野球の試合・キャンプ・釣り・運動会…、楽しいお出かけの予定がある日は天気や降水量が気になりますよね。
天気予報を見てみると「降水量2mm」などと書いてありますが、これって実際どれくらいの雨をさしているのか、また雪の場合はどうなのでしょうか?
本記事では、降水量2mmの定義について、下記の内容でまとめてみました。
▼この記事に書いていること
キャンプ等アウトドアのシーン別に降水量2mmの影響を解説していますので、ぜひ今後のお出かけにお役立てください。
降水量2mmはどれくらい?【動画】
降水量は、「降った雨がどこにも流れずにそのまま溜まった時の水の深さ」で表します。
なので、降水量2mmとは、「2.0〜2.9mmの水たまりができる程度の雨」ということになりますね。
雨の日にコップなどを1時間外に置いて、「貯まった水の量=降水量」というようなイメージです。
大体は1時間に降った雨の量で報道されることが多いです。
▼降水量2mmの雨はこちらです
体感はどんな感じ?
降水量2mmともなるといわゆる本降り状態で、街にいるほぼ全員が傘を差すでしょう。
洗濯物も確実に濡れるので、屋根のある場所・室内に干すのが妥当です。
実際に降水量2mmの状況を検索してみると、下記のような口コミが見つかりました。
ほぼ100パーセントの人が傘をさす雨です。例えば50m先のコンビニに行く程度でも傘をさす雨です。傘を持たずに買い物に行った場合、ほぼ100パーセントの人がビニール傘を買う羽目になります。引用元:Yahoo!知恵袋-降水量について教えてください。…
ほんの数十メートルの距離でも、傘が欲しくなる雨量です。この中を、自転車で15分も走ったら、下着までびしょ濡れになるでしょう。引用元:Yahoo!知恵袋-降水量2mmの時15分自転車こいだら…
降水量2mmの時、傘は必須。徒歩はもちろん、自転車に乗るには相当な覚悟が必要かもしれませんね。
降水量2mm予報のときは折り畳み傘を持ち歩くのがよいですよ。
降水量2mmが6時間続くと?
「6時間で2mmの降水量」といっても、色々なパターンが想定できます。
- 2mmの雨が6時間かけて平均的に降る場合=1時間あたり0.3mm
- 6時間のうちに10分間で2mmの雨が降り続ける場合=1時間あたり12mm
このように、6時間のうちでどのように雨が降るかによって、体感は大きく変わってくるでしょう。
6時間でどのくらい降るか知りたい場合でも、天気予報を見るときはより細かい3時間予報や1時間予報に注目するのがおすすめです。
雪はどれくらい?
ここで問題です。1時間に2mmの降水量で雪が積もると何cmになるでしょうか?
- 約1cm
- 約2cm
- 約3cm
正解は、1〜3全て正解です。雪の場合、外の気温によって積もる量が変わるので、「降水量2mm」といっても体感にはかなりの違いがあるのです。
気温が低い日ほど「雪が溶けにくい=積もりやすい」ということになりますね。
雪の日は、降水量と合わせて外の気温もチェックするとよいでしょう。
▼降水量1mmの雪の目安はこちらです
降水量2mmでゴルフはできる?
結論から言えば、降水量2mmでもゴルフのプレーは可能です。
ゴルフ場がクローズする理由に雨量の規定は特にありませんので、自身が「できる」と判断すれば問題ありません。
実際に雨の日にゴルフをプレーしたことがある人の口コミがこちらです。
2mmは100%傘を差したいレインコートが必要だと言う雨量になります。3mmはそこそこの雨・・・・カップには水が溜まる程度です。引用元:Yahoo!知恵袋-ゴルフで降水量何ミリで中止の目処にしますか?…
降水量2mmの日、ゴルフのプレー自体はできるけれどレインコートの着用は必須です。
他の人が打っているときや移動の時は傘を使い、プレイする時はキャディーさんに傘を預けてショットすると言うケースが多いようです。
とはいえグリーンはかなり濡れているので、いつものショットと雰囲気は変わってしまうかも…。
降水量2mmでディズニーは楽しめる?
降水量2mmの日でも、傘やレインコートの準備があれば夢の国ディズニーランドは十分楽しむことができます。
- 雨の日は来場者が少ないので待ち時間が短い
- 雨の日限定パレード「ナイトフォール・グロウ」が楽しめる
- ディズニーランドのオリジナルレイングッズで雨の日も楽しい
などなど、雨の日ならではのディズニーランドが楽しめるチャンスでもあります。
ナイトフォール・グロウは私も実際に見たことがあるのですが、キラキラした雨用コスチュームを着たキャラクターや、雨に濡れた園内がライトアップされる様子はとても魅力的ですよ。
雨の日だからこそ撮れる”映え写真”も人気なんですよ。
降水量2mmの影響はどのくらい?【Q&A】
最後に、降水量2mmの影響はどのくらいなのかを、気になる4つのシーン別に分けて紹介します。
野球は?甲子園の場合も
降水量が2mmの場合でも、野球の試合は概ね開催可能です。
しかし、野球場のグラウンド状態にもよりますので、水捌けの悪いところや芝生の野球場場合中止になることも考えられるでしょう。
甲子園の場合も同様で、雨による中止に明確な判断基準が決まっているわけではないので、最終的に判断するのは主催者の権限に委ねられます。
あまりにも雨で視界が悪かったり、ボールが滑りやすい時は中止になるみたい。
キャンプは可能?
近年はキャンプブームが再燃しているため、人気のキャンプ場はなかなか予約が取れない状態。
「せっかく予約したのに生憎の雨予報!キャンプはできるの?」なんて、悩んだことがある人もいるのではないでしょうか?
結論、降水量が2mm程度の時もキャンプはギリギリ楽しめます。
レインウェア・傘・防水の靴(夏はサンダルも◎)・防寒着・多めの着替えやタオルなどを準備しておきましょう。
降水量が2mmだとタープやテントの中にいれば問題なく過ごせるレベルなので、雨の音をBGMにコーヒータイムや仲間との会話を楽しみましょう。
雨の日キャンプならではのゆったりとした時間を過ごせそうですね。
釣りはできる?
少し強めに雨を感じる降水量が2mmの日でも、釣りを楽しむことは可能です。
むしろ、釣りファンの間では「雨の日ほど魚が釣れやすくなる」なんていう声もあるくらいです。
雨音や雨の波紋によって、いつもより魚たちの警戒心が薄れているのが理由だそうです。
雨の日に釣りに出かける時は、いつもの装備品に加えて傘やレインウェア、防寒対策グッズ、タオルなどを持参しましょう。
しかし、雨の日の堤防は視界が悪く、滑りやすいため危険度が高いのも事実。
2人以上で出かけたり、滑りにくい靴やライフジャケットの着用などの対策もしておくとより安心して釣りを楽しむことができます。
海や川辺は天候の変化も激しいので、無理のない範囲で楽しみましょう。
運動会は開催される?
雨で運動会を中止するかどうかは、各学校や保育園等の先生に判断が委ねられます。
開催場所によって、グラウンドの状況(水捌けなど)が違うため、降水量2mmで開催したところもあれば、少しの雨でも中止になるところもあります。
また、運動会の途中で雨が降ってきた場合、午後からのプログラムだけ別の日に延期になったり、中止になったりする場合もあるようです。
万が一中止になった場合、予備日に改めて開催されることがほとんどです。
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