Cポン(シーポン)は電子マネーのように使えていつでも割引が受けられる話題のQRコード決済サービス。
使い方も簡単で登録も無料なので人気が高まっていますが、その一方で悪い評判もあるため「気になっているけど怪しいし不安・・・」という方も多いはず。
そこで今回は、Cポンが怪しいと言われている理由やデメリットを、実際の利用者の口コミも参考に調査してみました。
▼この記事に書いてあること
Cポンの登録方法から退会方法までご紹介するので、使ってみようか迷っているという方は是非最後までチェックしてみてくださいね。
Cポンは怪しい?口コミまとめ
Cポン(シーポン)は香港生まれのQR決済サービスで、事前に購入しチャージしたCポンというコインを加盟店で使うことでいつでも20%オフになるという魅力的なサービス。
しかしPayPayなどメジャーな電子マネーサービスに比べると知名度が低く利用者がまだ少ないため、怪しいなどの悪い口コミを見ると不安になりますよね。
では、なぜCポンは怪しいと言われてしまうのか口コミを調査してみると、以下のようにイメージ先行の悪い口コミやメリットの大きさなど様々な面が見えてきました。
Cポン利用時の費用の発生やネットワークビジネスなどの懸念が指摘されている一方で、運営元が信用できるところか気になる人が多いことがわかります。
口コミをまとめてみると、全体の印象としては「優良サービスゆえに話がうますぎると怪しまれてしまう」のがCポンの評判といえます。
悪い評判の原因や真相を知っておけば安心して利用できるね。デメリットとメリットそれぞれの口コミを詳しく見ていこう。
Cポンの悪い評判&デメリット
Cポンに対する悪い評判や口コミのポイントは、主に以下の3つでした。
まだサービス開始から日が浅くユーザーも増えている途中段階なので、口コミがそもそも少ないということもあり、「かえって損するのでは?」「マルチ商法なのでは?」と怪しまれている印象です。
Cポンはお金がかかる?
お得なサービスと謳っていても利用コストが高ければ本末転倒なので、まずは年会費などが気になるところですよね。
Cポンは年会費無料で利用でき、登録も退会もお金はかかりません。
なので「お金がかかる」といった悪い評判はなく、むしろ「外食が安くなった」といったポジティブな意見もありました。
家族で外食するとお金がかかるのでCポン加盟店なら20%offで外食楽しめるのはとっても嬉しいサービスです 引用元:X-@momo__momopi
先払いの電子マネーサービスのようなものなので予めCポンというコインをチャージする必要がありますが、最低金額1,000円からチャージ可能なので気軽に始めやすいのも魅力です。
いつもの買い物の支払い時にCポンを使うだけで20%割引がその場で適用されるから、特別な費用もかからないよ。
Cポンはネットワークビジネス?
悪い評判の中でも特に気になるのが「マルチ商法なのでは?」という口コミ。
実際Cポンも紹介報酬システムやアンバサダー案件があるネットワークビジネスで、副業やポイ活の一つとして人気なのも事実です。
しかしこういったビジネス体系は、メルカリやモッピーなど大手サービスなどでも多く採用されています。
マルチ商法やネットワークビジネスというとネガティブな印象を持つ言葉ですが、連鎖販売取引といって違法ではない商法の一つなので心配はありません。
ネットワークビジネス/マルチ商法って怖いって言いますし私自身も思います。だがCポンはクーポンなので必要最低限の出費で済みます(維持費0円)欲しい商品やお店での食事、買い物などCポン対応店での費用だけで充分です。 引用元:X-@kamadahaneteiru
ただし、強要するような紹介や勧誘は違法でなくても迷惑行為となるため、紹介される側としても紹介する側としても注意が必要です。
紹介報酬は、紹介した人もされた人もお互いに500Cポンがもらえるとあって人気のポイ活方法なんじゃ。
Cポンは勝手に登録される?
サービス開始から日が浅く情報も少ないと、個人情報の抜き取りや勝手に登録されるなど悪用を疑う方も少なくありません。
ですがCポンでそういった被害があったという記録はないので安心して利用できます。
また公式サイトにも記載があるように、サーバーが日本で管理されているため海外へ流出する心配もありません。
※ 個人情報を管理するサーバーは日本に設置・管理しており、現在運用中のシステムでは諸外国に個人情報が流出するリスクはございません。 引用元:KOC Japan-Cポンとは
「勝手に登録される」という口コミの真相としては、Cポンの新規ユーザー招待ページに「登録の際に紹介コードが勝手に入力されます」といった注意書きがある影響と考えられます。
Cポンの登録&使用にはSMS認証が必須だから、他人が勝手にユーザー登録して使ってしまうということもないよ。
Cポンの良い評判
ここまで悪い口コミについてみてきましたが、以下のようなCポンの良い評判もチェックしてみましょう。
Cポンの良い口コミでは、Cポンの実用性や運営元の信頼度、手軽さといった3つのポイントが多く見受けられました。
Cポンの加盟店は全国10,000店以上
いくらお得でも使えるお店がなかったら意味がないですよね。
Cポンはなんと全国に10,000店舗以上の加盟店があり、飲食店をメインにエステや宿泊施設など様々なシーンで使うことができます。
まだ都心部の方が対象店舗が多いですが、これから発展するサービスということで続々と加盟店も増えていくことが期待できます。
福島で飲んでた帰りに寄ってみた「spice32」というカレー屋さん。お会計は以前より紹介してる「Cポン」というQRコード決済でこの日も普通に支払ってたら1050円だったのが、840円になってました 引用元:instagram-osakagourmet.ryo
使えるお店については【Cポン(シーポン)が使える店】でも詳しくご紹介します。
多種多様なジャンルの飲食店が加盟しているので、外食が楽しくお得にできると好評じゃ。
Cポンは香港上場企業が運営
聞きなれないサービスだと運営元が信用に足るかチェックすることも大事です。
Cポンは、KOC・JAPAN株式会社が運営しており、香港・台湾・マレーシアを拠点にしているKOC・H.K.(飲食天王有限公司)という上場企業が親会社となります。
この親会社は資本金150億円の大きなグローバル企業で、Cポンのサービスを中心に日本進出のために2020年にKOC・JAPAN株式会社を設立しました。
商号 | KOC・JAPAN株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 104-0061 東京都中央区銀座7-16-21 銀座木挽ビル4階 |
代表電話番号 | 03-6263-9508 |
代表取締役 | 秋山 博士 |
資本金 | 466,000,000円(資本準備金含む) |
主な事業内容 | 飲食店舗を中心とした広告代理業務 アプリ開発・運営 |
問い合わせ窓口 | 平日 10:00 ~ 18:00 03-6263-9508 support@koc-japan.co.jp |
支社 | 5拠点 東京本社/大阪本部/ 福岡支社/札幌支社/沖縄支社 |
このKOC・JAPAN株式会社は以下のように情報が開示されていて、詳細が明らかな点から怪しい会社ではないことがわかります。
- 代表取締役の名前と顔が公表されている
- 本社所在地の会社建物がマップで確認可能
- 資本金が十分にある
- 本社以外に拠点が4箇所ある
- 問い合わせ窓口がある
また、関西支部は女子フットサルチームのアルコ神戸のパートナー企業に就任していたりとオープンな面もあり、外部との関わりも見えて安心できます。
CポンKOC・JAPAN株式会社の関西支部に訪問しました!今シーズンよりアルコ神戸のユニフォーム・アルコサル着兼任パートナーに就任していただきました。応援、本当にありがとうございます! 引用元:X-@arco_irisKOBE
会社の基本情報の公表以外にも、実際の写真や外部との活動が見えているとより安心だね。
Cポンは年会費無料
前述したように、Cポンは入会金も年会費も発生しないので完全無料で利用できます。
無料の通常メンバーでも20%の割引がいつでも受けられるので十分ですが、さらにリターンの大きいオンラインサロン会員システムの「Cポンプレミアム」と「Cポンプレミアム超(スーパー)」もあります。
種類 | 会費 | 特典 |
---|---|---|
一般会員 | 無料 | 加盟店で割引20% |
Cポンプレミアム | 月額3,000円 | ・加盟店で割引20% ・毎月4000円分のCポン ・サロン会員限定の割引 ・Cポンのイベント優待 ・インフルエンサー権利 |
Cポンプレミアム超 | 月額12,000円 | ・加盟店で割引20% ・毎月16,000円分のCポン ・サロン会員限定の割引 ・Cポンのイベント優待 ・インフルエンサー権利 ・新サービスの優遇優先 ・有料サービス 「mecha-tok」が無料 |
オンラインサロンの会員なので有料にはなりますが実質1,000〜4,000円プラスになり、より多くの特典や優待を受けることができます。
詳しい内容は会員限定ですが、「Cポンを今後も積極的に使いたい」「インフルエンサーになってみたい」という方にはおすすめです。
Cポンプレミアムには投資や副業の側面もありどちらかというと事業者向けじゃ。通常の買い物や外食で使うだけなら無料の一般会員でOKじゃよ。
Cポン(シーポン)とは|仕組みは?
なぜ無料で20%の割引が利用可能になっているのか、仕組みがわからないと怪しいと感じますよね。
Cポン公式サイトでは収益が生まれる仕組みについて解説があり、加盟店・利用者・運営会社いずれもメリットがあります。
▼加盟店で1,000円分の買い物にCポンを利用した場合
- 利用者の支払い=800円(20%割引適用)
- 加盟店の利益=700円
- 加盟店の手数料つまり
運営会社の利益=100円
利用者(ユーザー) | 無料で20%オフになる |
---|---|
加盟店 | 少ない宣伝費で集客できる |
運営会社 | 手数料10%が利益になる |
飲食店を例に出すと、ぐるなびなどの大手グルメサイトへの掲載に必要な多大な広告費に比べ、Cポン利用時に発生する手数料のほうが安く効率的に宣伝が可能という利点があります。
Cポン加盟店になる際も費用は発生せず、インフルエンサーやアンバサダーの力で情報が拡散されるため、低コストで集客ができるという仕組みです。
Cポン加盟店になるには0円だし、やめるのにもお金はかからないよ。 引用元:X-@kaukauyuu
このビジネスモデルは既に香港で成功しているため、Cポンも今後成長を続ける可能性が高いです。
利益が10%と少なくても、ユーザー数は100万人を超え加盟店も全国で10,000店舗と規模が大きくなっているから、十分な収益がうまれているんだね。
Cポンの登録方法
Cポンへの登録自体は、ログインIDにもなるメールアドレスとSMS認証ができる電話番号さえあればOK。
チャージするには本人確認が必要になり、ログイン後に氏名と住所を設定し本人確認画像を登録することになりますのであらかじめ準備しておきましょう。
- Cポン新規会員登録ページから必要事項を入力し[会員登録]タップ
- 登録メールアドレスに初期パスワードが送られるのでログイン
- iOSからではホーム画面右上のメニューバー、PCからは右上[各種設定]から基本情報を変更
- 各種設定画面上部の[本人確認へ]をタップし本人確認システムにて画像を登録
▼実際の登録画面
※会員登録を含めたCポンサイトの利用はスマホからブラウザ使用になるので、iOSであればSafari、Androidの場合はChromeといった推奨環境を使用しましょう。
本人確認には確認書類画像の他、顔を照合するための多角度での写真撮影などの手順があり、確認して承認されるまでも時間を要するためご注意ください。
本人確認の手順について、Cポン公式Youtubeで説明されている動画があったので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
ブラウザから使うサービスになるのでアプリのインストールは必要ないよ。推奨されたブラウザのアプリさえあればOKだよ。
Cポンの使い方
Cポン加盟店でCポンを使って支払いたい時はブラウザからCポンにログインして、加盟店に設置されたCポン用のQRコードを読み取れば使用できます。
会計の前にあらかじめ会員登録と本人確認、Cポンのチャージを済ませておく必要があります。
実際にCポンを使う場合は、以下のような流れになります。
- 事前にCポンをチャージ
- 加盟店での支払い時に「Cポンで」と伝えて、店舗にある専用QRコードを読み取る
- Cポンが使用されていることが確認できたら完了
また、Cポンの購入・チャージには次のような方法があります。
▼クレジットカード
- MasterCard
- VISA
- JCB
- ダイナーズクラブカード
- アメリカン・エキスプレス・カード)
▼その他
- 銀行振込
Cポンはチャージしてから6ヶ月の使用期限があるため、忘れて失効しないよう使う分だけチャージしておくと安心です。
Cポンは換金できる?
電子マネーのような使い方ができるCポンですが、現金に換金する方法が一つだけあります。
招待報酬のシステムで得られたCポンが10,000円以上になると換金してもらえるというものです。
ただ、招待1件につき500円という報酬のため最低でも20件の招待実績が必要になり、この方法での現金化はあまり現実的ではありません。
Cポンはあくまでクーポンとして、実店舗やオンラインショップでの買い物に使う先払い式の電子マネーという位置付けでの利用がベストだね。
Cポン(シーポン)が使える店
Cポンが使える店は全国で10,000店舗以上あり、飲食店をメインに美容サロン、整体、アパレルなどジャンルは多岐にわたっています。
Cポン公式の『Cポンお店ナビ』で加盟店の検索ができるので、興味がある方はどんなお店があるかチェックしてみてくださいね。
実店舗の他に楽天市場やAmazonのように独自の『Cポンモール』というECサイトもあり、決済にCポンが使用できます。
グルメやファッション、インテリアなど様々な商品を取り扱っていて、加盟店同様に20%以上の割引き価格で購入できると人気。
ただし、Cポンモールの中には割引き前の価格を市場価格よりも高く設定することで利益を多く出そうとしている商品もあるため、Amazonなどで市場価格を見てから購入判断しましょう。
必ずしも全てがお得になっているとは限らないから、他のECサイトなどを調査した上で購入することをおすすめするよ。
Cポンはコンビニで使える?
ちなみに利用頻度の高いコンビニですが、残念ながらCポンは使えません。
Cポン加盟店→コンビニは加盟店か?コンビニは現在使えない。 引用元:X-@kaukauyuu
また、コンビニの他にドラッグストアでも使えませんので注意しましょう。
とはいえまだ発展段階のサービスなため今後の加盟が期待できますね。
首都圏のほうが充実しているものの、今後はサービスの拡充のため地方での加盟店増加も十分期待できるよ。
Cポン(シーポン)の退会方法
招待や初回キャンペーンなど、登録に対して様々なメリットが設けられていますが、いざ退会する時にややこしかったら困りますよね。
Cポンの場合はいつでも退会可能で、退会や解約に違約金なども発生しません。
ただし以下のような情報は削除され、同じアドレスと電話番号があってもユーザー情報の復旧はできないため、退会は慎重に行いましょう。
- Cポンの残高
- 招待ランク
- 登録情報
- 利用履歴
具体的な退会方法は以下の通りで、全てCポンサイト上で完結します。
すべてブラウザだけで完了するので電話等の必要もなく、数分で解約ができたので安心だよ。
まとめ
Cポンはまだ知名度が低いサービスということで怪しいと言われてしまう面もあるものの、実際には信用に足るグローバル大企業が日本で展開し始めたネットワークビジネスということがわかりました。
無料登録するだけでいつでも20%オフで外食やショッピングが楽しめるCポンは、利用者も加盟店も運営会社もそれぞれにメリットがあり、電子マネーのような使い方ができると人気が高まっています。
ユーザー数も100万人を達成し加盟店も続々と増えている点から、まだまだこれからの成長が期待できるサービスといえます。
登録とチャージにやや手間がかかるものの、20%の割引がずっと続くサービスはなかなかないから、これを機に是非活用してみてね。
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