子どもを連れて旅行する場合、2歳と3歳の料金差に疑問を持つこともあるでしょう。
偽った年齢で搭乗すると、楽しい旅行が中止になる可能性も大いにあります。
そこで今回は「飛行機で3歳がばれた?」という事件があったのかを調査しました。
年齢確認はあるのか?子どもを抱っこや膝の上に乗せるのは可能なのか?も触れていきます。
▼この記事に書いていること
3年間の子連れ飛行機を経験している筆者が、航空券を安く抑えられる方法や機内のおすすめ座席やおもちゃの紹介も行っていきます。
飛行機で3歳がばれた?
国内の航空会社では、3歳の子どもは座席の購入が必須です。
「3歳がばれる」という具体的な事例は、見つかっていません。
スカイマークの公式ホームページには、年齢を誤った搭乗は拒否することが記載されています。
年齢を誤った状態で搭乗することもできません。そのため、年齢などのご搭乗者情報が誤っている場合は、ご予約を取り消していただき、改めてその時点で販売している空席のある運賃で、ご予約を取得していただく必要があります。引用元:【国内線】搭乗者の年齢を訂正したいのですが、どうしたらよいですか?
予約した便は、搭乗拒否や取り消し手続き、払い戻し料金も支払らわなければいけません。
年齢詐称は後ろめたい気持ちを抱くことになり、旅行を楽しむ上での心の負担にもなるでしょう。
他にも3歳の子どもを連れて飛行機を利用する際に、気になる疑問点をまとめました。
3歳になる前の子どもがおられる方は、必見です。
飛行機で3歳は年齢確認される?
一般的に、飛行機で3歳の子どもの年齢確認は行われません。
口コミや経験談を踏まえて、国内線で子どもの年齢確認が求められるケースは、報告されていません。
ただし、子どもの年齢を聞かれたら「公的証明書」を提示する義務があります。
一般的には飛行機で3歳の子どもの年齢確認は、行われないと言えるでしょう。
行きは2歳で帰りは3歳になる場合は?
適用される運賃は、搭乗日の年齢で決まります。
JALの公式ホームページによると、搭乗日によって2歳から3歳に変わる場合は、往路と復路を分けて予約する必要があります。
予約の際には <搭乗時の年齢> をご入力ください。引用元:予約の際は、予約時の年齢・搭乗時の年齢、どちらを入力すればよいですか。
JALを例に挙げて説明していきますね。
- 往路の搭乗日:2023年6月25日(2歳)
→幼児運賃(無料) - 復路の搭乗日:2023年7月2日(3歳)
→小児運賃(有料)
往路の搭乗日(幼児料金)は、2歳です。座席を使用しない場合は、無料になります。
復路の搭乗日(小児料金)では、3歳になったので、座席を購入しなければいけません。
往復路で同時予約すると、同じ年齢での予約になります。
搭乗日に3歳の誕生日を迎える子どもがいる場合は、区間ごとに予約が必要です。
予約後の年齢変更は出来ないので、気をつけてください。
飛行機は3歳から座席が必要?シートベルトは?
国内線の飛行機では「3歳の子どもは、座席の購入が必要」です。
飛行中の安全確保や緊急時の対応のため、シートベルトの着用も必須です。
ジェットスターの公式サイトには、離着陸時以外もシートベルトの着用を求めています。
離着陸時だけでなく、飛行中も予期せぬ気流の変化に備え、小さなお子様を含め常にシートベルトの着用をお願いします。引用元:格安航空券 | 飛行機 予約 | 最低価格保証 | ジェットスター
もしくは、ご自身のシートベルトの持ち込みもできる航空会社もあります。
各航空会社の基準があるので、公式サイトを参考にしてください。
国内の航空会社は、子ども専用の座席確保をお願いしています。
保護者も子どもも安全に旅行することができるので、ルールを守るのが鉄則です。
他にも機内での対応について、深掘りしていきます。
飛行中は危険も生じる可能性がありますので、必ず目を通してください。
飛行機で3歳を膝の上に乗せるのは?
3歳の子どもを親の膝の上に乗せることは、許可されていません。
座席確保が必要とされているため、ひとりで座ることになります。
親の膝の上に乗せられない理由は、緊急時に保護者が10キロを超える子どもを支えることが困難になるからです。
子どもが大きくなると緊急時に親が支えきれなくなるからです。引用元:至急飛行機で子供を膝の上のせれませんか?席は確保してあり、3歳以上で… – Yahoo!知恵袋
しかし、子どもはシーベルトを着用し続けていると、身動きが取れず辛いはずです。
離着陸時とベルトサインが消えたら、シートベルトを外してあげられます。
膝の上に子どもを乗せる場合は、保護者はシートベルトを必ず装着はしてくださいね。
飛行機の離着陸の間において、動画の視聴やお菓子を食べてもらいましょう。
保護者の膝の上に座らせられるのは、離着陸時とシートベルト点灯中のみなので注意して下さいね。
抱っこは?
3歳の子どもを抱っこして座らせるのは、NGです。
特に離着陸時は、安全を最優先に考える必要があります。
離着陸時やシートベルトサインが消えた後であれば、子どもを抱っこして座らせることも可能です。
抱っこ紐を使用する場合は、各航空会社により規定があります。
機内での安全を確保するためには、ひとりで座ってもらう方法を考えなくてはいけません。
もし抱っこを求められたら、客室乗務員に相談してみると解決策が見つかります。
私自身、娘が座ってくれず困っていた時、ママさん客室乗務員が上手に対応してくれました。
シートベルトサインが消えた後に抱っこできるので、安全を確認しながら適切な対応をしましょう。
3歳の飛行機の料金は?
3歳の子どもの飛行機の料金は、航空会社によって運賃区分や割引率が異なります。
以下は「小児運賃」の各航空会社の例です。
航空会社 | 運賃区分 | 割引率 |
---|---|---|
ANA | 小児運賃 | 正確な記載なし |
JAL | 小児運賃 | 大人運賃の75% |
・エアドゥ |
小児運賃 | 正確な記載なし |
・ジェットスター |
大人運賃 | 0% |
LCCの航空会社は、大人運賃になります。
搭乗日が大型連休などのピーク時である場合、割引の変動が考えられますので注意が必要です。
口コミや経験談では、同じ路線で航空会社を比較後、安価な航空券を購入できたという報告もあります。
飛行機代自体はエアドゥが安くていつも使ってたんだけど、子供が3歳超えて小児料金かかるようになるとJALのが小児の割引率よくてトータルが1万ちょい安くなった。引用元:Twitter-@love_love_josh
3歳の飛行機の料金を節約する方法は、以下3点を紹介します。
- 航空会社を比較する
- 別の運賃区分と小児普通運賃額を比較する
- セール時期を狙う
3歳の子どもの航空券を購入するときは、小児運賃区分だけ選択ができるわけではありません。
他に適用できる運賃区分で予約すると、節約できますよ。
各航空会社の公式ホームページで運賃の適用方法を確認し、購入を検討してみてください。
3歳で飛行機が一人で座れない!暴れる時の対策は?
飛行機に乗る際、3歳の子どもが「ひとりで座れない」ケースはあります。
子どもにとっては窮屈で退屈な時間となるため、大人も心配になりますよね。
実際に、子どもが暴れたり泣いたりする光景もよく見かけます。
しかし、事前準備をしておけば子供が退屈しないですよ。
以下では、子どもが飛行機で暴れずに退屈しないための方法を2つ紹介します。
事前に子どもが快適に過ごせるような準備をしておくことです。
3歳が飛行機で使えるヘッドホンはある?
3歳(幼児〜小児)が飛行機で使えるヘッドホンは、ありません。
大人用に配布されるイヤホンの取り扱いのみです。
以前、JALが子ども用のオリジナルグッズとして「ヘッドホン」の配布していたそうです。
子どもに好きな動画やアニメを鑑賞してもらうことで、座ってくれるでしょう。
一方、ご自身で子ども用のヘッドホンを持参するか、航空会社で配布されるイヤホンを使用することになります。
今後、学習面でも使う場面もあるので、購入も検討してみる価値はありますね。
飛行機で3歳の子ども向けにヘッドホンの提供はしていません。
子どもが楽しめるようにヘッドホンを持参することで、より快適な飛行時間を過ごすことができます。
暇つぶしのおもちゃのおすすめは?
フライト中に子どもが遊ぶためのおもちゃは、100均一で揃えるのがおすすめです。
一部の航空会社(例:ANAやJAL、ソラシドエアなど)では、子ども向けのオリジナルグッズ提供しています。
上記の写真は、ANAでもらったオリジナルグッズです。パズルやメンコ、折り紙も頂いたことがあります。
ただしLCC(ジェットスターなど)では、オリジナルグッズの配布がないことが一般的です。
機内で配布されるグッズ以外にも、おもちゃを2〜3個用意すると、子どもが機嫌を損ねた時に役立ちます。
以下は、子連れ飛行機の際に子供が喜んでくれたものです。
- シールブック(DAISOが種類豊富)
- お絵描きセットや塗り絵
- パズル
100円ショップで見つけられるおもちゃコーナーで、荷物に邪魔にならないサイズのおもちゃを探してみてください。
子どもは数時間のフライトで退屈を感じることが多いため、楽しいおもちゃを用意してあげると、ひとりで座ってくれるはずです。
3歳の飛行機の座席でおすすめはどこ?
3歳の子どもが飛行機に乗る際におすすめの座席は、後方かつ通路側です。
後方には客室乗務員の待機場所とトイレがあり、自由に動き回れます。また、急なトラブルにも迅速に対応可能です。
子どもが退屈した時は、座席を離れて気分転換することもできますね。
また、通路側の座席は身動きが取りやすく、トイレや客室乗務員へのお手伝いを頼みやすくなります。
私の経験上、後方の座席には他の子連れの方も多く座っている印象があります。
注意点として、事前に航空会社のウェブサイトや予約サイトで座席マップを確認することをおすすめします。
初めての子連れ飛行機でも、客室乗務員や他の子連れの方の存在が心強いですので、安心して旅を楽しんでください。
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