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ホワイトセージの危険性|逆効果や幻覚で違法?スピリチュアル力も

ファッション

ホワイトセージの危険性

ホワイトセージの危険性については様々な説がありますが、どれが本当なのでしょうか?

危険性がある、実は逆効果、幻覚が見えたり違法なのではという声まで…。

ただ、すごい効果がある、スピリチュアルな効果が高いといった評判もあるので、安全ならぜひ使ってみたいですよね。

そんな方へ、ホワイトセージの危険性について解説します。

ホワイトセージの危険性は猫にもあるのか?庭に植えてはいけない?などについても解説するので、参考にしてくださいね。

ホワイトセージは危険性があると言われる6つの理由

浄化によい、スピリチュアルな効果が高いとして一般的にもよく知られ始めているホワイトセージ。

最近では雑貨屋などで手に入る場所も増えていて、スピリチュアルに元々関心が高い人以外でも手に取りやすくなっています。

ただ、ホワイトセージについてネットでは「危険性がある」「逆効果になる」などの声も。実際のところはどうなのでしょう…。

結論としては、ホワイトセージは一般的な使い方であれば科学的に危険性の高いものではないと言えます。

ホワイトセージに危険性があるとされる代表的な理由と、その真実を見ていきましょう。

①ホワイトセージは逆効果になる?

ホワイトセージはスピリチュアルな意味で浄化作用があるとされる反面、「実はスピリチュアル的に逆効果だ」とされる声も見られます。

以前、分からずお客様が、インディアンが儀式にされる「ホワイトセージでお香を焚いて更に霊体が寄って来て具合が悪くなった」例がありました。分からずにお香を焚くとは危険な場合があります 引用元:Twitter_@eltony_uranai

プロの占い師さんによるこのような声もあることが、「ホワイトセージは逆効果」とされる理由のようです。

ネイティブアメリカンの儀式では「精霊や先祖の霊を呼び込む」という時にホワイトセージが使われていたことがあり、現代でも「余計なものを呼び込んでしまう」危険性があると考える方もいるようです。

これについては科学的な根拠があるわけではないので、占い師やスピリチュアル関係の方でも捉え方は様々で、逆にホワイトセージを使用する方もいるよう。

使う方の置かれた環境や精神的なバランスなどによっても受け取り方は変わってくると考えられます。

ホワイトセージはネガティブな気持ちや環境で使うのは避け、万一気分が悪くなるようなら使用を控えましょう。信頼する占い師やスピリチュアルカウンセラーがいるなら、その方の方針に従うのもよいです。

②ホワイトセージで幻覚&トリップ体験も?

ホワイトセージは幻覚作用がある、トリップ体験をしてしまう…?そんな懸念もSNSなどでは見られますが、実際にホワイトセージで幻覚が見えた、トリップしたという声は特に見られませんでした。

ホワイトセージ入りのソイキャンドルを焚くことがありますが、幻覚や危険な目にあってません。(火の取り扱いくらいだけ) それどころか、リラックスできるとても良い香りで気に入ってます♪引用元:Twitter_@younik_corn

ネイティブアメリカンの儀式では、シャーマンのもとで幻覚作用のある植物を使用するといったことがあります。このようなイメージから「ホワイトセージも幻覚が見えてトリップするのでは」と思われることがあるのではないでしょうか。

一般的なお香と同様に雑貨として認可され売られているものであることからも、お部屋で焚くことで幻覚やトリップなどの危険性は考えづらいと言えます。

③ホワイトセージは猫・犬に危険性あり?

ホワイトセージは猫や犬に危険性があるのか?という点についてもよく語られますが、これは「猫がそもそもアロマやお香に弱い」という事実に基づいています。

猫にアロマやお香が良くないとされるのは、精油などの香りを構成する成分(フェノール類やケトン類、リモネン、ピネンなど)が猫にとって毒性があったり、猫の体で分解できないため。

お香などで吸引した場合の影響は個体差もあり明確ではないようですが、例えばケトン類などはセージの精油にも含まれます。そのためホワイトセージも危険なのでは?と考えるのも理解できますね。

ホワイトセージを焚いた場合の影響が明確にメーカーなどから公表されているわけではないですが、猫や犬を飼っている家庭では「念のため自宅でアロマやお香を焚かない」という方が圧倒的に多いと思われます。

猫にアロマオイル(精油)使用は危険。簡単にいうと、猫は解毒できない動物であるという事。でも、解明されてない事が多いので、飼い主の捉え方にもよるけど、元気で長生きして欲しいのは誰もが思う事。猫の過ごす部屋ではお香やディフューザーを使わない方が安全。引用元:Twitter_@SayukiMizore

犬の場合は猫ほどの影響ではないようですが、ただ動物の体は人間より敏感なことは間違いありません。

ペットのいる部屋では使用しないなど配慮をしたほうがよさそうですね。

④庭に植えてはいけない・育て方が難しい?

ホワイトセージは庭に植えてはいけないとされることもありますが、基本的には育てやすい植物です。

ホワイトセージ、ほったらかしでもすくすく育つので、庭に植えるのおススメです 引用元:Twitter_@moonsunandstar8

育て方が難しい、病気になりやすいとされるのは、以下のような点が理由のようです。

▼ホワイトセージを庭に植えてはいけないとされる理由

  • 香りが強い
  • 繁殖力が高くどんどん伸びる
  • 発芽しづらい
  • 土壌によっては根腐れしやすい

香りの強い植物であること、どんどん大きくなってしまうことから隣の家の迷惑になるという懸念があるのですね。

この動画を観ると、ホワイトセージがいかに大きくなるのかがわかります。

広い庭であれば近隣への影響はあまりなさそうですが、小さなスペースで植えるのは注意したほうがよいかもしれません。発芽に関しては苗での販売も多いのであまり心配なさそう。

⑤ホワイトセージは違法&毒性あり?

ホワイトセージは違法なのか?毒性があるのでは?という危険性については、まずホワイトセージは違法ではありません

ホワイトセージは違法な植物ではなく、日本でも普通に販売されているものです。特に毒性もないとされています。

ホワイトセージの毒性、健康への影響については研究データ自体が多くなく、厚生労働省ではセージの毒性について以下のように発表しています。

ほとんど研究がおこなわれていないため、健康に対するセージの効果についてはあまりわかっていません。成分のツヨンが有害な作用をもたらす可能性があるため、妊娠中のセージの使用は安全ではないと考えられます。授乳中のセージ摂取の安全性についてはほとんどわかっていません。引用元:厚生労働省eJIM | セージ | ハーブ | 医療関係者の方へ | 「統合医療」情報発信サイト

因果関係は明確ではないですが、念のため妊娠や授乳中の方は控えるのが安心かもしれません。

ネットでは「ホワイトセージを焚いて気分が悪くなった」という声もわずかに見られましたが、単純に煙を吸いすぎて酸欠状態では…という指摘も

ホワイトセージの植物自体に毒性はないとしても、適度な使用、換気に注意するといった使い方が大切です。

⑥ホワイトセージはわきがの匂い?

ホワイトセージについて調べると「わきがの匂いがした…」という口コミがわずかに見られます。

浄化のためにホワイトセージ焚いてみたんだけど、わきがの匂いする引用元:Twitter_@sunny__1223

ただこれに関しては意見も少なく、「そんな匂いはしない」という否定の意見も。

香りの感じ方に個人差があることと、中にはホワイトセージの質や状態にも関係している可能性があります。

ホワイトセージは乾燥して売られているので、保管状態が悪いと湿気で嫌な匂いが発生することなども考えられます…。自宅でも、長期保管していて状態が悪くなってしまう可能性が。

通販では匂いの確認ができないので、心配な方は店頭で香りの確認をしてから購入するようにすると良いでしょう。

ホワイトセージのすごい効能・効果

ホワイトセージは「浄化にすごい効果がある」「スピリチュアルな効果がすごい」といったイメージが強いですが、実際にはどんなものなのでしょうか?

ホワイトセージはスピリチュアル効果が高い?

ホワイトセージは元々、ネイティブアメリカンの宗教儀式で用いられ「神聖な植物」として崇拝されていたものです。

高い浄化作用があるということから、以下のようなスピリチュアルな効果がすごいとされています。

▼ホワイトセージに期待されるスピリチュアル効果

  • 人や持ち物を浄化してくれる
  • 部屋などの空間、土地を浄化してくれる

エネルギーを浄化して邪気を払う、という効果はもちろんですが、物理的に香りでスッキリした気持ちにさせてくれるアロマ効果も期待できます。

香りの面でもスピリチュアルな面からも、「もやもやする」「マイナスな空気を浄化したい」という時によく使われています。

ホワイトセージは置くだけ&持ち歩くのも効果的

ホワイトセージは、靴箱の消臭剤のように置くだけ、お守り的に持ち歩く方も中にはいるようです。

ただ基本的には、乾燥したものに火をつけて燻す「スマッジング」という使い方が一般的です。

▼スマッジングとは?
ネイティブアメリカンの儀式でも使われていた方法。ハーブを燻した時の煙で空間や土地を浄化させる。

ネイティブアメリカンの儀式では四大要素の「水・地・火・風」に基づいて行われるなど伝統的な決まりがあるそうですが、現代の日本ではお香のように部屋で焚いて使用する方が多いでしょう。

ホワイトセージはそれ自体がネイティブアメリカンにも「聖なる植物」と捉えられていた、浄化のエネルギーが強いもの。

そのため「置くだけ、持ち歩くだけでも浄化効果がある」と考える方もいるようですが、ただホワイトセージは放置すると湿気を吸いカビなどの心配もあるのが注意点です。

ホワイトセージは乾燥されて真空パックなどで保管し、スマッジングの時に取り出すことでフレッシュな香りを保てる。パックから出して置いておくと品質は低下してしまうので、置くだけや持ち歩く場合は定期的に交換する。

ホワイトセージのスマッジングの使い方については、こちらの動画でわかりやすく紹介されています。

ホワイトセージを置く場所はどこ?

ホワイトセージを置く場所は、どのような場所が適しているのでしょうか?

置く場所によって劣化してしまったり、スピリチュアルな効果が減ってしまわないかも気になりますよね。

▼ホワイトセージを置く場所のポイント

  • 湿気のない風通しの良い場所
  • 直射日光が当たったり高温にならない場所
  • 保管時はパックから出さない
  • 出しておく場合は湿気の少ないところで、香りが薄れたら交換する

ホワイトセージは香りにリフレッシュ効果があることから、「靴箱に入れて匂い消しに」などといった方法で置いておく方もいるようです。

部屋や靴箱、玄関などに置く場合も高温多湿は避け、定期的にフレッシュなものと交換すればいつも良い香りを楽しめます。

ホワイトセージの浄化は毎日すべき?

ホワイトセージを使った浄化は、毎日やらないと意味がないのでしょうか?

ホワイトセージでの浄化について特に頻度の決まりはなく、毎日しないといけないわけではありません。逆に「毎日してはいけない」などのルールがあるわけでもないので、個人の好みに合わせて使用する方が多いです。

ホワイトセージを一般の方がお香のように使う場合は、厳密なルールがあるわけではありません。

「人の念」から害を受けないためには「そもそも発見されない」「結界や防御提をつくる」「浄化する」などがあります。 私の場合は祝詞を奏上したり、お清めの塩を毎日置いたり、ホワイトセージを焚いたりしています。引用元:Twitter_ @manaka_kotohogi

実際にホワイトセージを毎日使っている方もいるようです。ただ過剰に焚きすぎて酸欠で気分が悪くなったりすることはないよう、風通しの良い場所で使用しましょう。

ホワイトセージの副作用

ホワイトセージには副作用はあるのでしょうか?

「セージに吐き気などの副作用がある」という説もネットには見られるのですが医学的根拠は示されておらず、また、どのように使用した場合(食べる、エキスを塗る、焚く、など)のことを指すのかも不明です。

厚生労働省ではセージの副作用について言及しておらず、「ほとんど研究がおこなわれていないため、健康に対するセージの効果についてはあまりわかっていない」「セージは食物に使用される通常量を摂取しているのであれば安全」としている。

ネットでは色々な噂もありますが、明らかな副作用や健康被害があれば厚生労働省も公表するはず。現段階では特に大きな副作用や健康被害の報告はなさそうです。

まとめ

ホワイトセージの危険性、逆効果になるという噂や幻覚、トリップなどの心配についてまとめました。

  • ホワイトセージに科学的な危険性はないと考えられる
  • ホワイトセージが逆効果になるかは個人により見解が異なる
  • ホワイトセージは違法でなく幻覚やトリップ、副作用も考えづらい
  • ホワイトセージは庭で育ててもよいが大きくなるので注意
  • ホワイトセージはスピリチュアルな浄化効果が高い
  • ホワイトセージは置くだけでも良いが保管場所に注意

ホワイトセージは一般的なお香のように節度を守って使うようであれば、特に危険性が高いものとは考えられません。

火の扱い、換気、周りの方や猫・犬への香りの影響に配慮しながら、楽しんでくださいね。

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