐに会えない」ことは、遠距離恋愛のデメリットに感じますが、実はそうとも限りません。
会えない時間をメリットと考えて楽しめる人は、遠距離恋愛と上手に付き合える人でもあるんですよ。
縁結び大学が実施した「遠距離恋愛のメリット」に関するアンケートでは、「会ったときにとても楽しい」のがメリットだと感じる人が68.3%と半数以上でした。
会った時にとても楽しい | 68.3% |
---|---|
旅行気分で会いに行ける | 43.2% |
自分の時間も確保できる | 43.2% |
自分のことに集中できる | 30.2% |
毎日連絡を取るようになる | 29.1% |
会えない分、愛が深まる | 27.6% |
引用元:縁結び大学-遠距離恋愛で結婚した男女58人に「長続きさせる秘訣」をアンケート調査しました
遠距離恋愛は会う機会が少ないからこそ、2人で過ごせる時間やお互いの大切さをより実感できるようですね。
遠距離恋愛を楽しむアイデア
遠距離恋愛のメリットの中には「自分の時間も確保できる」「自分のことに集中できる」も挙げられています。
このように、遠距離恋愛は「恋愛」と「自分時間」がキッチリ分かれており、考え方次第でどちらも充実した時間を過ごせます。
自分磨きや趣味を楽しむなど、お互いに依存しすぎない関係性を築けると会えない時間も楽しめるようになりますね。
遠距離恋愛の結婚までの期間や確率は?
遠距離恋愛が続くと、「早く結婚して一緒に暮らしたい」と考える人もいるでしょう。
遠距離恋愛から結婚に至った人たちの交際期間が気になるところです。
DeNAトラベルのアンケートによると「2年以上経ってから」と「1年以上~2年未満」を合わせると、1年以上の交際期間を経て結婚した割合は62.6%でした。
遠距離と決まってすぐ | 5.4% |
---|---|
遠距離になって6ヶ月未満 | 11.4% |
6ヶ月以上~1年未満 | 15.2% |
1年以上~2年未満 | 24.5% |
2年以上経ってから | 38.1% |
その他 | 5.4% |
引用元:格安航空券を比較・予約【エアトリ】|飛行機チケット・LCC予約-結婚に至った人は16%!「遠距離恋愛」に関する調査を実施
その一方で、遠距離恋愛から結婚に至った割合は、わずか16%と少数派となっています。
遠距離恋愛から結婚に至るまでには、1年以上の交際期間を乗り越えた人が多いんですね。
遠距離恋愛中の2人が結婚を決めたタイミング
遠距離恋愛から結婚を決めるタイミングとして多いパターンは、こちらの3つです。
- どちらかの転職や転勤
- 付き合う前に決めた期間を過ぎてから
- 妊娠が分かった時
どちらかの転職や転勤によって遠距離恋愛が終わるタイミングは、お互いに結婚を意識し始めるいいきっかけになるようです。
結婚後の「仕事」について
結婚を機にどちらかに拠点を移す必要がある遠距離恋愛において「仕事をどうするか」は、非常に頭を悩ませる問題と言えるでしょう。
結婚を機に転職をするか、仕事を辞めるという二択になるケースがほとんどです。
相手のエリアに転勤先がある場合、結婚を理由に転勤を希望する人も少なくありません。
とはいえ、簡単に決められる問題ではないため、今後のキャリアに関わる仕事を理由に、結婚のタイミングをなかなか掴めない場合もあります。
結婚を考えているのであれば、お互いの仕事観について理解しあっておくことも大切ですね。
遠距離恋愛は別れる確率が高い?
遠距離恋愛は、頻繁に会えないこともあり、別れる確率が高いイメージを持つ人も多いでしょう。
縁結び大学のアンケートでは、遠距離恋愛を経験した人の半数近くが「別れた」と結果が出ています。
別れた | 45.7% |
---|---|
自然消滅した | 11.1% |
現在も交際中 | 14.1% |
婚約/結婚した | 29.1% |
引用元:縁結び大学-遠距離恋愛で結婚した男女58人に「長続きさせる秘訣」をアンケート調査しました
自然消滅を含めると、回答者のうち半数以上が別れているので、決して低い確率とは言えないですね。
また、「遠距離恋愛が続いた期間」に関するアンケートによると、
3ヶ月未満 | 11.6% |
---|---|
1年未満 | 31.2% |
1~2年未満 | 26.1% |
2~3年未満 | 15.1% |
3~5年未満 | 9.6% |
5年以上 | 6.4% |
引用元:縁結び大学-遠距離恋愛で結婚した男女58人に「長続きさせる秘訣」をアンケート調査しました
「1年未満」や「1~2年未満」で遠距離恋愛が終わる確率が高いと分かります。
1~2年以上の交際期間を乗り越える確率は低いものの、その期間を乗り越えたカップルの結婚率は高いと言えるでしょう。
【まとめ】遠距離恋愛あるある
ここまで、遠距離恋愛中の男性の本音や長続きのコツを紹介してきました。
- 遠距離恋愛では、女性だけでなく男性も不安を感じる
- 気持ちのすれ違いは、男女の恋愛観の違いが関係している
- 遠距離恋愛中の会う頻度は「月に1度」が多い
- 長続きのコツは、やはり「こまめな連絡」
- デメリットは「交通費がかかる」
- メリットは「会ったときの楽しさ」
- 1年以上の交際期間を経て結婚した割合は、なんと62.6%
男女ともに不安は感じているため、日々のこまめな連絡を欠かさないことが長続きのコツですね。
離れているからこそ、相手を思いやる気持ちを忘れず、遠距離恋愛の中で固い信頼関係を大切な相手と築いていきましょう。
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