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MCTオイルが合わない人|デメリット&脱白髪は嘘?使い方の危険性

食事

MCTオイルが合わない人

MCTオイルはダイエットや健康に良いということから人気を博していますが、実は合わない人がいるということをご存知でしょうか。

また、使い方や飲み方を間違えてしまうと危険な事態に陥ることもあります

そこで今回は、MCTオイルが合わない人やメリット・デメリット、使い方の危険性などをまとめてみました。

MCTオイルの使い方やMCTオイルダイエットのやり方などについてもご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

MCTオイルが合わない人は?

MCTオイルは100%中鎖脂肪酸の油なので食品に分類されますが、中には合わない人がいるので注意が必要です。

▼MCTオイルが合わない人

  • 胃腸が弱い人
  • 肝臓病の人
  • 糖尿病の人
  • 妊娠中、授乳中の人
  • 小さな子供(2歳未満)

これらに当てはまるけれどどうしても摂取をしたいという場合には、事前に必ず医師や栄養士に相談するようにしましょう

MCTオイルは危険性がある?口コミまとめ

MCTオイルについて口コミを調べてみると、MCTオイルの危険性を訴える声が多く聞かれたので、以下にまとめてみました。

MCTオイル、加熱は危険みたいです。引用元:X-@mi80458

MCTオイルをカップ麺に入れると、容器が変形したり底が抜けたりすることがあるらしい。。引用元:X-@memi_carrot

MCTオイル⋯アイツは危険です。少しづつから始めるらしいのに、説明読まずに飲みましたw引用元:X-@youyou777youyou

MCTオイルは沸点が低く、160℃くらいになると白い煙が上がります。

そのため、加熱はせず料理にかけたり飲み物に混ぜたりして摂取するようにしましょう

また、いきなりたくさん摂取してしまうと胃腸に負担がかかってしまうため、必ず少量から始めるようにしましょう

これらの危険性についてはいずれも商品ラベルの注意書きに記載されているため、事前に必ず目を通すようにしましょう。

▼カップ麺の容器にMCTオイルを入れると容器に穴が空いてしまいます。

MCTオイルのデメリット&好転反応

MCTオイルのデメリットには、以下のようなものがあります。

MCTオイルを摂取すると、下痢や腹痛といった好転反応が起こることがあります

また、コレステロールが上がることもあるようで、その真偽が気になりますよね。

それでは、実際の口コミと合わせて、一つずつ具体的にみていきましょう。

MCTオイルは下痢が止まらない・腹痛が起きる?

口コミを調べてみると、MCTオイルを摂取したら下痢が止まらない腹痛が起きる、という声が複数聞かれました。

MCTオイルそんなに摂取してないのに、酷い腹痛と水下痢になってしまいトイレと部屋の往復……引用元:X-@PASTEL_KANON

これはMCTオイルの消化吸収が良いことが原因で、一度に多量摂取してしまうと下痢や腹痛がみられることがあります(参考1):J-STAGE-中鎖脂肪酸の栄養学的研究

少量から始めて徐々に摂取量を増やすことで、下痢や腹痛は起こりにくくなります。

コレステロールが上がる?高カロリーで太る?

MCTオイルを摂取するとコレステロールが上がることがある、という声も聞かれました。

MCT オイルは脂肪の代謝を上げるのでお勧めなんですが、摂取しても不思議と悪玉コレステロールの値は下がらないか、上がる人もいるようです。引用元:X-@noto

中鎖脂肪酸は飽和脂肪酸に分類されますが、飽和脂肪酸を過剰に摂取すると悪玉コレステロールが増加することがわかっています。(参考2):栄養部|北里大学病院-脂質について知りましょう

そのため、MCTオイルを摂りすぎないように気をつけましょう。

また、ダイエットのお供としてMCTオイルを取り入れている方も多いと思いますが、高カロリーで太るという声も聞かれました。

MCTオイルに手を出す時は炭水化物を完全カットしないと逆効果かと思います。油そのものはご存知の通り超高カロリーですのでw引用元:X-@Fuku_Keiba

MCTオイルのカロリーは1gあたり約9kcalで、サラダ油などとカロリーはほとんど変わりません。

しかし、MCTオイルは脂肪の燃焼をサポートしてくれるため、カロリーが高いからといって必ずしも太るわけではありません。(参考3):植物のチカラ 日清オイリオ-機能性表示食品「日清MCTオイルHC」

MCTオイルは加熱に弱い?

MCTオイルに関する口コミを調べてみると、加熱に弱いという声が多く聞かれました。

MCTオイルは熱に弱いと聞いた事があってふと不安になりました。引用元:X-@U39N

しかし、MCTオイルは熱に弱いというよりも、発煙点が低いことから加熱調理には適していません

MCTオイルは揚げたり炒めたりする工程では使用できませんが、炊飯やケーキの練りこみ用には使用することができます。

MCTオイルはアレルギーを起こす?

MCTオイルを摂取すると、喉がイガイガすることがあります。

そのため、アレルギーを起こしているのではと不安になる方も多いようです。

MCTオイル、やっぱり合わないのかなぁ。喉、イガイガするなぁ〜。引用元:X-@mayu_919

しかし、MCTオイルはアレルギー源となるタンパク質を含んでいません。(参考4):植物のチカラ 日清オイリオ-栄養成分表 | 日清MCTオイル | 高齢者・介護食品 (参考5):味の素株式会社-食物アレルギーの仕組みって?発症したらどうする? 

そのため、ココナッツなどのヤシ科植物にアレルギーを持っていたとしても、基本的にアレルギーを引き起こすことはありません

喉がイガイガする場合は飲み物に入れるなどして直接飲まないようにするか、量を減らして摂取するようにしましょう。

MCTオイルのメリット

MCTオイルのメリットには、以下のようなものがあります。

MCTオイルはダイエットのイメージが強いですが、白髪や便秘を予防したり、頭が冴えたりと、さまざまな効果が期待できるようです。

MCTオイルダイエットは効果的に痩せる?

MCTオイルダイエットの結果、実際に痩せたという声が多く聞かれました

MCTオイルダイエットやってよかったなぁ。食事制限の効果もあると思うけども1ヶ月半ぐらいで8キロぐらい痩せた!!引用元:X-@_tomyan_

先程もご紹介したとおり、MCTオイルには脂肪の燃焼をサポートする働きがあるため、効果的に痩せることができるようです。

⇛MCTオイルダイエットのやり方はこちら

MCTオイルは白髪予防にいい?

MCTオイルについて調べていると、気になる口コミを発見しました。

もう7〜8年ほどMCTオイル入りのバターコーヒー毎日飲んでますが、そのせいかな白髪があまりないの、黒すぎてカラスのようだと言われるのです。引用元:X-@toracchii

MCTオイルが白髪予防に良いという話はよく耳にしますが、残念ながら科学的根拠はないようです。

しかし、MCTオイルを摂取すると作られる「ケトン体」には、抗酸化作用があることが知られています。(参考6):生化学 The Japanese Biochemical Society-睡眠調節と脳内ケトン体代謝の関連性について

白髪の原因はさまざまですが、活性酸素による酸化もその原因の一つとして挙げられます。

そのため、MCTオイルが白髪予防に全く効果がないとは言い切れないかもしれません

MCTオイルは便秘や腸内カビを防ぐ

先程MCTオイルを過剰に摂取すると下痢をするとご紹介しましたが、便秘が解消した、と感じる方もいるようです。

MCTオイルが便秘や美容にいいんだよ、と会社の奥様から何個か分けてもらったけど
便秘への即効性がすごい…!!引用元:X-@syake_903

また、MCTオイルは腸内カビを防ぐという噂もあるようです。

腸内にはたくさんの菌が存在しますが、その他にも1%ほどカビ(主にカンジダ菌)が存在します。

中鎖脂肪酸にはそんなカンジダ菌を減らす効果があるため、MCTオイルは腸内カビを防ぐ効果もあります。(参考7):大和薬品株式会社-カンジダ菌との上手な付き合いかた

腸内カビが増殖すると発熱や頭痛、吐き気などの症状が現れるため、MCTオイルを摂取して予防しましょう。

MCTオイルの効果は脳や頭が冴える

実は、MCTオイルの意外な効果として、脳や頭が冴えるという声もあります。

MCTオイル摂ると妙に頭が冴える。しかも即効性が高い。引用元:X-@etsuran893

これは、MCTオイルを摂取すると作られるケトン体が影響しているようです。

というのも、脳のエネルギー源はブドウ糖です。

そのため、ブドウ糖が不足すると集中力が下がるなど、脳のパフォーマンスが下がってしまいます

そんなときに役に立つのがケトン体です。

ケトン体はブドウ糖が不足すると代わりに脳のエネルギー源となるため、MCTオイルを摂取すると脳を活性化してくれます。(参考8):大正製薬-脳の老化を防ぐ!食から考える脳の健康|大正健康ナビ

MCTオイルの使い方&飲み方

MCTオイルにはさまざまなメリットがあることがわかり、興味が湧いた方も多いのではないでしょうか。

しかし、どう取り入れたら良いのかわからないという方も少なくないと思います。

MCTオイルには効果を得やすい摂取量や摂取タイミングがあるため、MCTオイルの使い方や飲み方についてご紹介していきます。

MCTオイルの1日の摂取量

MCTオイルの1日の摂取量に厳密な決まりはありません

ただし、いきなりたくさんの量を摂取してしまうと胃腸に負担がかかってしまいます

はじめは1日小さじ1杯(5ml)から始めて、体調に問題がなければ少しずつ増やすようにしましょう。

そのまま飲むならいつ?摂取タイミング

そのまま飲む場合いつ飲むのが良いのか、より効果的な摂取タイミングが知りたいという方も多いと思います。

摂取タイミングについては特に決まりはありませんが、朝食時や運動前がおすすめです。

朝食時に飲むと日中の日常活動時の脂肪燃焼率が上がるため、ダイエット中には朝食時に摂取するとより効果的です。(参考3):植物のチカラ 日清オイリオ-機能性表示食品「日清MCTオイルHC」

また、MCTオイルは短時間でエネルギー補給することができます。

運動前に飲むと持久力アップなどが期待でき、良いパフォーマンスを維持することができます。

寝る前に飲むといいって本当?

先程、MCTオイルは朝食時や運動前に飲むのがおすすめだとお伝えしましたが、実は寝る前に飲むといい、という声もあります。

というのも、摂取されたMCTは肝臓に運ばれ、多くのケトン体が作られます。(参考9):植物のチカラ 日清オイリオ-MCTサロン – 脳の栄養不足を助ける「MCT」

ケトン体には睡眠を調節する機能があるため、寝る前にMCTオイルを飲むと眠りが深くなり、疲労回復をサポートしてくれます(参考6):生化学 The Japanese Biochemical Society-睡眠調節と脳内ケトン体代謝の関連性について

MCTオイルダイエットのやり方

MCTオイルダイエットとは、糖質を制限しながらMCTオイルを摂取することで、効率よく脂肪を燃焼させるダイエット方法です。

つまり、MCTオイルダイエットはただMCTオイルを摂取すればいいというわけではなく、食事管理が必要になってきます。

▼MCTオイルダイエットのやり方

  • 炭水化物や甘い物を控えて糖質を制限する
  • タンパク質や脂質、野菜を多く摂取する
  • MCTオイルを摂取する

また、MCTオイルの摂り方に特に決まりはありません

しかし、先程もご紹介したとおり、朝食時に摂取するとより効率的に脂肪を燃やすことができます

MCTオイルはどれがいい?選び方

最近では、さまざまなメーカーからMCTオイルが販売されています。

そのため、どれがいいのかよくわからないという方のために、選び方のポイントをいくつかご紹介したいと思います。

▼選び方のポイント

  • 味や香りで選ぶ
  • 中鎖脂肪酸の種類で選ぶ
  • 形状で選ぶ

MCTオイルは商品によって味や香りがさまざまで、ココナッツの風味が強いものや無味無臭のものなどがあります。

毎日続けるものなので好みに合うものが一番ですが、無味無臭のものはさまざまな料理や飲み物に合わせやすいので特におすすめです。

また、MCTオイルの中鎖脂肪酸は、主にカプリル酸(C8)とカプリン(C10)、ラウリン酸(C12)のことを指しています。

このうち、ラウリン酸は長鎖脂肪酸に近い性質であるため、カプリル酸やカプリンと比較すると消化吸収が遅い傾向にあります。(参考3):植物のチカラ 日清オイリオ-機能性表示食品「日清MCTオイルHC」  (参考10):リボン薬局 松山市室町、松山市駅より徒歩7分の調剤薬局-「MCT」ってどんな油?

そのため、ダイエットや運動前に摂取したい場合はラウリン酸が含まれないものを選びましょう

その他にも、形状で選ぶという方法があります。

MCTオイルはオイルタイプ以外にも、パウダーやカプセルタイプのものもあります。

油が苦手だという方は、パウダーやカプセルタイプのものを選ぶと良いでしょう。

MCTオイル・ココナッツオイル・オメガ3の違い

MCTオイルもココナッツオイルもオメガ3もどれも同じ「脂肪酸」です。

しかし、MCTオイルとココナッツオイル、オメガ3の主な違いは「脂肪酸の種類」にあります。

▼MCTオイル
ヤシ科の植物に含まれる中鎖脂肪酸だけを抽出したオイル
▼ココナッツオイル
ココナッツの実から抽出したオイルで、約6割は中鎖脂肪酸(残りの4割は長鎖脂肪酸)
▼オメガ3
多価不飽和脂肪酸の一つで、魚油に含まれるDHAやEPA、植物油に含まれるα−リノレン酸などの総称

MCTオイルはココナッツオイルよりも中鎖脂肪酸を多く含むため、ダイエットサポートや運動前の栄養補給をしたい方におすすめです。

また、オメガ3は生活習慣病予防効果や血流を改善する効果、アンチエイジング効果などが期待できます(参考11):わかさの秘密-ω(オメガ)-3 | 成分情報

それぞれ若干効果が異なるため、得たい効果に合わせて摂取すると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

MCTオイルは料理や飲み物にかけるだけで、手軽に摂取することができます。

ただし、使い方や飲み方を誤ってしまうと危険な事態に陥ることがあるため、必ず摂取前に注意事項を一読するようにしましょう

こちらでご紹介した内容を参考に、ぜひ日々の生活にMCTオイルを取り入れてみてくださいね。

▼参考にしたページ一覧

(参考1):J-STAGE-中鎖脂肪酸の栄養学的研究

(参考2):栄養部|北里大学病院-脂質について知りましょう

(参考3):植物のチカラ 日清オイリオ-機能性表示食品「日清MCTオイルHC」

(参考4):植物のチカラ 日清オイリオ-栄養成分表 | 日清MCTオイル | 高齢者・介護食品

(参考5):味の素株式会社-食物アレルギーの仕組みって?発症したらどうする? 

(参考6):生化学 The Japanese Biochemical Society-睡眠調節と脳内ケトン体代謝の関連性について

(参考7):大和薬品株式会社-カンジダ菌との上手な付き合いかた

(参考8):大正製薬-脳の老化を防ぐ!食から考える脳の健康|大正健康ナビ

(参考9):植物のチカラ 日清オイリオ-MCTサロン – 脳の栄養不足を助ける「MCT」

(参考10):リボン薬局 松山市室町、松山市駅より徒歩7分の調剤薬局-「MCT」ってどんな油?

(参考11):わかさの秘密-ω(オメガ)-3 | 成分情報

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