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CAD/CAM冠はおすすめしない?耐用年数や評判がよくないの真相

美容

保険適応で白い歯を入れられるCAD/CAM冠(キャドキャム冠)。

「銀歯にすると見た目が気になる」「セラミックは高くてムリ」などという人に選ばれています。

しかし、良くない評判も聞かれ、ためらっている人も多いのではないでしょうか。

そのような人のために、この記事ではCAD/CAM冠の良くない評判の真相を探っていきます。

メリットや保険適応範囲についても詳しく触れていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

CAD/CAM冠はおすすめしない?メリット・デメリットまとめ

実際にCAD/CAM冠で治療を行った人からの口コミからわかる、メリット・デメリットをまとめました。

CAD/CAM冠は保険が適応されるため、手軽に白い歯が手に入ると口コミでは評判でした。

CAD/CAM冠の材料である「ハイブリッドセラミック」は、セラミック(陶器)とレジン(プラスチック)からできています。

金属アレルギーの心配がない上、なにより安く白い歯を手に入れられるという点は大きな魅力ですよね。

一方、銀歯やセラミックと比べると劣化しやすく強度も劣るというデメリットも。

そのため、「欠けてしまった」「取れた」などの良くない口コミも目立ちました。

CAD/CAM冠は、噛む力や歯ぎしりの強い人にはあまり向いていないと言われています。

被せものを選ぶ際は、安易に安いものを選ぶのはオススメできません。それぞれの特徴を理解し、自分に合ったものを選択するようにしましょう。

CAD/CAM冠のデメリット・悪い評判

CAD/CAM冠の悪い口コミはこちらです。

  • よくない?
  • 割れた・取れた?
  • 変色する?

それぞれ真相を調べてみました。

よくない?

CAD/CAM冠にした後に痛みが続くという口コミがいくつかみられました。

CADCAM冠にしたところ、神経に近いから痛いのかと、他のところは慣れてきたし、銀歯の時も慣れたら大丈夫だったし、と思って様子見てたけど、今日みたいに虫歯かの様に痛い 引用元:Twitter-@ssss_neocometub

前歯の4番にCADCAM冠をかぶせました。その2~3日後から、そこの歯と歯茎の境目みたいな所が痛みます。正確にはしみる感じで、飲み物などよりも息を吸ったときなどの冷たい空気で痛いです。引用元:Yahoo!知恵袋

CAD/CAM冠は強度が低く、それをカバーするためにある程度厚みを持たせる必要があります。

結果、神経近くまで歯を多めに削ることで知覚過敏になり、痛みが出る可能性があるようです。

そのためCAD/CAM冠は、実際には神経を抜いた歯にのみ適応することが多いようです。

しばらくすると収まってくる場合もありますが、痛みが続くようであれば早めに受診しましょう。

割れた・取れた?

CAD/CAM冠にひびが入った・欠けた・取れてしまったという口コミが目立ちました。

私は実験台になるつもりでCADCAMインレーをお願いしたからやっぱりかな感じだけど、歯ぎしりや歯を食いしばる癖がある人は割れはしなくともヒビが入ってしみるようになるからオススメしないぞ!引用元:Twitter-@エミュレータ

CADCAM冠待ちの歯の被せ物 取れやすいから気をつけてねって言われてたのに…普通にくちゃくちゃ食べてたらポロリと外れて4日経過…めっちゃ腫れて歯医者へレッツゴー 引用元:Twitter₋@nonnon_diet_51

CAD/CAM冠の素材にはプラスチックが含まれていてやわらかい分、オールセラミックよりは耐久性が劣ります。

力のかかり具合によっては、割れたりひびが入ってしまうことがあるようです。

また、銀歯に比べ接着力が弱いため外れやすい面があります。柔らかいゆえにゆがみやすいのも一因のようです。

ゆえに、食いしばりや歯ぎしり強い方などは保険適応外となったり、他の被せものを勧められるケースもあります。

しっかりとカウンセリングを受け、自分に起こりうるリスクを把握したうえで選択しましょう。

変色する?

実際に変色したという口コミは見当たりませんでしたが、変色する可能性はあります。

CADCAM入れるならセラミックの方が耐久性ある。レジンは着色と劣化と変色があるから結局自費はセラミックを勧める ちゃんとした医院なら説明する 引用元:Twitter₋@suzume_r18

保険適用になったCADCAM冠、初めて入れてみたが、なかなかいいじゃないか 経年着色もあるだろうけど、装着直後は全く違和感ないぞ 保険で白い歯を入れたい人には良い選択 引用元:Twitter₋@JeanPie62369259

CAD/CAM冠にはプラスチックが含まれているため、表面に傷や汚れが付きやすい状態。

経年劣化により、艶がなくなったり色が変わっていきます。

白さを長く保ちたい人は、自分の歯同様に着色汚れの予防に気を配りましょう。

  • 着色しやすい飲食物の過剰摂取を控える(コーヒー、ワインなど)
  • 食後のこまめな歯磨きを
  • タバコは控える
  • 歯医者でこまめにクリーニングを受ける

CAD/CAM冠のメリット・良い評判

CAD/CAM冠の良い口コミはこちらです。

  • 前歯の見た目が良くなる
  • 奥歯も適用
  • 色が白くなる

それぞれみていきましょう。

前歯の見た目が良くなる

前歯にも保険で白い歯が入れられることで、見た目が良くなったとの口コミがみられました。

前歯3本がCADCAM冠になり、さよなら出っ歯&ガタガタ歯&変色歯したんだけど、3本で2万かからないって改めて凄すぎでは。。引用元:Twitter₋@hiw20ooo02

前歯もCADCAM冠が保険適応になると聞いて これって喜ぶ人かなり多いんじゃないかな〜一般的な保険適応の前歯(HR)だとメタルの部分が出てきて歯茎黒ずんで見えたり、劣化して色が悪くなったり…でも自費だと10万なんて払えない〜〜が解消される 引用元:Twitter₋@ほのか10m

CAD/CAM冠は現在は前歯にも保険が適応できるようになりました。

前歯は口を開けた時に一番目立つ部分。第一印象をも左右しかねませんよね。

保険適応の前歯の被せものといえば前装冠(裏が金属)が主流でしたが、歯が暗く見える・歯茎が黒ずんでいくといったデメリットがありました。

CAD/CAM冠は、セラミックや前装冠より強度は落ちるものの、金属を使わない白い歯が保険適応で手に入るのは大きな魅力と言えます。

奥歯も適用

CAD/CAM冠は現在、条件付きで奥歯も保険適応範囲となっています。

とりあえず奥歯2番目、保険適用のCADCAM冠にようやくなれた。(5000円)セラミックが良かったけどそんな金は無い。引用元:Twitter₋@shisshidayo

今までは、保険での奥歯の治療と言えば銀歯が定番でした。

しかし、「ニッコリ大きく笑うと銀歯が見えてしまい気になっていた」という人もいるかと思います。

条件さえクリアできればCAD/CAM冠で白い奥歯が手に入るため、笑顔に躊躇することがなくなりますね。

奥歯は噛む際に大きな負荷がかかる部位であるため、CAD/CAM冠の適応には条件が付きます。

詳しい条件はこちらをご確認ください。
⇒CAD/CAM冠の保険適用範囲

色が白くなる

CAD/CAM冠のおかげで白い歯に揃えられた銀歯で目立つことがなくなったといった口コミがみられました。

小さい頃から歯に苦労しててFMC、インレイ、前装冠となにが永久歯だよな口腔内だったんだけれど、CADCAM冠のおかげで全部真っ白!金属アレルギーの診断書(皮膚科)があれば保険適用で1本5000円くらいで4-7(8)番まで入れられる 引用元:Twitter₋@ピンパンサー

銀歯が新しい保険適応のハイブリッドセラミックとやらにアップグレードした。白いから全然目立たないし長持ちする。。かも?との事。引用元:Twitter₋@simadach

CAD/CAM冠は白色のハイブリッドセラミックでできているため、歯の色に近い白色

セラミックほどの色のバリエーションはないものの、一見すると自分の歯と見分けがつきにくいです。

歯の白さは、人の見た目を大きく左右します。

これまで銀歯しか保険適応の選択肢がなかった歯を、白くできるのはうれしいメリットですね。

CAD/CAM冠の保険適用範囲【2022】

CAD/CAM冠は以前は保険適用外でしたが、2022年現在はほぼすべての歯に保険が適応されます。

保険適応範囲と条件をまとめました。

  • 2014年から一部の歯に限って保険が適用。
  • 2020年9月1日の改定でほぼすべての歯(前歯から第一大臼歯)に保険適用
  • 第一大臼歯⑥は一定の条件を満たす必要があり
    →第二大臼歯がすべて残存すること
  • 過度な咬合圧がかかる可能性がある場合は適用されないので注意が必要
  • 金属アレルギーの人は、皮膚科等での診断があれば第二大臼歯⑦も保険適応

引用元:https://nanba-appledc.jp/wiki/cadcam.html

CAD/CAM冠の値段|前歯は?

CAD/CAM冠の値段を部位別にまとめました。

部位 型どり 装着まで 合計
前歯 2,500円程 6,000円程 8,500円程
小臼歯 2,500円程 5,000円程 7,500円程
大臼歯 2,500円程 5,000円程 8,000円程

※型どりは再診料・管理費込みの目安
※すべて3割負担の場合の値段です

料金は、型取りからかぶせ物まで3割負担で1本約7,500円~8,500円程度

前歯が一番高くなっていますが、それでもセラミックの歯のおよそ1/10の価格です。

場所によって制限はありますが、CAD/CAM冠は品質・見た目の自然さなどを加味すると、非常に安価といえますね。

CAD/CAM冠の耐用年数は?

CAD/CAM冠はおよそ4~5年で劣化や変色が起こってくるようです。

CAD/CAM冠にはプラスチックが含まれています。そのため銀歯やセラミックより強度が劣り、かみ合わせやブラッシングなどですり減りやすいというデメリットが。

入れる部位や歯並び・噛む力・食習慣などによっても耐用年数は変わってきます。

かかる力が強すぎる場合、ひびが入ったり割れてしまう可能性は高まるでしょう。

保険が適用されない素材の方がやはり丈夫で耐用年数も長く、とくにセラミックは約10年~ケア次第では20年以上使用できるとも言われています。

AD/CAM冠はやってない歯医者も多い?

CAD/CAM冠はどこの歯科医院でも行っているわけではありません。

CAD/CAM冠を治療として取り入れるには、厚生労働局への申請と国からの認定が必要となっています。

また、銀歯と比べ沢山歯を削る必要がある・材質的に取れやすいという点からも敬遠する先生がいるようです。

医院の方針によりけりな部分が大きいと言えます。 

希望する際は、事前にホームページ等で確認しておきましょう。

CAD/CAM冠をやっている医院でも、条件が合わなければ行えない場合があります。

詳しい条件はこちらをご確認ください。
⇒CAD/CAM冠の保険適用範囲

CAD/CAM冠まとめ

今回は、CAD/CAM冠の評判について深堀していきました。

記事のポイントをまとめます。

  • 歯を多めに削ることで痛みがでる可能性がある
  • セラミック・銀歯よりは耐久性・接着力に劣る
  • 白い歯が手ごろな価格で手に入る
  • 条件点きでほぼすべての部位に保険適応
  • どの歯科医院でも行っているわけではない

白い歯が揃った口元は好印象をもたらします。安く白い歯を手に入れられるCAD/CAM冠はとても魅力的。

しかし、安いからという理由だけで選択するのは要注意です。

治療後のトラブルでかえって高くついてしまうケースも少なくありません。

CAD/CAM冠のデメリット・自分の歯の状態などもしっかり踏まえたうえで、慎重に選びましょう。

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