PayPayを使った現金化の方法は限られているものの、実は中には即日引き出し可能な方法もあります。
しかし、「PayPayの現金化は危ない?」「口座がなくてもできる?」といった不安がある方も多いはず。
PayPayにはPayPayマネーやあと払い、ポイント運用など様々な機能のお金があるので、現金化の際は注意も必要です。
そこで今回は、PayPayで即日現金化する方法をまとめて解説いたします。
▼この記事に書いていること
現金化するまで何日かかるのか、手数料がいくらかかるのかといった点までご紹介するので、初めての現金化で心配という方や迷っている方は是非最後までチェックしてみてくださいね。
PayPayを現金化する方法
早速ですが、PayPayを現金化するには次のような4つの方法が挙げられます。
PayPayの残高にはいくつか種類があるため、それぞれに応じた方法をとることになります。
公式から推奨されるものとそれ以外に裏技のような方法もあるので、メリット・デメリットをふまえてご紹介します。
自分のPayPay残高と照らし合わせて、どの方法で現金化できるのかをチェックしてみてね。
①コンビニATMで現金を引き出し・下ろす
コンビニATMでPayPayの残高の現金引き出しが可能です。
各大手コンビニチェーンに設置されているATMで提携している銀行口座を持っていれば現金を下ろすことができるので、最も身近な現金化手段といえます。
- PayPayアプリ下部の[ウォレット]をタップ
- PayPay残高表示部の[内訳・出金]をタップ
- PayPayマネー欄にある[出金]をタップ
- 希望の口座を選択
- 金額を入力し出金するをタップ
- 手続き完了後に振り込み予定日が記載
- 振り込まれたらコンビニATMで引き出し
ただし、現金化できるのはPayPayマネーのみが対象となり銀行口座も必須となります。
口座への出金には本人確認手続きも必要となるため、事前にやっておくと安心です。
- 残高とコンビニさえあれば現金化可能
- PayPay銀行なら3万円以上の引き出しで出金手数料無料
- 銀行口座と本人確認が必要
- PayPayマネーのみ現金化可能
特にコンビニATMでのメリットとしては、例えばローソンであればローソン銀行など各チェーンの銀行口座なら引き出し手数料は無料、PayPay銀行なら3万円以上の出金で出金手数料も無料になるという点があります。
PayPay本人確認済→PayPayマネーに出金したい口座からチャージ→PayPay銀行に出金→コンビニATMで3万以上引き出し。このルートを使えばエブリデイエブリタイム無料で出金できるのよね 引用元:X-@kadomoch
コンビニATMからのPayPay現金引き出しについてチェーンごとに詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
条件さえ合えばいつでも無料で現金を引き出すことができるから、手数料分を節約したい人にはおすすめの方法だね。
②PayPayマネーを現金にする
そもそも出金できるのはPayPayマネー残高のみとなります。
PayPayマネーを現金にするには、以下の手順のようにあらかじめ準備が必要です。
- 本人確認(eKYCシステム)を済ませる
- 銀行口座を登録する
- PayPayマネー対象の方法で残高チャージ
- PayPayアプリから銀行口座へ出金
- ATMから現金を引き出す
PayPayマネーとは、銀行口座、セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、ヤフオク!・PayPayフリマの売上金からチャージされた残高であり、元来現金だったもののみといえます。
なので、基本的に銀行口座あるいはPayPayマネーに残高がある場合に有効な手段となります。
- 残高とATMがあれば現金化可能
- 売上金を調達すれば現金化可能
- PayPay銀行なら3万円以上の引き出しで出金手数料無料
- 銀行口座と本人確認が必要
コンビニATMでの現金引き出しと同様に公式が推奨する正規の方法であるため、安心して現金化ができるということは最大のメリットともいえます。
ちなみにマイナポイントなどはPayPayマネーライトとしてチャージされて現金化できないから注意するんじゃぞ。
③PayPayあと払いで商品を購入・買取
翌月にまとめて支払いとなる「PayPayあと払い(現PayPayカード)」を利用して、先立って商品を購入&買取をしてもらうことで現金化する方法もあります。
PayPayカードのクレジットなら残高がない場合でも現金化が可能で、1回払いであれば手数料も無料&年会費も無料なので気軽に使える手段といえます。
- 買い取ってもらえそうな商品をPayPayカードのクレジット払いで購入
- 買取業者やフリマショップなどで買取
- 銀行口座などに入金された場合はATMで引き出し
ただし、当然これは正規の方法ではないため利用規約に反する可能性があります。
また、クレジット利用の審査、商品の選定や購入および買取依頼などの手間と時間がかかるため、即日現金が必要な人には不向きとなります。
- PayPayマネーライトでも現金化可能
- クレジットは1回払いなら費用がかからない
- 現金化目的の利用は規約違反となる可能性がある
- 時間と手間がかかってしまう
PayPayマネーライトでも現金化できるものの、リスクと手間を考えるとあまり効率的ではない方法かも。
④現金化業者を利用する
最後の方法としては、PayPayカードの利用可能枠を使った現金化です。
PayPayカード(旧あと払い)はクレジットカードと同様の使い方ができるため、利用限度枠の分をクレジットカード現金化業者に買い取ってもらうことで現金にするというものです。
- クレジット買取業者に申し込み
- PayPayギフトコードなど指定された商品を用意
- 業者が買取&振込
- 現金を引き出す
さらにバーチャルカードの審査さえ通ればすぐに使えるため即日現金化が可能です。
ただし、当然ながらクレジットの現金化行為は禁止されているため罰則を受ける可能性も高いリスキーな方法となりおすすめできません。
- PayPayカードさえあれば即日現金化可能
- 買取業者によっては申し込みから120分で振込
- クレジットの現金化は禁止されておりリスクが高い
- 悪徳業者にひっかかる危険性がある
PayPayの規約にも禁止事項として明確に記載されている危険な方法であることを忘れるでないぞ。
PayPayを即日現金化!現金に戻すコツは?
では急ぎで現金が必要な場合はどうすれば良いのか、即日現金化するポイントをまとめました。
- PayPayマネー残高をATMから出金
- コンビニATMから引き出し可能
- 出金のために本人確認手続きをしておく
- PayPayカードの買取りはハイリスク
即日現金化のコツとしては、いつでも出金できるように早めに本人確認をしておくことと、出金不可能なPayPayマネーライトではなくPayPayマネーの残高をチェックしておくことです。
PayPayカードがあれば買取業者に買い取ってもらい即日現金化も可能ではありますが、前述したように現金化を目的としたショッピング利用は禁止行為にあたるため推奨できません。
PayPayの現金化は何日かかる?
PayPayの現金化に何日かかるかは現金化の方法によって異なりますが、早ければ即日〜数日かかると見込みましょう。
最も早いのは「PayPay銀行の口座に出金してコンビニATMなどで現金を下ろす」方法になります。
金融機関 | 手続きと出金可能日 | |
---|---|---|
当日午前5時まで | 当日午前5時以降 | |
PayPay銀行 | 即時 | 即時 |
ゆうちょ銀行 | 3営業日後 | 4営業日後 |
上記以外 | 翌営業日 | 翌々営業日 |
PayPay銀行ならすぐに開設できるうえ手数料が無料になり、即時出金も可能になるのでPayPay現金化と相性が良いです。
その他の方法だと他銀行口座の場合は翌営業日が最短にはなりますが、あくまで本人確認手続きが完了している前提となりますのでさらに猶予が必要です。
本人確認の有無や銀行によって変わってくるから、いつでも出金できるように準備しておくことをおすすめするよ。
PayPayの現金化は口座なしでもOK?
PayPay残高を現金化するには銀行口座が必要になります。
出金するには本人確認と銀行口座登録が必須になるため、口座なしでは現金を下ろすことができません。
最近はすぐに開設できるネットバンキングなども多くあり、前述したような即日開設可能のPayPay銀行もあるので、可能であれば銀行口座を開設するのが一番早い方法といえます。
【PayPay銀行の開設手順】
- メールアドレスの登録
- 氏名住所など基本情報の入力
- 本人確認資料&顔写真をスマホで撮影して送信
- 不備がなければ即日開設
PayPay銀行が開設にどのぐらいかかるかわからないけど、マイナンバー読み込めば3時間で解説できた例もあるみたいだから朝やっちゃえば夜にはできてるだろうと言う考え。 引用元:X-@taki_pc_1115
すぐに開設できるPayPay銀行口座であれば、年会費も出金手数料も無料で即時出金が可能なのでお得しかないね。
PayPayの現金引き出しは本人確認なし?
前項でも解説したように、PayPay残高を現金で引き出すには本人確認も必須です。
本人確認は、マイナンバーカード、運転免許証、運転経歴証明書のいずれか1点が必要になり、スマホから手続きができます。
本人確認の手順は公式の解説動画を参考にしてみてください。
ただ口コミでは「本人確認がうまくいかない」という声も多く、手続きに時間がかかってしまうこともあるため、ある程度時間に余裕をもっておくと安心です。
やっとPayPay銀行の口座開設手の本人確認資料の手続き進めたああああ…全然、マイナンバー読み込まないしマイクロ機能が変なところで発揮されて画像荒くなるから、マイクロカメラ(?)指で抑えたらスムーズに進めたあああおめぇのせいかよおおおお 引用元:X-@chomu_spla
本人確認の手続きには撮影する手順が多いので、明るくて背景に物が写り込まないような場所で行うとスムーズだよ。
PayPayマネーライトは現金化できないの?
「PayPayマネーライト」は、出金不可の現金化できない残高です。
PayPayには主に3種類の残高があるため少々ややこしいですが、現金として出金できるのは唯一PayPayマネーのみとなりますのでご注意ください。
チャージ方法 | 出金 | 送金 | |
---|---|---|---|
PayPay マネー |
銀行口座 セブン銀行ATM ローソン銀行ATM ヤフオク!・PayPayフリマの売上金 |
○ | ○ |
PayPay マネーライト |
PayPayカード PayPayあと払い ソフトバンク・ワイモバイル まとめて支払い |
× | ○ |
PayPay ポイント |
特典やキャンペーン等の適用 | × | × |
本人確認後にチャージしたものはPayPayマネー残高になりますが、本人確認前のチャージ分はPayPayマネーライトのまま変わることもありません。
PayPayアプリの[ウォレット]メニューから[内訳・出金]をタップすることで残高の内訳が確認できますが、PayPayマネーの残高のみに[出金]ボタンがあることがわかります。
PayPayマネーライトの仕組みについては、こちらの記事で詳しく解説しているので気になる方はチェックしてみてください。
PayPayポイント運用の現金化はできる?
すでに前項でも触れましたが、現金化できるのはPayPayマネー残高のみなので、PayPayポイント運用で増えたとしてもPayPayポイントの現金化はできません。
PayPayポイントは出金や譲渡ができませんが、PayPayが使えるお店やネットサービスでの決済時に使えます。
また、PayPayポイントは有効期限もないため使い道も使用タイミングも自由というメリットがあります。
PayPayの残高は種類も多く使い方も違うから、自分の保持している残高の内訳を改めて確認しておこう。
PayPayの現金化にかかる手数料
最後に、PayPayの現金化にいくら手数料がかかるのかも確認しておきましょう。
現金化する際に発生するのは出金手数料と、ATMであればATMでの入出金手数料ですが、連携口座と出金金額によって変わってきます。
▼出金手数料
連携口座 | 出金手数料 |
---|---|
PayPay銀行 | 0円 |
PayPay銀行以外の金融機関 | 100円 |
出金先がPayPay銀行であれば出金手数料は0円となり、さらに毎月初回はATM入出金手数料も無料&2回目以降も3万円以上の利用であれば無料になるためお得です。
▼PayPay銀行の場合のATM入出金手数料
提携ATM | 利用金額3万円以上 | 利用金額3万円未満 |
---|---|---|
セブン銀行 | 0円 | 165円 |
イオン銀行 | ||
ローソン銀行 | ||
E.net | ||
三井住友銀行 | ||
ゆうちょ銀行 | 330円 |
こうした手数料を含めた残高がないと残高不足となり出金できないので、引き出す際は余裕を持った金額設定にするように気をつけましょう。
PayPay残高の正規の現金化は、PayPayマネーのみできる&本人確認と口座登録ができていれば即日から可能なことがわかったね。
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