白髪が目立つから白髪染めをしているけど、白髪染めを繰り返していくと頭皮や髪の毛のダメージが気になったりするから別の方法がないかと悩んでいる人多いと思います。
ヘアカラーとは別にヘアマニキュアで白髪を染める方法があります。
しかしヘアマニキュアを続けるとどうなるのかや美容院での料金相場、ヘアマニキュアをセルフで使う方法などを知りたい人もいるでしょう。
そこで今回はヘアマニキュアについて以下の内容でまとめました。
▼この記事に書いていること
ヘアマニキュアのデメリットや長持ちする方法などヘアマニキュアに関することもまとめましたので、気になる方はチェックしてくださいね。
ヘアマニキュアを続けると!頭皮への影響は?
結論から申し上げますと、ヘアマニキュアを続けると髪へのダメージはあるが、ヘアカラーよりも圧倒的にダメージは少ないです。
ヘアカラーは薬剤の力で髪内部で化学反応を起こして染めるのに対し、ヘアマニキュアは爪のマニキュア同様、染料が髪表面をコーティングして白髪を染めます。
しかしヘアマニキュアにはコーティング剤とエタノールが含まれ、それらの成分が髪にダメージを与える原因になります。
エタノール | 染料を少しでも髪内部に浸透させるために配合されている。 髪表面を傷つけてしまい、手触りが悪くなる。 |
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コーティング剤 | エタノールによる髪のパサつきを抑え、ツヤを与えるために配合されている。 繰り返していくことで髪表面に蓄積され、ごわつきやダメージの原因になる。 |
繰り返しヘアマニキュアで染めるとそれらの影響で髪が傷んでいきますが、ダメージはヘアカラーよりも圧倒的に少ないのが大きな特徴です。
ヘアカラーはアルカリ剤や過酸化水素水などが含まれるためヘアマニキュアよりも傷んでしまいます。
またヘアマニキュアは頭皮や肌に染まりやすく、一度ついてしまうとなかなか取れないため、塗布するときは地肌から数ミリ空けて染めます。
地肌にはつかないため頭皮への影響は少なく、敏感肌の人や過去にヘアカラーでアレルギー反応を起こしてしまった人におすすめです。
白髪染めをやめてヘアマニキュアにした人の口コミ
白髪染めをやめてヘアマニキュアにした人が多くいるようです。
ここでは口コミを紹介しますね。
今日は自分でヘアマニキュアしました。白髪も染まるヘアマニキュアっていうのがあるのです。白髪染めよりも髪が痛まないかしら?と思ってです。…引用元:twitter‐@blackkite0120
かれこれ1年半近く、グレイヘア目指して「無彩色のヘアマニキュア」をしている。 白髪染めやヘアカラーのような刺激臭もないし、色褪せて赤茶けることもなく髪にも頭皮にもマイルド。…引用元:twitter‐@haniura1
上記の口コミのようにヘアカラーだとダメージが気になるからヘアマニキュアに変えたという声が多く見られました。
またヘアカラー特有の匂いがなく染めている時も快適といった口コミも多数ありました。
ヘアカラー・ヘアマニキュアどちらも良し悪しがあります。
ご自身の悩みに対して何を求めているかによって選ぶことがベストでしょう。
ヘアマニキュアとは|メリットまとめ
ヘアマニキュアは酸性染毛料といわれる染毛料で、染料が髪表面をコーティングして白髪を染めます。
ヘアカラーは酸化染毛剤といわれるもので、医薬部外品に登録されています。
ヘアカラーは薬剤の力で髪内部のメラニン色素を脱色し染料を発色をさせて染めるのに対し、ヘアマニキュアは染料が表面をコーティングするだけなのでメラニン色素を脱色させる作用はありません。
ヘアマニキュアで髪を明るくすることはできませんが、明るい髪を暗くする場合と白髪には負担なく染めることができます。
ヘアカラーにもメリット・デメリットがありますが、ヘアマニキュアにももちろんあります。
ヘアマニキュアのメリットは以下の通りです。
これからヘアマニキュアにシフトチェンジしようと思っている人は必見ですよ。
髪や頭皮へのダメージが少ない
ヘアマニキュアの最大の特徴は髪や頭皮へのダメージの少ないことです。
ヘアマニキュアは髪表面をコーティングして染めるので髪への負担が少なく済みます。
またヘアマニキュアは肌や頭皮には染まりやすく一度付くとなかなか取れないため、地肌から数ミリ空けて塗ります。
ヘアマニキュアが直接肌に付くことがなく負担があまりかからないので安心して染めることができます。
髪にツヤ・ハリが出る
またヘアマニキュアは髪表面を染料などでコーティングした状態のため、髪にツヤ・ハリが生まれ手触りが良くなります。
髪が細い、ボリュームが出にくい人におすすめですよ。
ヘアマニキュアは透明のものもあるため、色味は変えたくないけど髪にツヤ・ハリが欲しいという人にもおすすめです。
敏感肌やアレルギーの人でも使える
ヘアカラー剤にはジアミンという成分が含まれていますが、人によってはジアミンによるアレルギーを引き起こすことがあります。
ジアミンによるアレルギー反応には赤いブツブツやかゆみといった軽い症状から、顔全体や上半身に発疹・腫れ・ただれといった重篤な症状が出ることもあり、最悪の場合アナフィラキシーショックが出ることも。
それに対しヘアマニキュアはジアミンが一切含まれていません。
またヘアマニキュアを塗布する際は目の細かいコームを使用し、頭皮に付かないように塗ります。
そのため、敏感肌や過去にヘアカラーでアレルギー反応を起こした人でも施術が可能になります。
ヘアマニキュアは良くない?デメリット・副作用
ヘアマニキュアは髪や頭皮へのダメージが少ないかつ髪にツヤ・ハリを出せるので良いと思う人もいるでしょう。
しかしヘアマニキュアに対してマイナスイメージを持っている人もいるようです。
ヘアマニキュアのデメリットについては以下の通りです。
実際の口コミをもとにデメリットについても解説しましたので、気になる方はチェックしてくださいね。
ヘアマニキュアでパサパサ&痛む?
ヘアマニキュアをしてしばらくすると髪のパサつきや痛みを感じるという口コミが見られました。
久しぶりにコンディショナーしたら髪パサパサなんだけどどうした?ヘアマニキュアと喧嘩でもした?引用元:twitter‐@momokichi_punch
ヘアマニキュアは髪表面をコーティングして染めるため、シャンプーするたびに色落ちします。
さらにヘアマニキュアはコーティング剤が含まれているため、色落ちと同時にコーティング剤もはがれていきます。
そのため手触りがパサパサしたり、髪の痛みを感じてしまいます。
コーティング剤は髪にどんどん蓄積されていき目に見えないかたまりになってしまいます。そのかたまりとコンディショナーに含まれるコーティング剤と反応しより上記の口コミのようにパサつきを感じやすくなります。
セルフは白髪が染まらない?
ヘアマニキュアをセルフで染めると白髪が染まらないという声もありました。
白髪染めヘアマニキュアDAY いやー・・やっぱり○ロー○は駄目だあ 染まらへん疲れただけで終わったわ引用元:twitter‐@purikoadhd
セルフで白髪染めをする場合、根元や生え際・襟足などの細かい部分の白髪を上手く塗れないことがあります。
またヘアマニキュアは肌や頭皮に付くと染まってしまうため、セルフで根元ギリギリまで染めるのは難しいのできれいに染まらないことがあります。
さらに市販のヘアマニキュアは美容室で取り扱っているヘアマニキュアと比べると、発色が劣ることもあります。
ヘアマニキュアはかゆい?白髪が増える?
ヘアマニキュアでかゆみの症状が出たという口コミも見られました。
ヘアマニキュアやめよっかなー。やった後数日、アタマかきかきすると爪黒くなるしかゆいw引用元:twitter‐@abababa_P
口コミを調べるとヘアマニキュアでかゆみが出たという声が結構見られました。
ヘアマニキュアにはアレルギー反応を起こす原因物質は含まれていませんが、人によってはヘアマニキュアでもアレルギー反応を起こすことがあります。
かゆみや痛み、ただれなど皮膚炎の症状が出た場合、ただちに使用をやめ病院で診察してもらいましょう。
さらにヘアマニキュアによって白髪が増えるという口コミに関して調べてみましたが、そのような口コミはありませんでした。
ヘアマニキュアは染料が髪表面にコーティングしているだけなので色落ちがしやすく、シャンプーするたびに色落ちします。
そのため染料が落ちきってしまうと元の白髪が現れ増えたように感じるのでしょう。
白髪が増える主な原因は老化やストレスといわれています。
ヘアマニキュアはすぐ落ちる?
ヘアマニキュアはすぐに落ちるといった声もあるようです。
白髪がすごいから……… 自分でヘアマニキュアしたら、なんか真っ黒になってしもうた……まぁすぐ落ちると思うけど、すごい黒さ!www引用元:twitter‐@tukitoribon
ヘアマニキュアはシャンプーだけでなく、水や汗でも落ちやすいというデメリットがあります。
こればかりはヘアマニキュアの特性として付き合っていくしかないです。
色落ちしやすいためお洋服の襟元が染まってしまうこともあります。特に夏場は注意が必要です。
ヘアマニキュアの美容院の料金相場は?
ヘアマニキュアを美容院で施術する場合、お店によって価格は変わりますが平均で5000~10000円といわれています。
安いところだと2000円からしているところもあるようですね。
ヘアマニキュアを塗布する技術はある程度必要なのでどうしても価格が高めになってしまいます。
次にヘアマニキュアで美容院に通う頻度や持ち・期間について詳しく解説しますね。
美容院に通う頻度|持ち・期間はどのくらい?
ヘアマニキュアの色持ちは約3~4週間といわれています。
そのため美容院に通う頻度は1ヶ月半~2ヶ月が理想的です。
また持ちや期間に関しては白髪の量によって変わりますが、早くて2~3週間といわれています。
持ちはヘアケア次第で変わりますのでしっかりとしましょう。
セルフでヘアマニキュア|使い方・塗り方注意点
ここではセルフでヘアマニキュアを使う方法と塗り方の注意点について解説します。
▼ヘアマニキュアの使い方は以下の通りです。
- 商品付属の手袋をはめて、薬を準備する
薬は使い捨ての容器に出しておくと作業しやすくなります - 使用方法・注意事項をしっかり確認し、乾いた髪に白髪が目立つ部分から塗布する
- 塗布が終わったら所定の時間放置する
放置時間は説明書に書いてある時間を守りましょう - 時間を置いたらシャンプーを2回し、コンディショナーまたはトリートメントをして仕上げる
シャンプー時、必ず手袋をはめたまましましょう - ドライヤーでしっかり乾かして終了
濡れた部分が残っていると、色移りする恐れがあります
塗布の注意点はおでこや頭皮に付かないように注意しましょう。
塗布する前にワセリンなど油分が多いクリームを生え際に塗っておくと、万が一肌についても落としやすくなります。
生え際やこめかみなどの細かい部分はクシで塗るときれいに塗れますよ。
▼セルフでもきれいに染まるコツも解説しました。
ちょっとしたことでクオリティがグンと上がりますのでぜひみてくださいね。
ヘアマニキュアがよく染まる方法!染まらない原因は?
ヘアマニキュアがよく染まる方法は二つあります。
ヘアマニキュアがきれいに染まらない原因は、髪に皮脂やスタイリング剤などの油分が付いていてヘアマニキュアをはじいてしまうからです。
染める前にシャンプーして油分を落とすときれいに染まります。
シャンプーも油分が少ない洗浄力が高いものを選びましょう。
また濡れた髪にヘアマニキュアを塗布すると水分がはじいてしまうので、乾いた状態で塗ると染まりが良くなります。
白髪染めを長持ち&色落ちしにくくする方法
▼ヘアマニキュアを長持ち&色落ちしにくくする方法は以下の通りです。
ヘアマニキュアを長持ち&色落ちしにくくする方法 | お風呂から上がったらすぐに乾かす |
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シャンプーはヘアマニキュア専用または洗浄力が優しいものを使う | |
ヘアアイロンを高温で使わない | |
コンディショナー・トリートメントなどの使用を控える |
ヘアマニキュアは水や汗でも色落ちしてしまうため、濡れてしまったらすぐに乾かしましょう。
ヘアマニキュアとコンディショナーは似ているので、コンディショナーを流すときに一緒に流れる可能性があります。
またヘアマニキュア自体がコーティングの役割があるので、シャンプーのみで済ませても問題ありませんよ。
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