老若男女問わず幅広い年齢層から愛されているファミリーレストランのガスト。
リーズナブルな値段設定でゆったりと過ごせる環境であることから、勉強場所として利用する方も多いです。
しかし、勉強場所として利用する際のマナーが守れない人がいることから、勉強禁止の店舗も存在するのも事実です。
今回は、ガストで勉強しても良いのか、勉強する際に気を付けることなどをご紹介します。
▼この記事に書いていること
ドリンクバーのみの利用や深夜料金、勉強スペースの有無についてもご紹介しますので、参考になれば幸いです。
ガストで勉強はしてもいい?
学校のテスト期間前になると、ファミレスやファーストフード店で勉強する学生をよく見かけます。
ガストでもドリンクバーや軽食をつまみつつ、勉強や作業をしている方がいらっしゃいますよね。
基本的にガストで勉強してもいいかどうかという対応は店舗によりますが、騒ぎもせずに静かに勉強している分には容認しているというところが多いです。
ただガストを含め、ファミレスで勉強をすることに対して否定的な人はいて、以下のような意見が見られました。
- ガストは勉強ではなく、あくまで飲食をする場所である
- 少ない注文で長居するのはマナー違反
- 食事に来ているほかの客にとっては雰囲気を壊されている
ガストで勉強している姿は他人から見ると「あまり良い印象ではない」ということも考慮した上で、常識の範囲で利用したいところです。
ガストは勉強禁止なの?
ガスト公式からは、利用者が店内で勉強する行為自体を禁止していませんが、店舗によっては勉強を禁止している所も存在します。
勉強禁止にしている理由としては、「勉強OKを1人でも受け入れてしまうと、ガストで勉強する学生をさらに呼び寄せてしまう」ということを懸念しているとのことでした。
また、注意書きとして席に「2時間以上の居座り禁止」「ランチ・ディナーの混雑時の勉強禁止」などが記載されていることもあります。
店舗によって対応が異なる場合があるため、勉強自体を禁止しているかどうかを店側に確認を取っておくと確実でしょう。
地元福岡のガストでは、リュックサックで入った途端に店員さんから「ここは、勉強禁止ですけど!」と注意されるほど厳しいのに、東京のガストはどうぞ勉強してくださいと言わんばかりのお一人様席に、コンセントソケットまで完備されてる!!すごい!ありがとう、東京のガスト!引用元:X-@orcanoORUchan
上記の口コミのように、店舗がある地域や立地によって対応や設備が異なるようですね。
ガストは何時間いていい?
ガストを利用する人の中には、1日10時間以上の長時間利用している方もいらっしゃるようです。
しかし、このような長時間利用は一般的に好ましくはありません。
ガストは、具体的に何時間いてもいいという数字はありませんが、混雑時や席を待っている方がいる場合は、食事が終われば退店した方が良いでしょう。
ファミレスの一人当たりの滞在時間は?
ファミレスの1人当たりの滞在時間は、料理提供までの時間を含めても、約1~2時間が平均的と言われています。
ひとりで食事利用という目的であれば、滞在時間は短めですし、複数人で行くとやはり滞在時間が長めな傾向があります。
ガストの滞在時間は制限がある?
基本的にガストには滞在時間の制限はありませんし、ガスト公式X(旧:Twitter)にも滞在時間に関する以下の投稿があります。
基本的にはお時間に制限はありませんよ!店舗により、10時半以降ランチタイムになり、120分制や90分制のお店もあります お近くの店舗でご確認くださいね 引用元:X-@gusto_official
ランチ時の混雑している状況だと、客回転率を上げるために時間の制限を作っているところもあるようですね。
こちらも店舗の対応によって異なりますので、確認しておくと確実です。
ガストには勉強スペースがあるって本当?
ガストはファミレスですので勉強用のスペースは用意されていませんが、地域によっては一人用の座席がある店舗もあるようです。
また、すべての店舗ではありませんが、Wi-Fiが利用可能で、スマートフォンやタブレットで調べものをしながら勉強したり、パソコンで作業したりすることも可能です。
Wi-Fiの有無はガスト公式サイトの店舗検索から確認できますので、確認してみてはいかがでしょうか。
ガストで勉強する時のマナーは?
ガストではいろいろな人が食事を楽しみに来店されます。
勉強目的でガストを利用する際、禁止事項やマナーを守らなければ、退店を促されてしまうかもしれません。
勉強をしていることで周りに迷惑をかけないよう、以下のマナーを守り利用することが重要です。
上記のマナーや心がけを1つずつ解説します。
①そもそも勉強する場所じゃない
ガストは、あくまでファミリーレストランとして食事をする場所ですので、勉強をする場所ではないことを考慮しましょう。
店側は客に食事をしてもらうことで利益を上げているため、長時間勉強のために利用され、注文がドリンクバーだけだと単純に利益がありません。
また、勉強で長時間テーブルを占拠している状況だと、混雑時に順番待ちしている客は不愉快に思ってしまいます。
「ガストじゃなくて図書館で勉強すればいいのに」という意見も実際にあるようです。
食事をする場所で勉強するというのは、好ましく思わない人もいるということも知っておきましょう。
②大人数は避ける
1人で勉強するより大人数で勉強した方が、教え合ったり楽しく勉強できたりしますが、大人数だと周りに迷惑をかけてしまいやすいです。
おのずと声のボリュームも大きくなり騒がしくなってしまいますし、大人数だと広いテーブルを占拠、あるいは複数のテーブルを使うことになります。
自分たちが席を占拠しているために、食事ができず帰ってしまう人がいるかもしれないということを忘れないでおきましょう。
③混雑時や土・日は避ける
来客数が多い混雑時や土日での勉強利用は避けましょう。
店が混雑している状況で、食事が終わっているのにテーブルの上に勉強道具を広げて長居している姿というのは、順番待ちをしている人にとっては不愉快でしかありません。
ガストで勉強する際は、ランチやディナーの混雑する時間帯、土日祝日は避ける必要があります。
以下に来店を避けるべき時間帯とおすすめな時間帯をまとめました。
▼勉強での利用を避けるべき時間帯
- 11~14時のランチタイム
- 17~21時のディナータイム
- 土・日・祝日
▼勉強での利用でおすすめの時間帯
- 7~11時
- 14~17時
- 21時~閉店(深夜時間帯)
早朝の時間帯やランチとディナーの間の時間帯、深夜の時間帯は比較的空いているため、長時間居座らず、騒ぐことが無ければ、帰らされることはないと考えて良いでしょう。
7~11時までの時間帯は、モーニングセットなどのメニューも安価に注文できます。
④うるさくしない
お友達と一緒にガストで勉強することもあるかと思いますが、ついつい盛り上がって大声で喋ってうるさくしてはいけません。
ガストには老若男女いろんな方たちが来店されていますので、店内で騒がないというのは店を利用する上での基本的なマナーとして守りましょう。
他のテーブルの客や店側に迷惑をかけないよう、利用すると良いですね。
ガストには勉強禁止店舗がある?
ガストは勉強場所として人気ではありますが、店舗によっては勉強する行為自体を禁止している店舗もあります。
勉強禁止にしている理由としては、「勉強している人との何らかのトラブルがあった」「勉強する人のマナー違反によるトラブルを未然に防ぐため」といったものがあるようです。
元町ガスト、勉強禁止になったの渋すぎるな。引用元:X-@immmmmaaaaa
オレの大学の近くのガスト、みんなが勉強しすぎて勉強禁止になった 引用元:X-@810jam
口コミなどを見ていると、勉強を禁止している店舗はある程度存在しているようです。
勉強自体を禁止している旨の貼り紙がしていたり、テーブルに注意書きとして書かれていたりしますので、それをチェックするか、店員に聞いてみましょう。
【Q&A】ガストに関する質問
がストに関する質問を以下に2つまとめてみました。
1つずつ解説します。
ガストはドリンクバーのみでもいい?
ドリンクバーはリーズナブルな値段のため、料理にセットでつけがちですよね。
ガストのメニューブックに、「ドリンクバー単品」が記載されているため、ドリンクバーのみの利用も可能です。
しかし、ドリンクバーのみでの長時間滞在はマナー的に好ましくないとされていますので、長時間で利用する際は、何かほかの料理を注文するなどしましょう。
ガストは深夜料金がかかる?
ガストでは、22時以降の注文は深夜料金がかかります。
ガストでの深夜料金とは、すべてのメニューの税抜価格に「10%分を加算する」という形をとっています。
例えば、人気メニューの「チーズインハンバーグ」の場合、税抜価格は773円です。(価格は店舗によって異なります)
チーズハンバーグの税抜価格に10%加算がされます。
この際、小数点以下は切り捨てのため、チーズインハンバーグの値段に10%加算をした価格が850円です。
さらに消費税がかかりますので、850円に10%消費税分を足します。
よって、22時以降にチーズインハンバーグを注文すると、深夜料金で935円になるということです。
深夜料金が適用されるタイミングは「新規オーダー時間が22時以降の場合」であり、入店時間ではない点に気をつけましょう。
まとめ
ガストで勉強してもいいかや勉強禁止店舗の存在などをご紹介してきました。
環境を変えて勉強したいということもあり、ガストで勉強をする方は多いです。
マナーや店舗のルールに従い、「そもそもガストは食事をする場所である」という認識を忘れず、周りの利用者や店側に迷惑をかけないように勉強をしましょう。
コメント