英検を受験するにあたり、多くの人が不安を覚えるのが面接です。
普段英語を話す機会はないですし、どのように試験対策をしたら良いか悩んでしまいますよね。
そこで今回は、英検3級の面接の裏ワザや、答えられなかった時の対応方法を解説していきます。
待ち時間で暇つぶしはNGかどうかまで、具体的に解説するのでぜひ参考にしてくださいね。
▼この記事に書いていること
英検3級で出題される問題は中学3年生までに習う内容がほとんど。しっかり対策をすればきっと合格できるので、本記事の内容を参考に対策を進めていきましょう。
英検3級の面接の裏ワザはある?コツを紹介
英検3級の二次試験は、以下の流れに沿って行われます。
試験の流れ | 詳細 |
---|---|
入室 | 面接官への挨拶、面接カードを手渡しする。 |
簡単な挨拶 | 指示があったら着席し、自己紹介と簡単な挨拶をする。 |
問題カードの受け取り | 面接官から問題カードを受け取り、文章を約20秒間黙読する。 |
文章の音読 | 黙読した文章を音読する。 |
質問への回答 | 文章とイラストに関する質問へ回答する。 |
自身に関する質問への回答 | 受験者自信についての質問へ回答する。 |
面接終了 | 問題カードを試験官に返却し、挨拶して退室する。 |
試験の中で、一番の不安は質問に回答できるかどうかですよね。
ここでは、英検3級の面接の裏ワザをお伝えします。
上記のポイントを押さえておけば、合格率がぐっと高まるはず。内容をよく確認しておきましょう。
答えられなかった場合も諦めない
面接本番で緊張してうまく回答が出てこなない、そんな時でも諦めずに、アクションを起こしましょう。
普段英語を使わないので、面接本番で緊張して力が発揮できなかった、という方が多く見受けられます。
英検終了〜多分2次は厳しいかも。緊張して上手く答えられなかった気がする。 引用元:Twitter-@K8855_sh
回答できずに沈黙が続いてしまうと、減点の対象に。
試験官の言っている内容は分かるけど回答を考える時間が必要、という場合は「少し考える時間をくれませんか?」とまず一言話してみましょう。
以下のような文章を面接官に伝えるだけで、英語は理解できているという姿勢を示すことができますよ。
- Well, let me see… (そうですね…)
- Could you give me one moment? (少しだけお時間いただけますか?)
わからない時は聞き返しをする
英検3級の面接で、そもそも質問の意味が分からなくて答えられなかったという方も。
そんな時は、遠慮せずに面接官に質問を聞き返しましょう。
英検3級二次試験で一問分からなくて答えてないんですけど受かりますかね?引用元:英検3級二次試験で一問分からなくて答えてないんですけど受かりま… – Yahoo!知恵袋
何度も聞き返すのは英語が理解できていないという印象を持たれてしまいますが、1、2回なら大丈夫。
しっかりと質問の意味を理解して答える方がより重要です。
分からないと思っても焦らず、もう一度質問をお願いしましょう。
- Could you say that again? (もう一度言っていただけますか?)
- Could you speak a little slowly? (少しだけゆっくりお話しいただけますか?)
アティチュードで満点を取る
面接はいわばコミュニケーション。回答の正確性だけでなく、相手と英語で話したいという気持ちがあるかもみられます。
発音に自信がなくても、精一杯英語で会話しようとする熱意は試験官に伝わるので、ぜひ意識していきましょう
具体的には以下が重要ポイントです。
- 相手の目を見てコミュニケーションをとる
- 質問が分からなくても黙らず、元気に受け答えする
- 猫背にならず、正しい姿勢を保つ
英語が苦手でも、アティチュードで満点をとることも難しくありません。
誠意のある受け答えを意識して面接に臨みましょう。
難しい英語は無理に使わない
無理して難しい英語で回答するのではなく、簡単で速やかに返答できる言い回しで回答しましょう。
英検3級の面接では、難しい単語を使えるかどうかより、自信を持ってコミュニケーションを取れているかどうかが重要視されます。
例えば「家族4人が書かれたイラストの中で、新聞を持っているのは誰か?」という質問に対して、無理して父親”The father”という単語を使う必要はありません。
男の人”The man”でも回答としては十分です。
- 難しい単語は無理に使わない
- 簡単な単語で速やかに返事をするのが大切
- イラストに関する質問では、man, womanを利用して回答すればOK
難しい単語を使おうとすると、咄嗟に文章が出てこなくなったり、回答に詰まってしまうことも。
簡単な単語でも、コミュニケーションをとることを重要視して対策を進めましょう。
英検3級の二次試験の合格発表はいつ?
英検の面接受験後は、できるだけ早く合否を知りたいですよね。
英検3級の二次試験の合格発表は、二次試験の受験から9日後の13:00より、英ナビというサイトで確認できます。
郵送の場合は、結果が手元に届くまでにおよそ2週間かかります。最短で合否を知るためにも、オンラインで確認する良いでしょう。
早めに結果を確認できれば、次の級の勉強に入る、もう一度同じ級の勉強をするなどのアクションが取れますよ。
英ナビへのログインには、英検IDとパスワードが必要になります。成績紹介時に必要な情報は受験票に記載されているので、受験票は大切に保管しておきましょう。
英検3級の二次試験の流れに関する【Q&A】
試験対策だけでなく、受験前に英検3級の二次試験の流れを把握しておくことも大切です。
受験者が気になるポイントとして、以下をまとめました。
試験の流れを押さえれば、心配事も少なくなり、試験の準備に集中して臨めます。ポイントをよく確認してみてくださいね。
待ち時間は暇つぶししてOK?
英検の待ち時間はスマホ等で暇を潰さず、解答例を確認する時間に当てましょう。
面接本番になると焦ってしまうので、最終チェックはとても大切。
直前まで解答例を見ておくことで、落ち着いて言葉が出てくるようになりますよ。
また、英検の面接は、試験会場へ入室した人から試験を受けることになります。
もう少し勉強したい場合は集合時間間際に、早めに終わらせて帰りたいという方は集合時間の1時間前を目安に会場に到着しておくと良いでしょう。
英検二次試験の集合時間は何時から?
英検の二次試験の集合時間は、受験票に記載されています。
試験会場へ到着したら受付、面接カードへの記入が必要になります。
余裕を持たせるために、集合時刻の1時間前を目安に到着しておくと良いでしょう。
受付を済ませ、待機室に案内されたらまず先に面接カードへの記入を済ませます。面接カードは試験官に渡すものなので、丁寧に記入しましょう。
待っている間は教本等を開いて勉強して大丈夫です。集合時間に余裕を持って会場に到着し、落ち着いて最後の勉強をしましょう。
英検3級の二次試験の所要時間は?
英検3級の二次試験の所要時間は、一人当たり約5分ほどです。
試験自体はあっと言う間に終わってしまうので、焦らず落ち着いて試験官とコミュニケーションを取りましょう。
英検の面接は英語力だけでなく、挨拶・態度も試験の評価対象になります。
短い時間で好印象を残すためにも、元気な挨拶・しっかり目を見て話すなどを心がけましょう。
あとは練習したことを思い出しながら、落ち着いて試験に臨めばきっと大丈夫ですよ。
英検3級の二次試験の持ち物は?
英検3級の二次試験には、下記アイテムを持っていきましょう。
また、持ち物は前日までに確認し、バッグに詰めておきましょう。
- 二次受験票
- 一次本人確認票、もしくは顔写真
- 身分証明書
- 筆記用具
- 上履き(土足厳禁会場のみ)
特に顔写真の撮影を忘れ、当日に慌てて写真を撮りに行く方も多いので、事前によく確認しておくことが大切です。
まとめ
今回は英検3級の面接の裏ワザや、質問に回答できなかった時の対応方法を解説しました。
- 二次試験の質問が分からなくても、まずは返事をすることが大切
- 英検3級の面接では、アティチュードも加点対象になる
- 試験対策だけでなく、二次試験当日の流れも確認しておく
英検3級は、丁寧に用意を進めることで合格率がかなり高まります。
お伝えしたポイントを踏まえて勉強を進めてみてくださいね。
今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
コメント