ヨーグルトは、発酵食品の一種であり、含まれている乳酸菌は、大腸の運動を活発にし排便を促す作用があるのが特徴です。
ヨーグルトにはさまざまなメーカーから出ていますが、「食べ過ぎは胃に悪い?」「効果はない?」など、調べて悪い評判を目にすると不安になりますね。
この記事ではヨーグルトを食べてはいけないと言われるメーカーや理由について紹介します。
▼この記事でわかること
実際の口コミも合わせて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ヨーグルトの食べてはいけないメーカーは?
ヨーグルトの食べてはいけないメーカーはあるのか気になる方もいらっしゃるかと思います。
ヨーグルトのメーカーを調べてみると、特に下記のメーカーに賛否両論分かれる口コミがありました。
- ダノン
- マルサンアイ
それぞれについて口コミと一緒に見ていきましょう。
ダノン
腸活第3弾のヤクルト×ダノンビオ。2週間続けた結果、やはり特別な効果は感じられず…。妊娠中期まではこの組み合わせで安定してたのに残念。引用元:Twitter-@nekonohige24
ヤクルトが注目されているけれど、私は永遠にダノンビオを推し続ける。7日間チャレンジを強気でうたってるだけあって、ビオの効果は凄まじい◎◎便秘の時は柔らかいにしてくれて、下痢の時は固めてくれるからまさに腸内フローラ整えてくれてるって感じる。私は永遠のビオ信者になると決めた。笑引用元:Twitter-@dzasminee
口コミでは、2週間続けて効果がなかったという方がいらっしゃいました。
一方、続けていくうちにお腹の調子が整ったといった声が多く見受けられました。
ダノンビオは、高生存『ビフィズス菌BE80菌』が含まれており、お腹にガスが溜まってゴロゴロしたりする方にも人気のヨーグルトのようですよ。
マルサンアイ
マルサンアイの豆乳ヨーグルトは失敗だけど、飲むヨーグルトだと思えばいいし、なかなか美味しい。発酵の最後の方で、あんまり固まらないから麹甘酒を少し加えたのもいいのかも。オリゴ糖の代わり的な。紀文の豆乳だったら26時間発酵なんてとっくに腐ってるべ。引用元:Twitter-@_m___m_
豆乳グルトはヨーグルトよりも私の腸に合っていたようで、快調です!(ヨーグルトだとお腹がグルグルゴロゴロ鳴りすぎて不快感あり体質なので(・_・;))是非とも続けたい。引用元:Twitter-@kinashi727
マルサンアイの豆乳ヨーグルトの味に関しては好みが分かれるようです。
しかし、糖質に関しては100g当たりわずか0.3gと通常のヨーグルトよりもかなり抑えられているのが魅力のようです。
豆乳と『植物性乳酸菌(TUA4408L)』が含まれており、大豆イソフラボンも豊富に入っていることも特徴です。
ヘルシーで通常のヨーグルトと違った風味を楽しむことができますよ。
ヨーグルトは体に悪いって本当?
ヨーグルトは体に悪い言われる理由として、以下の理由が挙げられます。
- ヨーグルトは胃に悪い?
- ヨーグルトは効果なし?
- りんごヨーグルトは食べてはいけない?
- 甘味料が多い?
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
ヨーグルトは胃に悪い?
結論から言うと、ヨーグルトは胃に悪い食べ物ではありません。
胃の不調を感じた際にヨーグルトがおすすめの食材として挙げられることが多いようです。
胃の中には胃炎や潰瘍などの病気を引き起こすピロリ菌という細菌がいます。
通常ピロリ菌は胃粘液の中を泳ぎ、養分をとるために胃壁にとりついて炎症を起こさせます。
この炎症が繰り返し起こると、潰瘍などが発症されてしまうのです。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌の一種である「乳酸菌OLL2716株」はピロリ菌を退治するのに効果的だとされているそうです。
ピロリ菌退治に効果的な理由として以下の4つが挙げられます。
- 胃酸にも強い
- 胃の中で活動ができる
- ピロリ菌を退治する乳酸菌をつくる
- ピロリ菌がいる胃の上皮細胞に定着できる
定期的に乳酸菌を摂取すると、胃粘膜にしっかりと付着するため胃を保護する作用があり、胃の健康を守ってくれる効果があるようです。
ヨーグルトは効果なし?
ヨーグルトは効果がないとされる理由として、「胃酸で分解されるから腸まで届かないから効果ない」という噂を見かけたことがある方もいらっしゃるかと思います。
実際、米国ミズーリ州セントルイスにあるワシントン大学のNathan McNulty氏らの実験結果によると、ヨーグルト摂取による腸内細菌への影響はほとんど認められないとされています。
しかし一方で、乳酸菌は生きていなくても、血圧降下作用や血清コントロール低下作用などの健康効果があるとされています。
乳酸菌が胃酸や胆汁酸などで死滅しても、ヨーグルトには体に良い効果があるのですね。
また、ヨーグルトには乳酸菌以外にもカルシウムや良質なタンパク質が含まれています。
それらの効果を踏まえて、自分に合っていれば普段の食事に取り入れると健康に効果的と言えそうですね。
りんごヨーグルトは食べてはいけない?
りんごヨーグルトは食べてはいけないという噂がありますが実際はどうなのでしょうか?
りんごは良くお腹の調子が悪い時に食べるイメージがある方も多いかと思います。
りんごに含まれるビタミンCには疲労回復効果が期待できます。また、りんごには水溶性と不溶性の食物繊維が含まれていますよ。
水溶性食物繊維には便秘予防効果があると言われており、下痢の際お腹の調子を整えてくれる作用があるのです。
そして、ヨーグルトは善玉菌を増やし、腸内環境を整える作用があるわけですから、一般的にはヨーグルトとリングの組み合わせは良いと言えます。
しかし一方で、過敏性腸症候群には「FODMAP」という発酵性の糖質の摂取に注意が必要だと言われています。
FODMAPの食品には、りんごとヨーグルトが含まれまれます。
FODMAPの摂取を控えると過敏性腸症候群の症状が軽減されるようなので、そのような症状がある方は注意が必要です。
りんごとヨーグルトの組み合わせは相性がいいですが、ご自身の体質に合わせて摂取を心がけるようにすることをおすすめします。
甘味料が多い?
市販のヨーグルトにはさまざまなタイプがあり、無糖タイプ・加糖タイプ・ギリシャヨーグルトなどがあります。
プレーンタイプ以外の甘味タイプには、ほとんどの場合代替甘味料が添加されています。
これらの代替甘味料は、体内で消化されにくく吸収されずにそのまま体外へ排出されます。
そのため、代替甘味料自体が健康に及ぼす影響は考えにくいとされています。
とはいえ、健康のためにヨーグルトを摂る方も多いでしょうから、甘味料が添加されていないものを選ぶのをおすすめします。
ヨーグルトの食べ過ぎるとどうなる?
ヨーグルトを摂取することで得られる効果は以下の通りです。
- 乳酸菌やビフィズス菌が整腸作用・免疫力を高める
- カルシウムに大腸がん予防の効果がある
- 良質なタンパク質を含む
ヨーグルトを食べすぎた場合の体への影響に関しては、乳酸菌を摂り過ぎてしまうことの体への悪影響は心配ありません。
カルシウムも、摂り過ぎによる腎臓や泌尿器に尿路結石を引き起こす可能性はほとんどありません。
また、脂質や糖質の取りすぎが気になる方もいらっしゃるかと思います。
製品によって脂質や糖質量に差があるため、他の食品とのバランスを考えて摂取量に気をつけたりすると良いでしょう。
他方、乳糖不耐症というものを懸念している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
乳糖不耐症とは、乳糖を分解する酵素(ラクターゼ)の活性化が低下しているために、牛乳などを飲むと下痢や腹痛を引き起こす疾患のことを指しますよ。
ヨーグルトは、乳糖の一部が発酵により分解されている上、乳酸菌には乳糖分解酵素があります。
そのため、乳糖不耐症の方でも比較的安心して食べることができる食品と言えます。
しかし、個人差があるため、心配な方は食べすぎないように心がけるのが良いと言えます。
ヨーグルトの一日の摂取量の目安は?
乳酸菌の摂取量に制限にはないようで、ヨーグルトの摂取量は1日200〜300g程度がおすすめです。
「日本人の食事摂取基準」を参考にすると、カルシウムの1日の推奨量は以下の通りです。
- 男性18〜29歳:800mg
30〜74歳:750mg - 女性18〜74歳:650mg
ヨーグルト1日200gの摂取で、成人に必要な1日のカルシウムのうち1/3を摂ることができるのです。
数ある食品の中でもカルシウムが豊富なヨーグルトを摂ることで、不足しがちなカルシウムを補うことができますよ。
食事はバランスが大切なので、ヨーグルトのみに偏らず、その他の栄養素が不足しないよう心がけましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ヨーグルトは、カルシウムや食物繊維が豊富な食材です。
一方で、体質や体調によって摂取量を控えるなど注意が必要な方もいらっしゃいます。
ですが、ほとんどの場合食べ過ぎなければ健康上悪影響のない食べ物と言えるでしょう。
その他の食品もうまく取り入れて、バランスの良い食事を心がけることをおすすめします。
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