血行促進や老廃物の排泄を助け、健康維持やダイエット効果が期待できるミネラルウォーター。
実は、メーカーにより成分量にばらつきがあるため、良いミネラルウォーターと悪いミネラルウォーターがあるんです。
そこで今回は、買ってはいけないミネラルウォーター3選を紹介していきます。
▼この記事でわかること
それぞれの特徴や理由について解説していますので、ぜひ最後までご覧になってみてください。
買ってはいけないミネラルウォーターの特徴
ミネラルウォーターと一口に言っても、種類や価格帯・成分内容量もさまざまなので、どれを選んだら正解なのか消費者も慎重になっているはずです。
CMでよく見る『いろはす』や『サントリー天然水』といった価格も手ごろで手に取りやすいものもあれば、1本あたり100円以上するものも存在し、一概に価格だけで良し悪しを判断することも難しくなっています。
そこでここでは、買ってはいけないミネラルウォーターの特徴をわかりやすく解説していきます。
ダイエットや健康目的でミネラルウォーターを飲む場合、継続して飲むことが第一条件となります。
そのため、ナトリウム含有量の多い飲みにくいものや値段が高いものは、避けていきたいところです。
適度なミネラル量を含んだものでないと、ダイエット効果が得られなかったり、体調に不調をきたす場合があるので、ミネラル含有率を意識して購入しましょう。
①ナトリウムの含有量が多い
ナトリウムの含有量が多いミネラルウォーターは、独特の味で飲みにくく、人によっては「まずい」と感じることも。
いわゆる「硬水」に値するのですが、ダイエットのためと言って硬水を大量購入すると、後悔する可能性があります。
ミネラルウォーター内のナトリウム含有量が100ml中2㎎以内のものですと、日本人でも飲みやすいので選ぶ際の基準にしてみてはいかがでしょう。
②pH値が低い
ミネラルウォーターを購入する際に、もうひとつ注目してほしい点は「pH値」というもの。
人間の体液は、pH値が7.4の弱アルカリ性であり、外から入る物質が体内に効率よく浸透していくためには、同じくらいのpHである必要があります。
また、せっけんやシャンプーのCMなどでもよく耳にする「弱酸性」という言葉は、pH値の話であり、酸性度が強ければ強いほど、殺菌作用が強く、飲料水としては適していないというのがわかると思います。
体内に入れるものは、弱アルカリ性。体外に使うものは、弱酸性ということを頭に入れておくと良いですね。
③ミネラル含有率が極端に高い硬水・低い軟水
ナトリウムやカルシウム・マグネシウムといった健康に良いとされるミネラルですが、含有量が極端に高い硬水・低い軟水ですと、その効果を十分に発揮できなかったり、副反応が現れる場合があります。
軟水や硬水を判断する値について以下の表にまとめました。
軟水 | 60㎎/L未満 |
---|---|
中軟水 | 60㎎/L以上120㎎/L未満 |
硬水 | 120㎎/L以上180㎎/L未満 |
超軟水 | 180㎎/L以上 |
参考文献:Hardness in Drinking Water | Vermont Department of Health
ミネラルウォーターに美容や健康効果を期待したいのであれば、ミネラル含有量の低い軟水ですとあまり効果を実感できません。
その逆に、海外の「コントレックス」のような超硬水ですと、飲みにくさがあったり、人によっては大量に飲むことで、ミネラルが体内に蓄積し、むくみや冷え性といった症状が引き起こされる場合もあります。
体に合ったものを知るためにも、まずは大量購入せず、様子を見ながら飲むのが良いでしょう。
④値段が高い
ネットスーパーなどを覗くと、500mlのミネラルウォーターが1本80~90円台の安いものもあれば、1本150円以上の高額な商品も目にします。
もちろん、高額なもので内容成分が素晴らしく、期待する健康・美容効果が伴うものもありますが、中には、マルチ商法まがいのものも存在します。
ミネラルウォーターでの健康効果を実感するためには、まずなにより継続が命です。
ご自身が続けやすい値段のものを選ぶことが先決です。
⑤お腹を下しやすい人は硬水はNG
ミネラル含有量が高い硬水には、マグネシウムという成分が豊富に含まれているものもあります。
マグネシウムは、下剤にも使用されており、過剰摂取することで下痢症状になる方もいます。
お腹を下しやすい人は、ミネラル含有量の高い超軟水(180㎎/L以上)よりも、中軟水や軟水(60㎎/L~180㎎/L未満)を選ぶと良いでしょう。
買ってはいけないミネラルウォーター3選
買ってはいけないミネラルウォーターの特徴をもとに、ここでは、実際の商品を3つ紹介していきます。
『のむシリカ』は、美容効果の期待できる「シリカ」というミネラルが豊富に含まれていることもあり、高額であるデメリットがあります。
『コントレックス』や『エンジンガー・スポルト』は、硬度が高く、人によって飲みにくさやお腹の不調を訴えることも。
それぞれの良い口コミと悪い口コミとともに、くわしく紹介していきます。
のむシリカ
『のむシリカ』は、多くの芸能人やインフルエンサーが飲んでおり、雑誌やSNSでよく見かける方も多いはずです。
肌や髪の再生に役立つと言われている『シリカ』が多く含まれていますが、美容や健康に効果的である反面、「値段が高くて続けられない」といった良くない口コミもあります。
飲むシリカ買ってみた!味は普通の水と一緒。高いから継続するか悩むわー。 引用元:Twitterー@Ton___Katsu
飲んでみると、目に見えて肌の調子が良いです。それもシリカを飲んで便秘が解消されたおかげかなっ?昨日は、凄くお腹がくるしくて!でも、飲むシリカを飲んでたおかげか、夜にどっさり!それはもう快感で!楽になり即寝してました! 引用元:Twitterー@k00012k_rkk
1本あたり150円~160円と価格は高めですが、天然のシリカが豊富に含まれているため、効果を実感する方は多いです。
コントレックス
フランス産の『コントレックス』は、ほかのミネラルウォーターと比べても硬度が1468㎎/Lと高い超硬水に分類されます。
そのため、独特な口当たりや渋みがあるため、人によっては「まずい」と感じることも。
じゃあ、エビアンとか飲むシリカがいいんじゃない?コントレックスはめちゃくちゃクセあって、お値段も高いからなー。 引用元:Twitterー@kyon_nari
祝日の前だからこっそり呟きたいんですが、数年ぶりに無性にコントレックス飲みたくなって毎日500ml飲んでたら…数キロ痩せた!安定の下剤効果とむくみ取りが半端ないです。 引用元:Twitterー@HANON6695
硬度が高くて飲みにくい面もありますが、ミネラルが豊富に含まれているため、ダイエットをする方にはおすすめです。
エンジンガー・スポルト
エンジンガー・スポルトは、ドイツ産のミネラルウォーターであり、硬度が1828㎎/Lの超硬水です。
美容効果も期待できる商品ですが、独特な風味があるため「まずい」と感じる方も。
さらに、マグネシウムが124㎎/Lと豊富に含まれているため、お腹を下しやすい人には向きません。
避難所で出してるペットボトルの水がまずいというので確認に1本飲んでみた。硬水極れりみたいにぬるっこさだった。ドイツ産のエンジンガー・スポルト。カルシウムとマグネシウムを多く含むそうだ。発泡のゲロルシュタイナーは慣れたがこいつは…。 引用元:Twitterー@yow_blade
エンジンガー・スポルト12日間ダイエットモニター実施中♪お肌がツルツルになって、むくみがなくなりました!お水もあと少しで終わりです。さびしい。 引用元:Twitterー@pikapikachan
飲みにくいですが、マグネシウムやカルシウムといったミネラルが豊富なため、ミネラルウォーターの利点を最大限に獲得したい方にはおすすめです。
まとめ
今回は、買っていけないミネラルウォーター3選とその理由や特徴について紹介していきました。
ミネラルウォーターを購入する際には、含まれているミネラル量やpH、硬度・値段といった点に気をつけると良いです。
ダイエット効果や健康の維持のために飲む際には、『のむシリカ』や『コントレックス』『エンジンガー・スポルト』といったミネラルウォーターもおすすめです。
健康・美容目的だけではなく、毎日の水分補給として手軽に取り入れることができるので、ぜひ今回の記事を参考に、ご自身に合ったミネラルウォーターを探してみてはいかがでしょうか。
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