入籍の記念や、親族・友人に感謝を伝える場として挙げることの多い結婚式。
しかし最近では、結婚式のメリットが分からず、「やりたくない」と感じる人が増えています。
その背景には、友達がいない・めんどくさいなどの理由や、「結婚式をやらなきゃよかった」と後悔する声がデメリットとなっていることが関係しているようです。
そこで、今回は結婚式のデメリットに感じやすい、後悔した点や、結婚式をやりたくない理由についてまとめました。
▼この記事に書いてあること
結婚式をやってよかった人の声もまとめましたので、結婚式のメリット・デメリットがわかる内容になっていますよ。
結婚式をやらなきゃよかった!後悔・失敗の口コミまとめ
「ゼクシィ結婚トレンド調査2022」で披露宴・ウェディングパーティーの満足度を調査した結果、「満足」と回答した人は全体の96.3%でした。
その一方、「不満」と回答したのは1.2%で、大多数は結婚式に対する満足度が高いと分かります。
とはいえ、少数ではあるものの結婚式に対して不満を感じたまま終えた人がいることも事実です。
そこで、ここでは結婚式をやらなきゃよかったと後悔した人の意見、結婚式をやらなくてよかったと感じた人の意見をそれぞれ見ていきましょう。
結婚式をやって後悔・失敗した人
結婚式を挙げたことへの後悔や失敗として、特に挙げられる意見がこちらです。
- 結婚式費用が高い
- 結婚式準備の労力
- 式当日に起きた予想外のトラブル
- 会場や担当プランナーへの不満
- パートナーと揉めることが増えた
不満の要因としては、主に結婚式の準備や費用面でパートナーと揉めたこと、当日のトラブルや担当プランナーとの相性などがあるようです。
ここまで最低最悪の式だったって言ってる人他にいるのかな…。天気も雨だったし、内容も予定通りに行かないことが多くて気に入らなかったし、なんでこうなっちゃうんだろう? やらなきゃ良かった。結婚式なんて本当にやらなきゃよかった。 引用元:Twitter-@pelen14
うち、一応やったけど、旦那に今でも「あんな無駄なものやらなきゃよかった。金が勿体無い。」って言われてます。こんなに言われるなら、結婚式挙げなきゃよかった。
引用元:Twitter-@ri_ka_616
結婚式は決して安い買い物ではないので、小さなことでも心残りがあると後悔や失敗を感じやすいのかもしれませんね。
結婚式をやらなくてよかったと感じた人
続いて、結婚式をやらなくてよかったと感じた人の意見も見ていきましょう。
- 結婚式分の費用を好きなことに使えた・貯金できた
- 結婚式準備のストレスがない
- 友人にご祝儀などの負担をかけずに済んだ
- 招待客などの人間関係に悩まずに済んだ
もともと結婚式への興味・関心が低いパターンが多く、結婚式の費用を好きなことへ使う・貯められる、ゲストへ負担をかけずに済むという意見が多く見受けられます。
結婚式はやらなくて本当によかったと思う。 当時は寂しい気持ちがなかったと言えば嘘になる。 でも今考えると結婚式にそのお金は出せない。 やらなくても何も言わない親でよかった。 引用元:Twitter-@hatehatettt
自分がドレス着たくない、目立ちたくない、金使いたくないというのももちろんあったけど、わざわざ友達呼びつけた上に高い金払わすのヤだったから結婚式やらなかった。やりたくなかった。やらなくてよかった。
引用元:Twitter-@choccho0223tr
コロナ禍を経て、価値観が変化した人も多く、結婚式以外で2人の時間を充実させることに価値を見出しているようです。
結婚式の二次会をやらなきゃよかった口コミ
結婚式の二次会は、招待しきれなかったゲストを呼べることや、友人や同僚を中心とした気楽に楽しめる時間と思い出作りにピッタリです。
しかし、その分の準備や費用がかさんでしまうデメリットも持ち合わせているため、悩む人も多いところ。
二次会をおこなった人が後悔した理由としては、どのようなものがあるのでしょうか。
- 準備が大変
- スケジュールがタイトでバタバタだった
- 披露宴から参加しているゲストへ負担をかけてしまった
- ドタキャンにより、自己負担が増えた
二次会は、幹事を立てて準備を任せる人が大半ですが、当日のスケジュールがタイトで余韻に浸る間もなく終わったことや、予算面の負担が大きいことを理由に挙げています。
結婚式の披露宴だけは二度とやりたくない。たまに思い出すだけで冷や汗をかく。二次会はやらなきゃよかった。陰キャには合わない。
引用元:Twitter-@topgunmaniac
なんで結婚式って二次会やらなきゃいけないの?私は二次会やったけど、やらなくてもよかったなーと思ってる。結婚式出てからの二次会は負担増で友人に申し訳ないと今になって思ってる。 引用元:Twitter-@tm2014828
結婚式の二次会については、こちらの記事でも詳しくまとめているので、併せて参考にしてくださいね。
⇒結婚式の二次会ってどんな感じ?やらなきゃよかった?会費相場も
結婚式をやりたくない人の理由とは?
近年は、入籍後も結婚式を挙げない「ナシ婚」と呼ばれる選択肢を選ぶ人が増えてきています。
「ナシ婚」を選択する人や、結婚式への興味・関心が低い人の理由として代表的なものをまとめました。
ここに挙げられた理由には、結婚式のデメリットが多く関連しているようですね。
①友達・呼ぶ人がいない
結婚式を挙げるうえで、招待客については頭を悩ませる人も多いところ。
もともと結婚式への興味・関心も低いことに加え、友人や呼ぶ人が少ないと、招待客を考えることが、結婚式を挙げたくない理由へと繋がるようですね。
結婚式とかほんとあげたくない。呼ぶ友達いないから無理。写真とっておしまいで十分。
引用元:Twitter-@fish1212me
人前で自分をお披露目するのとか無理すぎる結婚式とか絶対したくないし呼ぶ友達いない
引用元:Twitter-@6zOq4
新郎新婦で招待客の割合に差が開き、一方は呼ぶ人がいない場合など、両者の招待客のバランスが悪いことを理由とした人もいました。
②準備がめんどくさい
式場見学や打ち合わせ、衣装合わせや会場装飾など、結婚式には多少なりとも準備が付き物です。
しかし、「結婚式=準備が大変」というイメージや、実際に大変だったという意見から、準備がめんどくさいと感じてしまう人も。
私、あんまり結婚式やりたくない…。 準備大変そうだし、そのお金で旅行にたくさん行きたい笑 引用元:Twitter-@milk_chan_0322
仕事などと並行して、結婚式に関わる準備を進めることにストレスを感じる人も多く、結婚式が負担になるようです。
③お金の無駄
結婚式を挙げるうえで、切っても切り離せない問題が「結婚式費用」です。
数十万~数百万というお金が関わるため、金額に見合ったメリットがあるかをシビアに判断してしまうのかもしれません。
彼が今年結婚式するか的なこと言っていた。式やりたくないよ〜お金の無駄だよ〜。目立ちたくないよ〜。 引用元:Twitter-@FbasdH62A9L5Fq7
結婚式やりたくないな〜結婚式やるお金あったら他にどれだけのことができるか
引用元:Twitter-@monster1579
メリットや価値を感じられないと、結婚式よりも自分たちの好きなことへ使う方が充実度が高いと感じてしまいますよね。
④結婚式をやる意味がわからない
結婚式への興味・関心が低い人の中でも共通するのが、「結婚式をやる意味がわからない」という理由です。
友達がいない、お金の無駄など、どの理由にも、そのベースには「結婚式をやる意味=メリット」がわからないという考え方が多く見られます。
私は結婚式でお金を使ってまで何を披露したいのか意味がわからないので、結婚するとなっても結婚式はしません。 引用元:Twitter-@marsarolian
結婚式をする・しないで悩んでいるのであれば、2人にとって結婚式のメリットが何かを明確にすることは、良い判断材料になりそうです。
⑤疲れるから嫌
結婚式までの準備や当日も含め、体力的・精神的に疲労を感じてまで結婚式を挙げるメリットがないと考える人もいます。
大勢を招いてワイワイなんてやりたくない。いろんな衣装着させられて着せ替え人形みたいになるのも嫌。そんな疲れる事したくない。
引用元:Twitter-@TusHermana
いずれの理由にしても、基本的に結婚式への興味・関心が低いため、結婚式のデメリットが目につきやすいようですね。
結婚式をやってよかった人の口コミは?
ここまで、結婚式をやりたくない人の理由を見てきましたが、結婚式をやってよかったと感じた理由も気になりますよね。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2022」において、結婚式を挙げた理由として最も多い回答は「親・親族に感謝の気持ちを伝えるため」でした。
また、「(親は)結婚式をすることを望んでいたと思う」や「結婚式は列席者に感謝の気持ちを伝える場だ」という質問に対し、「そう思う」と回答したのはどちらも9割台でした。
この結果から、2人の希望以外にも、親族や周りへの感謝の気持ちが結婚式の実施を決断する理由になった人が多いと分かります。
先日結婚式終わった。家族も友達もすごく喜んでて、私のことでこんなに喜んでくれるんだなってちょっと不思議だった。絶対結婚式したいと思ってたわけではないけど、あれだけ喜んでくれるならやってよかったなと思った。
引用元:Twitter-@ssmekjmgjt
コロナだから〜とか お金かかるし〜っていろんな悩みがあってできなかったけど、 やっぱりやってよかった〜!! 人生で一番泣いて一番笑った日でした! 引用元:Twitter-@konyantarou_
身内だけの小さな結婚式だったけど良い日を過ごすことができました。 挙式に反対だった旦那が式が終わってから、親孝行になったと思うしやっぱりやってよかったわって言ってくれたのは本当に嬉しかったな。
引用元:Twitter-@ma14571429
結婚式の準備や金銭面のネックを感じつつも、「やってよかった」という考え方に変わったきっかけは、当日の親族・友人の反応だったようです。
結婚式をやってよかったと感じた人は、必ずしも結婚式を前向きに考えていた人ばかりではないんですね。
まとめ《結婚式のメリット&デメリット》
ここまで、結婚式のデメリットに感じやすい、やらなきゃよかったと後悔した点や、結婚式をやりたくない理由についてまとめました。
▼結婚式のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・周りの人への感謝を伝えられる ・親族や友人が集まるきっかけになる ・2人にとっての思い出・記念になる ・けじめをつけられる |
・結婚式の費用がかかる ・準備や労力がかかる ・パートナーと揉めてしまう ・招待客に負担をかける |
結婚式は時間や費用がかかるというデメリットはあるものの、そこに見合うだけのメリットを得られるのも事実です。
人数や形式にとらわれず、これまでの感謝を伝える場として結婚式を考えると、メリットが分かりやすいかもしれませんね。
「やらなきゃよかった」と後悔することのないように、2人にとっての結婚式を挙げるメリット・デメリットを考えてみましょう。
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