健康や風邪の緩和に役立つ効果があり、中には家庭で常備しているところもある、はちみつレモン。
のど飴でも「はちみつレモン味」があるぐらい、喉の痛みを緩和させる効果がありますが、ネットで検索すると、はちみつレモンは「体に悪い」といったワードが目立ちます。
実は、はちみつレモンは、わたしたちの健康に役立つ効果を多く持ち、体に悪いものではありません。
そこで今回は、悪い噂を検証してみました。
▼この記事でわかること
効果的な飲むタイミングや、保存方法についても解説していきますので、早速みていきましょう。
はちみつレモンは体に悪い?評判まとめ
はちみつが体に悪いとの噂がありますが、ポジティブな評判もあり、中でもダイエットに効果があるのが気になりますね。
はちみつレモンは添加物等といったものを使用していませんので、体に悪い成分は含まれていませんが、甘味に分類されますので、当然食べ過ぎると太ります。
また「まずい」や「苦い」といった口コミは人それぞれの嗜好もあるかもしれませんが、ダイエットや疲労回復等の効果があると、そういった味もそこまで気にしなくてもいいかなと思う方もいるかもしれません。
学生の時に、運動部がはちみつレモンを食べてる印象が残っているので、やはり体に良い効果のイメージがありますね。
はちみつレモンの悪い口コミ
はちみつレモンの悪い口コミは以下のものがありました。
「まずい」や「苦い」といった嗜好に関する声が目立ちますね。
実際の評判を紐解いていきます。
はちみつレモンは太る?
はちみつレモンで太ったといった口コミはありませんでしたが、太る原因としたら摂りすぎが考えられるでしょう。
大量に飲めば太るかもしれないし、太る程飲み続ければ将来糖尿病になってもおかしくないでしょう。引用元:Yahoo!知恵袋-大量に飲めば太るかも
はちみつレモンはGi値が低いため、上白糖に比べると、食後の血糖値を急激に上げることがなく、即効性のあるエネルギーになりますので、運動や試験で効率良いパフォーマンスを発揮したい時には非常におすすめです。
しかし、レモンによる果糖と、糖類のはちみつの組み合わせですので、体内で消費されずに余った糖は脂肪に蓄えれるため、これが続くと太る結果になりますね。
また100mlあたり約144kcalなので、決してカロリーも低いものではありませんので、太ることを避けたいのであれば、摂取量を守ったり、他の糖質を取り過ぎないようにするといった意識をするといいでしょう。
1回で摂るよりも1日に3回にわけて、少量で満足に繋げるのもいいですね。
はちみつレモンはまずい?
はちみつレモンがまずいと感じる原因のひとつとして、レモンに問題があるかもしれません。
やはりアメリカ産のは、皮はあまり使わないほうが良いかもしれないですね。農薬とか。引用元:Yahoo!知恵袋-やはりアメリカ産のは
外国産のレモンには農薬が使用されているもののありますが、出荷の際に残留農薬の試験をクリアしたものしか出回っていませんので、農薬が原因でレモンがまずいといった問題は年々薄れてきましたが、使用する前は一度洗剤などで洗ってからがいいでしょう。
また洗剤で洗った際も、しっかり水洗いをしないと洗剤が残ってしまうので、はちみつレモンがまずくなる原因にもなります。
農薬が心配な方は、「オーガニックレモン」といった無農薬のものを探してみてくださいね。
また「はちみつレモンがまずい」といった口コミは目立ちませんでしたが、それぞれの好みもありますので、特に甘いものが得意ではない方は、「まずい」と感じるのかもしれませんね。
はちみつレモンは苦い?
レモンには「リモノイド」と呼ばれる苦味成分が含まれていますので、はちみつレモンが苦いと感じるのはこの成分が含まれているレモンの皮と中の白い部分が考えられます。
レモンのはちみつ漬けを作ったらとても苦い(渋い)です。特に外側の皮、中の白い筋が渋くて苦いので、美味しくありません… 引用元:Yahoo!知恵袋-レモンのはちみつ漬け
リモノイドには、抗菌、抗ガン、育毛促進などの効果があり、レモンだけでなく柑橘類にも含まれ、特に皮や種に多く存在しています。
健康には良い働きをしますが、この部分を取り除かずに使用すると、甘いはちみつに漬けても「苦い」と感じるのでしょう。
では、はちみつレモンは苦いものと諦めてしまいそうですが、甘いレモンの見分け方や苦みを軽減させる方法がりありますので、ご紹介しますね。
▼はちみつレモンの苦みを少なくさせる方法
- 黄色に着色した完熟のレモンを選ぶ
- 種をしっかり除く
- 中の白い部分を取り除く
- 皮の両端を使用しない
- みりんなどを加えて中和させる
簡単にひと工夫するだけで、より美味しいはちみつレモンができますので、ぜひお試しください。
はちみつレモンは体にいい!良い口コミ
気になる悪い口コミをみてきましたが、どうやら体に悪いといった印象は薄れてきたのではないでしょうか。
はちみつレモンは「体に良い」といった評判が昔からあり、運動する前や体調が悪い時にも役立つ効果が目立ちます。
ここでは体にいい理由を口コミを交えてみていきましょう。
実際に効果のある飲み方についても解決していきますね。
はちみつレモンはダイエットにいい?
甘いので、ダイエットにいいのはなんだか矛盾してそうですが、上手に取り入れることで非常にダイエットに役立ちます。
朝に飲むと痩せる飲み物トップ3 ・ウォーター ・コーヒー ・はちみつレモン 引用元:Twitter@physis_2016
はちみつには、便秘解消効果、レモンにはデトックス効果や、腸内環境改善に役立つ食物繊維、中性脂肪の吸収の役立つフィトケミカルが含まれていますので、この2つの食材が組み合わさることでダイエットの効果が期待されます。
朝に飲むことで痩せやすくなるといった口コミですが、空腹時にデトックス効果のあるものを体内に取り入れることで、脂肪燃焼作用が効果的に発揮しやすくなるといった根拠からきています。
また甘いものが欲しい時に、砂糖や脂質などの添加物が含まれているものよりも、栄養成分が含まれているはちみつレモンを摂るのもおすすめですね。
はちみつレモンは喉の痛みに良い?
はちみつレモンには喉の痛みを緩和させる効果があり、風邪などにも役立ちます。
喉にも風邪予防にもなります。引用元:Yahoo!知恵袋-喉にも風邪予防にもな
はちみつのは粘膜保護、免疫力を高める作用があり感染症を抑えるといった効果を持ち、またレモンには解熱作用を持つビタミンCが含まれていますので、不調時に回復力が非常に期待されています。
また「はちみつレモン味」ののど飴を見かけたことが一度はあるかと思いますが、商品化されているほどですので、期待されますね。
はちみつレモンは疲労回復に役立つ?
レモンには疲労回復に役立つクエン酸が含まれています。
レモンに含まれるクエン酸が、疲労回復に効果があります。蜂蜜は、摂ると果糖が急速にエネルギーに変換されます。運動前と運動後の両方が良いと思いますよ。引用元:Yahoo!知恵袋-レモンに含まれるクエン
レモンの蜂蜜漬けは疲れた時に作って食べてました。引用元:Twitter@Mayoino3697
はちみつには、疲労回復に役立つ栄養成分である、ビタミンB1、B2をはじめ、アミノ酸やミネラル分も多く含まれています。
またレモンには酸っぱい成分であるクエン酸、ビタミンCを多く含む食べ物で、クエン酸は単体でとるよりも、ビタミンやミネラル、糖質などと一緒にとるようにするとより高い効果が得られます。
特に疲労回復に不可欠なビタミンB群はクエン酸と一緒に摂取することで吸収率がアップし、ビタミンB群を多く含むハチミツとの相性はバッチリですので、こういった効果がはちみつレモンは、疲労回復に役立ちますね。
はちみつもレモンは健康・美容にいい?
はちみつレモンの良い口コミをざっくりとみてきましたが、実は健康や美容にも非常によく、さらに夏バテ予防にも役立ちます。
健康面ですと、疲労回復、快眠効果、風邪予防があげられ、美容面ですと、ダイエット、美肌効果、アンチエイジングなどが期待されますので、特に女性には嬉しい作用が多いですね。
また市販で買うよりもご家庭で作った方が体に優しく、コスパも非常に良いので作り方も紹介しますね。
▼はちみつレモンの作り方【材料】
- レモン…2個
- はちみつ…150g
【作り方】
- レモンをよく洗って、水切りし、薄く輪切にする。
- レモンを瓶に入れて、レモンは浸るまではちみつを入れる。
- 瓶の蓋を閉めて、冷蔵庫で半日~1日寝かせる。参考-macaroni-はちみつレモンの基本レシピ
時々、上下にひっくり返すことでレモン全体にはちみつが馴染みやすく、美味しくなりますので、忘れずにこちらも行ってくださいね。
はちみつレモンの効果とは?
美容や健康面の効果を見てきましたが、他にもありますのでまとめますね。
- ダイエット
- 風邪予防
- 疲労回復
- 口臭対策
- 免疫向上
- 快眠効果
- リラックス効果
- 便秘解消
- 新陳代謝促進
ここまで読んで、健康や美容を維持するのに必要な効能があることに気づいた方もいるのではないでしょうか。
ストレス社会の現代人にとって、はちみつレモンは非常に味方であり、毎日摂ることで心も体もイキイキになるのが期待されますね。
またはちみつレモンをより効果的に取り入れたい場合は、はちみつレモンジンジャーといった、ショウガを加えることで、ショウガによる代謝促進、冷え対策にもなりますので、寒い時期にはこういった工夫をしてみてもいいでしょう。
はちみつレモンはどのくらい日持ちする?
はちみつレモンはご家庭で簡単に作れますが、日持ちや正しい保存方法について解説していきます。
難しい方法ではないですので、早速やってみましょう。
はちみつレモンの賞味期限は?
自家製のはちみつレモンですと、1ヶ月が目安になります。
賞味期限は、「美味しく食べれる期間」のことで、はちみつレモンは、はちみつによる殺菌効果の影響で、手作りでも比較的長くもちますね。
はちみつレモンの保存期間と保存方法は?
保存期間ですが、密閉できるガラス瓶に入れて冷凍で約半年、冷蔵で約1ヶ月です。
ガラス瓶を使用する場合、熱湯で煮沸して殺菌してから使用しないと、雑菌の原因となり痛みが早くなりますので、必ずガラス瓶の殺菌を行ってから使用してくださいね。
またタッパーやジップロックですと、できるだけ早いうちに消費したほうがいいので、こちらの場合は1週間が目安になります。
【Q&A】はちみつレモンのよくある質問
はちみつレモンに関する疑問を解決していきます。
はちみつレモンはいつ飲む?寝る前がいいの?
運動前後や、寝る前などといったタイミングは目的によってそれぞれ異なりますが、寝る前も推奨されていますよ。
睡眠でもエネルギーが消費されていますが、はちみつレモンを摂ることですばやくエネルギー源に蓄えれ、またはちみつにはリラックス効果や、快眠効果もありますので、ぐっすり眠りたい時には非常におすすめです。
また気になる糖質ですが、はちみつの糖分は消化器官への負担がないですので、しっかり量を守れば太る心配はありません。
はちみつレモンは風邪にいい?
はちみつレモンは、昔から「風邪にいい」とも言われ、実際に強い味方になりますよ。
レモンには弱った免疫を復活させるビタミンCと、風邪で乾燥しがちな喉を潤う保湿作用を持つはちみつによって、ダブル効果を発揮し、特に乾燥しがちな季節にはぴったりのものです。
また辛い発熱の際に「解熱作用」が含まれるレモンのビタミンCを摂ることで、解熱の効果が期待がされますよ。はちみつレモンを飲んで寝たら回復するかもしれませんね。
まとめ
今回は、はちみつレモンが体に悪い理由を検証してみました。
食べ過ぎなければ、体に良いものであり、特に健康や美容の面でも優れているものでした。
また風邪の引き始めや、乾燥しがちな時期にも風邪予防としても役立ちますね。
疲労回復も期待されますので、最近なんだか体の調子が悪いと感じている方、まずは1週間ほど、はちみつレモンを生活に取り入れてみてはどうでしょうか。
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