結婚式の参列者を思わず笑顔にしてしまう「リングガール」がとっても人気です。
でもリングガールに適切な服装や髪型のマナー、登場の演出はどんなものが素敵かなど、何かと悩むことがありますよね。
▼この記事でわかること
小さい子どもが頑張る姿で会場をほっこりさせるリングガールを成功させるために、準備から体験談、御礼までしっかり解説していきます。
リングガールとは?
リングガールとは、結婚式の「指輪の交換」を控えている新郎新婦の元に、二人の大切な結婚指輪を届ける女の子のことを指します。(男の子の場合は「リングボーイ」)
指輪をリングピローに収め、バージンロードを歩いて新郎新婦の元に頑張って向かう姿を応援したり、思わず笑みがこぼれる温かい演出が人気です。
▼リングガールは誰から選ぶ?
- 新郎新婦いずれかの近親者(親戚)の子ども
- 特別親しい友人の子
- 新郎新婦の子ども(ファミリー婚の場合)
リングガールの年齢は何歳が良い?
リングガールで一般的な年ごろは4~10歳くらいで、指輪を落としたり無くしたりする心配がなく、バージンロードを一人で歩ける位の子どもがベストです。
年頃はあくまで目安であって、絶対のルールではありません。もっと幼い子でも、親御さんがサポートをしながらリングガールを頑張るパターンもありすよ!
リングガールのドレス!衣装のマナーは?
リングガールの服装は「正装」がマナーで、白や淡いカラーのフワリとした「ワンピースドレス」がおすすめです。
▼リングガールにピッタリな服装
カラー | 白・淡い色(ピンク・ブルー・イエローなど) ※派手すぎな色や柄はNG |
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デザイン | ・レースやチュールを使ったもの ・Aラインなど、ボリュームがあるもの ・花嫁とお揃いのドレス ・膝~ミドル丈のスカート ・歩きやすく動きやすいもの |
小物 | ・ヘアアクセサリー ・花冠 ・天使の羽の飾り …など |
結婚式のゲストが「白のドレスを着るのはマナー違反」という話が有名ですが、リングガールに関しては問題ありません。ただし、あくまでも主役は新郎新婦なので、黒などの浮いてしまう色や派手な柄のワンピースは控えておきましょう。
髪型は髪飾りや花冠もおすすめ
かわいいドレスを選んだら、衣装に合う髪飾り選びと普段とは違うヘアスタイルを計画してみましょう。
お花・リボンモチーフなど、ドレスにマッチするやわらかい色合いとデザインのものがおすすめです。
長時間つけていてもズレたり痛くならないもの、ワンピースと同様で派手すぎないものを選びましょう。
ガーデンウェディングなどの挙式のテーマによっては、花冠も可愛らしくて素敵です。ウェディングドレス・リングガール本人のドレス・会場や挙式のテーマに合わせた小物選びを心掛けましょう。
リングガールへのお礼はどうする?
リングガールの大役を務めてくれたお子さんには、お礼として1,000~3,000円程度の予算でギフトを渡しましょう。
▼お礼の例
- お菓子
- 絵本
- ぬいぐるみ
- ぬりえ
- 披露宴中に遊べるおもちゃ
- 衣装代を負担する…など
リングガールのお礼には金銭ではなく、気持ち程度の贈り物を用意するのがベターです。
ギフトにはリングガール本人が喜ぶものをチョイスしますが、わからない場合は親御さんに確認と相談をしましょう。
ギフトの内容はリングガールの年齢によって異なってきます。どんな年齢でも失敗が少ない「お菓子」も、好き嫌いやアレルギーの心配があるので確認した方が安心です。
リングガールの演出アイデア《3選》
一生懸命がんばる姿が可愛らしい「リングガール」が登場する挙式を、より感動的でほっこりする演出にするアイデアをご紹介していきます。
▼リングガールの演出アイデア
①かごタイプのリングピローを準備する
小さなお子さんが結婚指輪を運びやすいようにしたいときは、かごタイプのリングピローを使うことがおすすめです。
- 幼い子でも指輪を運びやすいので、万が一の紛失の心配も少ない
- 衣装に合わせたデザインを選んだり、コーディネートも楽しめて可愛い
- DIYでオリジナルピローが作りやすい
かごタイプのリングピローは取っ手もあるので、小さなお子さんでも持ちやすくて安心です。お花やリボンを使ってドレスに合ったものを作ったり、リーズナブルな価格で通販で買うこともできますよ!
②台車や車・歩行器で登場する
おもちゃの乗り物を使って登場すると、その可愛さに思わず参列者も笑顔になること間違いありません。
一人歩きすることが難しい幼い子がデコレーションした歩行器を使ってバージンロードを歩く演出も、場を和ませてくれます。
子どもが乗れるラジコンタイプの車は「緊張して歩いてくれない!」というハプニングを防ぐことができますよ。インパクトもあるので、演出とサプライズに効果的ですね。
③ペットや兄弟と一緒に登場する
歳が近い兄弟と手を取り合って登場したり、愛犬と並んで指輪を運ぶ姿も微笑ましくて素敵な演出です。
お揃いの衣装や小物で揃えると、とっても可愛いくておすすめです。
また、身近な存在が近くにいることによってリングガールの緊張を軽減してくれる効果も見込めるため、「一人だとちょっと不安…」という子にも頼みやすくなります。
リングガールで失敗?実際の体験談も
大勢の前を一人で歩くとなると、幼い子どもはどうしても緊張をしてしまいます。
練習で花丸満点な姿を見せてくれても、いざ本番になると驚いて泣いてしまうということも少なくはありません。
そんな「もしもの失敗」が起こっても、笑わずに優しく見守ってあげましょう。
幼い子どもが緊張してしまうことはゲストの皆さんも理解してくれています。アシストの方法をしっかり決めておく必要はありますが、過度な心配はしなくても大丈夫ですよ。
義妹の結婚式に来てるんだがとてもよい式でした長女がリングガールという大役を任されてヒヤヒヤしたけど上手にやりきって一安心。心のなかで滝泣みんなにかわいいって言ってもらえて本人も大満足 式、披露宴ととてもお利口にできた娘2人エライ!!! 引用元:Twitter@mmxjwff
ご招待にあずかりました結婚式が終わりました。 我が娘、緊張してましたが本番は肝っ玉が座っており、上手にベールガール&リングガールの二役をこなしてくれました。 娘「緊張したけど楽しかったよ(๓ŏㅂŏ๓)イェーイ☆」 ・・・かえって見守ってた親の方が緊張したかもしれませんねε-(´▽`) ホッ。 引用元:Twitter@debaser1976
そしてもうぐっすり寝ちゃったけど りのが新郎新婦の子供の琥珀ちゃん とリングガールを しっかり、りのが琥珀ちゃんと 手を繋いでパパママの所に 連れて行ってあげれてました いつの間にかお姉ちゃんに なったんだな、もう赤ちゃん じゃないんだなって裏で見送った 私も少し涙が 頑張ったね 引用元:Twitter@cb_saori
リングガールで迷惑をかけてしまわないための対策は?
不安がいっぱいなお子さんに「失敗しないでね!」とプレッシャーをかけるのは厳禁です。
優しく「あなたなら出来るよ」と背中を押す言葉をかけて送り出してあげましょう。
また、幼い子にとって、お父さんやお母さんがどこに居るのかわからなくなるのは非常に不安を感じるので、姿が見える位置で応援することがおすすめです。
▼迷惑をかけない対処法
- リハーサルで自信をつけておく
- ご褒美を用意しておく
- 本番中、視界に入る場所で親御さんが応援する
- 指輪を落とさないようなピローを用意しておく
- 親御さんも一緒に歩いてあげる
まとめ
ここまでリングガールに関するマナーや演出のアイデアをご紹介しました。
▼まとめ
- 「リングガール」とは、結婚式で新郎新婦に結婚指輪を届ける女の子のこと
- 正装がマナーで、白や淡い色合いのドレスワンピースが適切
- リングガールを務めてくれたお礼には、1,000~3,000円程度で本人が喜ぶものを贈る
- 式の進行に迷惑をかけないように、アシスト方法を決めておく
小さな女の子が可愛らしいドレスを着て、頑張ってリングを運ぶ姿は思わず応援したくなりますよね。
参加する子どもたちも笑顔で楽しめる工夫をして、会場全体が幸せで包まれるような素敵な演出に仕上げましょう。
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