お金を借りたいけど、銀行カードローンや消費者金融からは借りられず「誰でもお金貸します」という投稿を見て、気になっていませんか？
面識のない相手同士で行うお金の貸し借りは、犯罪に巻き込まれたり、詐欺にあったりと大きな危険をともないます。
この記事では、近年問題視されている「誰でもお金貸します」の実態やリスクについて解説します。
お金を借りられず困っている方でも、借りられる可能性がある手段についても解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
誰でもお金貸します・100万円貸しますは本当？
近年、SNSやネット掲示板に書き込まれた「誰でもお金貸します」「100万円貸します」との投稿により、実際にお金を借りた方が多数います。
こうした個人でのお金の貸し借りを個人間融資と呼び、お金を貸したい人と借りたい人がネット上の書き込みで繋がり、連絡を取り合うことで融資が行われているようです。
しかし、誰でも自由に書き込めるSNSやネット掲示板は、名前や顔など貸し主の情報がわからない場合が多く「詐欺にあった」「違法業者だった」と犯罪に巻き込まれるケースも少なくありません。
ネット上でお金の貸し借りは実際に行われていますが、被害にあった声も急増しており、金融庁からも注意喚起が出されるほど問題視されているのが現状です。
誰か10万円貸してください！掲示板・個人でお金貸しますは危険
SNSやネット掲示板では「個人でお金を貸します」「誰か10万円貸してください」といった書き込みが多くみられてます。
これらは、面識のない個人同士でお金の貸し借りをする「個人間融資」です。
個人でのやり取りとなるため、消費者金融よりも審査がなく借りやすそうにも見えますが、個人間融資は非常に危険なため利用するのは絶対にやめましょう。
面識のない人に個人でお金を貸す場合、犯罪を企んでいる可能性も高く、個人間融資のほとんどが貸付業の登録をしていない違法業者のヤミ金です。
個人間融資では、法律に則った貸付が行われず「高金利が設定されていた」「詐欺に合った」などさまざまなリスクがあります。
困って個人融資で依頼したのに先払い多くて更に窮地に追い込まれてる。先払い詐欺とかマジでやめて欲しい。返金依頼してるのに翌日確認してからとか翌日対応しますとか。融資額より低い額なんだから、直ぐに対応できるでしょうよ。引用元：Twitter-@kaori_07_07
個人間融資で起こりやすいのは振り込め詐欺です。
お金を借りる前に保証金として先払いでお金を振り込ませ、その後連絡が取れなくなる被害が相次いで報告されています。
返済ができなくなるだけでなく、犯罪に巻き込まれる可能性の高い個人間融資は利用しないようにしましょう。
個人間融資のリスクや危険性については後述のヤミ金・個人間融資で詳しく触れています。
5万円貸してくださいならアリ？
個人間融資は、5万円と少額融資でも返せなくなるため、利用するのはやめましょう。
「5万円ならすぐに返せるから大丈夫」と思ってしまいそうですが、個人間融資は法外な高金利が設定されている場合がほとんどです。
個人間融資でよく使われる金利は次のようなパターンがあります。
- 10日で利息1割（金利：365%）
- 10日で利息3割（金利：1,095%）
- 10日で利息5割（金利：1,825%）
貸付を行う際は、貸付業法により最大で年20%の金利が定められていますが、個人間融資は法外な金利を設定し、利息がどんどん膨れあがってしまうのです。
例えば、10日で5割の利息が付く個人間融資5万円を借りた場合、10日後に7万5千円の返済が必要になります。
さらに、元金だけでなく未返済の利息にまで利息が発生する複利で計算するため、とても速いスピードで利息が膨れ上がってしまい返済できなくなるでしょう。
返済が滞ると、厳しい取り立てに合う可能性もあります。少額でも個人間融資からは借りないようにしてくださいね。
お金借りられない人の最終手段3選
銀行カードローンや少額融資アプリの審査に落ちてしまい「お金が借りられない」と悩まれていませんか。
審査に落ちてしまった方でも、お金を借りられる手段があります。
まずは、自分にあった消費者金融へ相談してみましょう。
①大手消費者金融
大手消費者金融は「アコム」「プロミス」など、金融庁に登録している貸付業者です。
銀行カードローン・少額融資アプリと比べると審査が早く、最短30分で融資を受けられるため、すぐにお金を借りたい方に向いています。
コンピューターによる自動審査が行われるため、申し込みブラック・ブラック・超ブラックの場合は仮審査に通りません。
他社での借入が少なく、収入が安定している方などは審査に通る可能性が高くなるでしょう。
大手消費者金融を利用するメリットは次のとおりです。
- 知名度が高く、利用者も多いため安心感がある
- 保証人をつけずに借りられる
- 即日融資が受けられる
- 無利息期間がある
- 振り込み対応ができる
- スマホアプリ内で借入ができる
上記のように大手消費者金融では、さまざまなサービスが充実しています。
年収200万円以上であれば、正社員だけでなくパート・アルバイト雇用の方でも借りられる可能性がありますよ。
②中小消費者金融（街金・サラ金）
中小消費者金融は「セントラル」「いつも」など大手消費者金融と比べると規模が小さい貸付業者です。
独自の審査基準で人為的な審査が行われているため、大手消費者金融では借りられなかった方でも借りられる可能性があります。
中小消費者金融を利用するメリットは以下の通りです。
- 独自の審査基準があるため、審査が柔軟
- 大手消費者金融で借りられない方も相談できる
最近は、中小消費者金融でも大手消費者金融と同じようなサービスが受けられるところもあります。
大手消費者金融では借りられなかった申し込みブラック・ブラックの方でも借りられる可能性がありますよ。
③ヤミ金・個人間融資
ヤミ金・個人間融資は、貸付業の登録を行わずにお金を貸している違法業者です。
無職で収入がない方や超ブラック認定されている方など、消費者金融からは借りるのが難しい方でも借りられる可能性があります。
ただし、ヤミ金・個人間融資から借りるのは非常に危険なリスクをともなうため、避けておきましょう。
- 法外な高金利を設定される
- 振り込み詐欺に合う可能性がある
- 個人情報が悪用される
- 厳しい取り立てに合う
- 犯罪に巻き込まれる
以上のように、違法業者であるヤミ金・個人間融資は法律に則った上での貸付が行われていない可能性が高いです。
一度借りてしまうと、莫大な利息により返済ができなくなり、勤務先や早朝・夜間に関わらず自宅への取り立てに合う場合もあります。
また、最近ではネット掲示板やSNSなどで「個人的にお金を貸します」といった投稿も見られますが、実態はヤミ金であることがほとんどです。
お金を借りる際は、相手の貸付業登録番号を確認しておきましょう。確認できない相手との取引は避けたほうがいいですね。
絶対に貸してくれる金融極甘審査ファイナンス！誰でもお金を貸してくれる所は？
絶対にお金を貸してくれる消費者金融はありません。
大手消費者金融や銀行カードローンでは借りられない場合、審査がゆるく誰でもお金を貸してくれるところに頼りたくなるかもしれません。
しかし、金利が高く詐欺も横行するヤミ金・個人間融資は危険なため使わないことが一番です。
大手消費者金融で借りるのが難しい場合、まずは中小消費者金融を検討してみましょう。
絶対に借りられる保証はありませんが、審査基準が異なるため大手消費者金融や銀行カードローンで借りられなかった方でも審査に通る可能性があります。
中小消費者金融でお金を借りやすくするポイントは以下の通りです。
- ダメ元で複数の中小消費者金融に申し込みする
- それぞれは少額融資で希望する
- 申し込み内容の虚偽は厳禁
中小消費者金融でお金を借りる場合、上記3つのポイントをふまえて申し込みましょう。
複数の中小消費者金融に申し込む場合は、2社までにしておくことがおすすめです。
同時に複数申し込んだり、１ヶ月以内の短期間に3社以上申し込むと「申し込みブラック」とみなされ、審査に通りづらくなります。
同時・短期間に複数申し込むと、消費者金融からは返済能力を不安視されます。
申し込む際は少額融資を希望したり、虚偽の申告をしないことも大切です。
申し込み金額が、5〜10万円ほどの少額融資であれば返済が滞る可能性が低くなるため、高額融資よりも審査に通りやすくなります。
また、年収や勤続年数など申し込み内容を虚偽申告すると、審査に通らないだけでなく、利用停止や違法行為として訴えられてしまう可能性もあるでしょう。
お金に困ってしまうと「誰でもお金貸します」との言葉に頼りたくなるかもしれませんが、甘い言葉の裏には危険がともないます。
個人間融資に頼らず、まずは大手や中小消費者金融に相談してみてください。
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