受験や就職に備えて受験する方も多い英検。3級からはスピーキングが試される二次試験があります。
英検3級の二次試験の合格率は90%と言われていますが、いざ受験するとなると不安ですよね。
そこで今回は、英検3級の二次試験で落ちる人の原因を解説します。
原因を知り、しっかりと対策をすればきっと大丈夫。
面接本番でやってはいけない質問まで具体的に紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
英検3級の二次試験で落ちる原因は？やらかした口コミ
英検3級の二次試験について調べてみると、試験本番でやらかしたという口コミが多く見られました。
受験者の声を具体的にまとめると、以下のポイントでやらかしたと感じているようです。
- 緊張してアティチュードが1に
- 寝坊してしまい受験できず
英検3級は試験の合格率が高いものの、試験当日の緊張で本来の力を発揮できない方も少なくない様子。
受験者の口コミをもとに、英検3級の二次試験で落ちる人の特徴を解説していきます。
英検3級の二次試験で落ちる人の特徴は？
面接本番で緊張してうまく回答が出てこず、黙ってしまったという声が見られました。
質問へ回答せずに沈黙すると、減点の対象になります。
英検の二次試験アティチュード1つけられて落ちた 引用元：Twitter-@@K8855_sh
緊張して答えが思いつかない場合は、もう一度質問を聞くなどのアクションを起こしましょう。
また、試験前日に遅くまで勉強していて、当日に寝坊してしまう方もいるようです。
ガチでやらかした 今日英検二次試験 9時15分受付締め切りやのに 09:33 ←起床･･･ 引用元：Twitter-@jgufetfgl9b
夜遅くまで勉強するのは体に悪いですし、何より眠気で当日全力が出せない可能性も。
二次試験の前日は早めに寝るようにしましょう。
英検3級の二次試験でやってはいけないことは？
英検3級の二次試験には、やってはいけないことが3つあります。
できるだけ少ない受験回数で合格するために、以下のNGポイントを押さえておきましょう。
逆に、ポイントを押さえて試験対策をすれば、合格率はグッと高まるはず。
具体的にどうするべきかも併せて説明しますので、ぜひ勉強の参考にしてくださいね。
①質問に答えられずに沈黙してしまう
二次試験の質問で、英語の意味が分からなかったり、緊張して回答に詰まってしまうこともありますよね。
そんな時に大切なのが、決して沈黙しないこと。
沈黙の時間が続いてしまうと、態度と英語力の面でマイナス評価に繋がります。
パッと回答が思いつかないことは誰にでもあり得ることなので、場を凌ぐためのパターンを練習しておきましょう。
- Well, let’s see. (そうですね…)
- Could you say that again? (もう一度言っていただけますか？)
②アティチュードが丁寧すぎ・気を抜きすぎ
二次試験はいわば試験官とのコミュニケーションの場。必要以上に丁寧すぎても相手は困ってしまいます。
適度に笑顔を交えながら、相手の目を見てコミュニケーションを取りましょう。
反対に、あまりにフランクすぎる態度もNGです。猫背になったり、足を組んだりせず、誠意を持って試験に面接に臨みましょう。
英語が苦手な人にとっては、アティチュードは得点獲得の大チャンス。
以下のポイントを意識して面接を受けてみてくださいね。
- 試験官の目を見て笑顔で話す
- 試験管からの質問には必ず返答する
- 足を組まずに、背筋を伸ばす
③難しい英語で無理して話そうとする
得点に繋げるために、難しい英語を使おうとして回答に詰まってしまう方も。
英検3級の面接では、英語でコミュニケーションを取ろうとする気持ちが加点に繋がります。英単語の難しさはそこまで重要視されません。
無理して難しい英語で回答することよりも、自分が自信を持って即座に回答できる言い回しを選択しましょう。
何よりもコミュニケーションを取ろうとする気持ちが大切です。
英検3級の面接の合格率＆落ちる確率は？
英検3級の合格率は、現在英検公式からは公表されていません。
2015年度までは合格率が発表されていましたが、2016年度から新たな判定方式が導入されたため、合格率の発表を行わなくなったようです。
2015年度まで公表されていた合格率はおよそ50%。二次試験の合格率は90%と非常に高い数値です。
一次試験を通過すれば、比較的安心と言えるでしょう。
とは言っても何が起こるかわからないのが実技試験。面接対策は怠らないようにしましょう。
合格ラインの点数は？
英検3級の合格ラインは、英検公式からは公表されていません。
英検は英検CSEスコアという採点方法を使用しており、自己採点で合否が分からないのが特徴。
合否発表を安心して待つためにも、100点を取るつもりで勉強を進めることが大切です。
合否は二次試験の受験から9日後の13:00より、英ナビというサイトで確認できます。
郵送では合否が手元に届くまでに2週間かかるため、オンラインで確認すると良いでしょう。
英検3級の二次試験の対策は？
英語の面接の勉強方法は悩みますよね。
英検3級の二次試験対策を行う上での重要ポイントをまとめました。
英検3級はしっかり対策をすればきっと大丈夫。
合格に向けてポイントをよく確認してみてくださいね。
面接は過去問で練習する｜無料はある？
英検の公式サイトにて、無料の二次試験のサンプル問題が公開されています。
実際の試験でも、サンプル問題同様にイラストに関連する質問が試験官より出題されるので、ぜひ事前にご確認くださいね。
試験のサンプル問題を見て形式を把握しておくことで、本番でも焦らず受け答えができるようになりますよ。
面接の流れをシミュレーションしておく
英検の公式サイトに試験の流れが掲載されているので、よく確認しておきましょう。
また、同サイトにてバーチャル二次試験という試験の流れを擬似体験できるコンテンツが公開されています。
試験の流れをシミュレーションする上でとても有効なので、ぜひ見てみて下さいね。
できるならば、ご家族や友達に練習を付き合ってもらうのも一つの手。
試験の流れは決まっているので、実際に受け答えの練習もしておきましょう。
英検3級の面接で使える表現を覚える
試験の形式はイラストに関連する質問に回答するというもの。
決まった表現を覚えれば、回答は難しくありません。
特に覚えておきたいのが、ものがどこにあるのか、誰が今何をしているのかを示す表現です。
その二つを覚えておけば、ある程度どんな質問が来ても答えれるので、しっかりと覚えておきましょう。
- There is an apple on the table. (テーブルの上にりんごがあります)
- The woman is writing a letter. (女性は手紙を書いています)
英検3級の二次試験でよく出る単語＆フレーズは？
英検3級の二次試験は出題パターンが決まっています。
ここでは、受験者が気になるポイントについてまとめました。
よく出る単語・フレーズを覚えておけば、合格率はかなり上がりますし、何より本番で焦らなくなります。ぜひ覚えましょう。
英検3級の面接でよくある質問は？
英検3級の二次試験でよく聞かれるのが、受験者自身に関する質問です。
以下のような週末の過ごし方や日常生活に関する質問が聞かれるので、答えられるようにしておきましょう。
- What do you usually do on the weekends? (週末はいつも何をしていますか？)
- I usually play the piano on the weekend. (週末にはよくピアノを弾きます)
- What time do you go to bed? (いつも何時に寝ますか？)
- I usually go to bed at 10pm. (いつも10時に寝ます)
とは言え対策が難しい部分でもあるので、身構えずにリラックスしてコミュニケーションを取れると良いですね。
英検3級面接での答え方の例文は？
英検3級の面接で押さえておきたいのが、イラストに関する質問に対する答え方。
回答方法はある程度パターン化できるので、高得点に繋げやすい部分です。
イラストに関する質問では、be going to〜(現在進行形)とThere is/are 〜という表現でほぼ回答できます。
難しい表現は使わなくても得点に繋げられるので、ぜひ覚えておいて下さいね。
まとめ
今回は英検3級二次試験で落ちる人の原因や、やってはいけない質問を解説しました。
- 英検3級二次試験で落ちる人の原因は態度や寝坊にあり
- 英検3級は公式サイトに無料のサンプル問題がある
- 英検3級二次試験には回答パターンがある
英検3級は、過去問を通してパターンを覚えれば決して難しくありません。
お伝えしたポイントを踏まえて勉強を進めてみてくださいね。
今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
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