お地蔵さんに手を合わせてはいけない?意味や拝み方・よだれかけ解説
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お地蔵さんに手を合わせてはいけない?意味や拝み方・よだれかけ解説

生活

お地蔵さんに手を合わせてはいけない?

お寺や神社・道路脇など、さまざまなところに置かれているお地蔵さん。

やすらかな表情に心を癒される反面、「お地蔵さんに手を合わせてはいけない」という不吉な噂も流れており、理由が知りたいという方も多いのではないでしょうか?

そこで今回はなぜ「お地蔵さんに手を合わせてはいけない」と言われているのか、詳しく調査しました。

お地蔵さんの名前の由来や置き場所による正しい拝み方・よだれかけの理由についてもまとめましたので、ぜひ参拝の際の参考にしてみてくださいね。

お地蔵さんに手を合わせてはいけない?タブーの理由とは

お地蔵さんに手を合わせてはいけない理由でよく見られたのは以下の2つでした。

  • お地蔵さんには、悪い霊が集まりやすいため
  • 手を合わせると、悪い霊が取り憑いてしまう可能性があるため

お地蔵さんの中には、事故で亡くなられた方や水子を供養するために作られたものもあり、成仏できていない霊が救いを求めて寄ってきやすいとされています。

悪霊が心優しい人に救いを求めてついてきてしまう恐れがあるため、手を合わせない方がいいとの噂が広がったのです。

しかしお地蔵さんの置き場所や性質によっては、拝んでも大丈夫なものも。

ここからはお地蔵さんの置き場所による違いや置かれている理由について、詳しく紹介していきますのでぜひ読んでみてくださいね。

手を合わせても良いお地蔵さんの特徴を押さえておくと、安心ですね。

お地蔵さんの置き場所にもよる?

お地蔵さんは置き場所によって目的が異なっており、中には手を合わせてはいけないものも。

道路脇や街中にひっそりと置かれているものは、事故等で亡くなった方の供養のために置かれたものが多いため注意が必要です。

実際に「事故の多い場所にお地蔵さんが置かれていた」という経験談も見られましたよ。

ここの交差点めちゃくちゃ事故多いから時としてうちは駐車場の敷地をかしたるねん…お地蔵さんあるくらいの交差点だから何か引き込むものがあるのかもね引用元:Twitter-@kikoshizu

特に管理がされていないお地蔵さん場合は、悪い霊が集まりやすくなっており、手を合わせた人に取り憑いてしまう恐れがあるとされています。

しかしすべてのお地蔵さんが危ないというわけではなく、中には手を合わせることでご利益をいただけるものもあります。

お寺の中にある六地蔵さんとかは手を合わせても大丈夫だと思います。私は以前学生の頃A高校とB高校どちらにしようかと迷った時六地蔵さんに手を合わせると夢枕にB高校が良いと言われB高校に行き無事卒業して楽しい学校生活を歩みました。六地蔵さんは子供の神様なので。引用元:Twitter-@MaronDavis2

お寺や神社で管理が行われているお地蔵さんは手を合わせても大丈夫とされていますので、見かけた際は拝んでみるといいですね。

置かれた場所によっては、手を合わせないほうがよいお地蔵さんもあるんですね。

お地蔵さんは事故の供養のため?

お地蔵さんの中には、交通事故や海難事故、鉄道事故等の供養のために設置されているものも。

遺族の方が「安らかに眠ってほしい」「2度と同じ悲劇が起きませんように」という願いを込めて作られたものも多いのです。

事故現場に設置されたお地蔵さんを拝む際は、ご冥福を祈る気持ちを込めるといいかもしれませんね。

同じような事故が起きないよう、守りの願いを込めて設置されているお地蔵さんもあるんですね。

お地蔵さんの意味は?

「お地蔵さん」という言葉にはどんな意味・由来があるのか知りたい方もいるかもしれませんね。

お地蔵さんの正式名称は「地蔵菩薩」であり、サンスクリット語では、クシテイ(大地)・ガルバ(胎内)を表す言葉とされています。

「大地の胎内」という言葉をそのまま漢字に直して、「地蔵」と呼ばれるようになったのです。

大地のように広い心をもって、人々に手を差し伸べるお地蔵さまにぴったりの由来ですね。

お地蔵さんがある場所の意味は?

道路や山奥にひっそりとお地蔵さんがおかれていると、「この場所はいわくつきなのでは?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか?

たしかに中には事故や災害、自殺などが多発した地域には、鎮魂のために置かれている場合もあります

またお地蔵さまは子どもを守る菩薩さまであるため、置かれている場所が過去に子どもが亡くなった現場である可能性も考えられます。

ですが供養のためのものばかりでなく、中には旅の安全や土地の豊作を祈願するために置かれているものも多くあるようですよ。

場所や土地の歴史によって、置かれている意味が異なるんですね。

お地蔵さんがついている人は?

人々を苦しみから救い、災いから守ってくれるお地蔵さん。

そのため、お地蔵さんと同じような「慈悲の心を持つ人」や「弱い者を守れる人」の傍についていると考えられます。

またお地蔵さんは子供を守護する仏様としても有名ですので、赤ちゃんや幼いこどもの近くに寄り添い守っていてくれそうですね。

救いの手を差し伸べられる人についてくれるのかもしれませんね。

お地蔵さんのよだれかけの意味は?

お地蔵さんに付けられている赤いよだれかけや頭巾。

これはお地蔵さんが「子どもを守る神様」であるため、子どもの健やかな成長を祈願する意味で奉納されるようになったと伝えられています。

またよだれかけや頭巾が赤い理由は、古来より赤色は魔よけの効果があるとされていたからだと言われていますよ。

子どもを守る菩薩さまだからこその奉納品だったんですね。

お地蔵さんの拝み方は?

お地蔵さんを拝むときの正しいマナーを知っておきたいという方のために、拝む際のマナーについて調査しました。

お地蔵さんは他の仏さまに比べて親しみやすいイメージを持つかもしれませんが、きちんと敬意をもって拝むことが大切です。

気持ちよく参拝するためにも、事前にマナーを身に付けておくといいですね。

ここからはお地蔵さんに唱える真言やお供え物について、紹介するので気になる方は要チェックです。

お地蔵さんに唱える言葉は?

お地蔵様からご利益をいただきたい時は、「オン・カカカ・ビサンマエイ・ソワカ」という真言を唱えるとよいとされています。

この言葉は「お地蔵さまに出会えたことを喜び、感謝します」という意味合いの言葉で、唱えることで願いが届きやすくなると言われていますよ。

拝み方は宗派によって異なる場合がありますが、ほとんどの場合はこの真言で大丈夫ですよ。

お地蔵さんのお供え物は?

お地蔵さまにお供え物をする場合は、とげがない生花・お菓子・果物・お餅などが良いとされています。

子どもを守る神様であるため、子どもが喜ぶお菓子やジュースを備えてあげるのもいいかもしれませんね。

基本的なお供え物のマナーを守って、用意しましょう。

お地蔵さんは写真を撮ってもいい?

穏やかな表情と赤いよだれかけが可愛らしいお地蔵さん。

拝んだついでに写真に収めておきたいという方もいるかもしれませんね。

しかし中には大事故や災害で亡くなった方の供養のために置かれていることも少なくはありません。

そのため写真を撮りたい場合は、お地蔵さんが置かれた意味をきちんと調べ、拝んだ後にするのが重要です。

お地蔵さんが置かれた目的を知ったうえで判断することが大切ですね。撮影の際は周囲の方への配慮も忘れないようにしましょう。

まとめ

多くの人々を苦難から守り、救いの手を差し伸べてくださるお地蔵さん。

「お地蔵さんには手を合わせない方がいい」との噂もありましたが、置かれた目的や管理されているかを確認すれば大丈夫であることがわかりましたね。

お地蔵さんの中には、厄払いや子宝祈願などの運気上昇を助けてくれるものもあります。

お地蔵さんを見かけた際は、管理状態や置かれた目的を確認した上で、拝んでみてはいかがでしょうか?

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