一度にごっそり角栓が取れて、手軽にケアできる毛穴パック。しかし、刺激が強いイメージのせいか「毛穴パックは良くない」という噂を耳にする方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、毛穴パックのメリット・デメリットやアフターケアについて紹介します。
▼この記事に書いてあること
毛穴パックを使おうか迷っている方や、今すでに毛穴パックを使用しつつも不安を感じている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
毛穴パックが良くないのは嘘?メリットデメリット
毛穴パックのメリット・デメリットを調べてみました。
毛穴の詰まりをスッキリさせてくれる毛穴パックですが、一気に角栓をオフできるぶん、刺激が強く肌へのダメージがあるのは確かです。
ただ、毛穴パック自体が良くないのではなく、大切なのは毛穴パックの使い方。正しく使えば黒ずんだ毛穴の汚れをキレイに取り除けますが、使い方を間違えると毛穴ケアどころか、かえって角栓やニキビを増やしてしまう場合があります。
毛穴パックによって得られるメリットとデメリットについて、詳しく見ていきましょう。
毛穴パックがだめな理由やデメリット
毛穴パックがだめだと言われる理由やデメリットはこちら。
- 毛穴パックは肌に良くない?
- 角栓が取れない人もいる?
- 毛穴がぽっかり開く?
これらのデメリットは本当なのか、一つずつ詳しく解説していきます。
毛穴パックは肌に良くない?
毛穴パックを使用すると、角質や皮脂がはがれて肌が乾燥しやすくなるため肌へのダメージにつながります。肌が乾燥すると皮脂が過剰に分泌されるようになり、余計に角栓が増えてしまう可能性があるのです。
また、粘着質なシート状の毛穴パックの場合、カピカピに乾いてる状態でムリにはがすのも肌を傷つける原因になります。毛穴パックをはがす時は、乾かしすぎたり強い刺激を与えたりするのは避けましょう。
シートをはがす時、健康な角質細胞も一緒に取り除いてしまうというデメリットもあります。毛穴パックのやりすぎには注意してくださいね。
角栓が取れない人もいる?
毛穴パックをしたのに角栓が取れないと感じる場合、2つの理由が考えられます。
1つ目は、角栓や皮脂の詰まりが毛穴の奥にあり、毛穴パックでは取りきれないパターンです。定期的に毛穴汚れのケアをしないと、古い角質や皮脂が混ざり硬くなって残ってしまいます。硬くなった状態で毛穴の奥にある角栓は、一度のケアで取り除くのは難しいでしょう。
2つ目は、毛穴パックではケアできない毛穴タイプだったパターンです。よくある毛穴悩みのタイプはこちら。
毛穴のタイプ | ||
---|---|---|
黒ずみ毛穴 | 皮脂や汚れが詰まってできる。 酸化して黒ずんで見える。 |
|
たるみ毛穴 | 加齢によって起きる。本来丸い毛穴が 楕円形のようにたるんでしまう。 |
|
ひらき毛穴 | 乾燥が原因。毛穴がぱっくりと 大きく開いている。 |
毛穴パックでケアできるのは黒ずみ毛穴だけ。加齢や乾燥が原因のたるみ毛穴やひらき毛穴は、毛穴パックの効果が得られません。自分がどのタイプなのか、確認してみましょう。
毛穴がぽっかり開く?
毛穴パックをすると、毛穴がぽっかり開いてしまったように感じる方もいるかもしれません。しかし、実は毛穴パックで毛穴が大きく広がる可能性は低いと言われています。
角栓の詰まりがなくなると毛穴が開いたように見えますが、毛穴は元の大きさに戻ります。毛穴パックを繰り返し続けていけば、頑固な角栓も徐々になくなり、毛穴の広がりを防げるでしょう。
ただし、毛穴パックは肌への刺激が強いため、頻繁に使用したり乾燥した状態で引きはがしたりしないようにしてくださいね。
毛穴パックで角栓を取るメリット
毛穴パックはデメリットばかりではありません。毛穴パックのメリットはこちら。
- ごっそり角栓除去できる
- 爽快感が気持ちいい
詳しく見てみましょう。
ごっそり角栓除去できる
毛穴パックの大きなメリットとして、ごっそり角栓除去できることが挙げられます。毛穴パックなら、洗顔では取れないような詰まった角栓を一気に取り除けますよ。
また、短い時間で広い範囲の角栓をオフできるのもポイントです。毛穴パックは、シートを貼った全面の毛穴に一気にアプローチできます。すぐに角栓を除去したい方にはお勧めでしょう。
1回で取りきれなかったとしても、繰り返し毛穴パックを行えばしつこい角栓も取り除けるでしょう。
爽快感が気持ちいい
角栓が取れる爽快感を感じやすいのも、毛穴パックのメリットです。取れた角栓が目に見えるため、角栓が除去できたことを実感できるでしょう。
ただ、角栓が取れる快感がクセになりやすいため、やりすぎには注意してくださいね。
角栓はなぜできるの?
そもそも角栓はなぜできるのでしょうか。主に3つの原因があると考えられています。
1つ目は、ターンオーバーの乱れです。本来、角質は約4週間かけて新しいものに生まれ変わっています。不規則な生活やストレスなどが原因となりターンオーバーが乱れると、排出されるべき古い角質が残り続け、角栓になって毛穴を詰まらせてしまいます。
2つ目は、メイクの落とし残しです。メイクをしっかり落としきれていないと、メイクの油分が古い角質と混ざり角栓の原因となります。
3つ目は、皮脂の過剰分泌です。本来、皮脂は外からの刺激から肌を守る重要な役割をしています。しかし、ホルモンバランスが乱れたり、肌が乾燥したりすると、過剰に皮脂が分泌されてしまい毛穴が詰まりやすくなるのです。
毛穴パックで角栓を除去するのも大切ですが、まずは毛穴を詰まらせないような生活習慣や日々のスキンケアが重要ですよ。
毛穴パックでごっそり取る方法
毛穴パックでごっそり角栓を取るポイントとして、ホットタオルを活用する方法があります。毛穴パックを使用する前に、蒸しタオルを用意して肌を温めましょう。
温めた部分の毛穴が開き、角栓が浮き上がって取れやすい状態になります。蒸しタオルはお湯で温めたものでもいいですし、電子レンジで500〜600Wで30秒ほど温めることでも作れるので簡単です。スチーマーを当てたり、お風呂に浸かったりしてからの使用もおすすめですよ。
毛穴パックの前に洗顔をする、毛穴パックを隙間なくしっかり貼るのも、ごっそり角栓を取るのに効果的です。
角栓ケアは毎日できる?頻度は?
毛穴パックによる角栓ケアは、どれくらいの頻度で行えばいいのでしょうか。一気にごっそり角栓を取り除くことができ、肌への刺激が強い毛穴パックは、毎日行うのはNGです。
なるべく週に1回程度の頻度におさえ、角栓が気になる時だけにしましょう。
角栓大きいのが取れた!毛穴パック後のアフターケア
毛穴パックを行うと、大きい角栓が取れることもあるでしょう。そんな時は、角栓を取って終わりではなくアフターケアが重要です。
大きな角栓を除去した後のケアを怠ってしまうと、毛穴が広がってしまったり、余計に角栓が増えてしまう可能性も。
毛穴パックをした後は、必ず化粧水や乳液、美容液などでしっかり保湿しましょう。コットンやフェイスマスクでパックを使用して、いつもよりも丁寧にスキンケアしてくださいね。
アフターケアには収れん化粧水を選ぶのもおすすめです。毛穴の引き締め効果が期待できますよ。
まとめ
今回は、毛穴パックのメリット・デメリットやごっそり角栓を取る方法について紹介しました。
- 毛穴パックは肌への刺激が強く乾燥しやすくなるが、一気に角栓をオフできる
- 毛穴パック後のスキンケアが大切
- ホットタオルなどで肌を温めると、より毛穴パックの効果を高められる
毛穴パックは頻繁に使用したり強い力ではがしたりすると肌トラブルにつながる可能性がありますが、正しく使えば頑固な角栓もスッキリ取り除ける優れものです。
黒ずみ毛穴にお悩みの方は、ぜひこの記事を参考にして毛穴ケアに取り入れてみてくださいね。
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