ほんのりとした癒やされる香りと、さっぱりとした口当たりが飲みやすく、気温が高い時でも活躍しそうなジャスミン茶。
お茶ですので、体にも良さそうな作用が期待されますし、香りの好みで特に女性からの支持は大きい印象ですが、「ワキガになる」や「体に悪い」といった噂がネット上で浮上しているため、躊躇しているかと思います。
そこで今回は真相について調べてみました。
▼この記事でわかること
また、ジャスミン茶の効能や利尿作用・副作用についても詳しく解説していきますので、すでに飲用している方はもちろん、まだ飲んだことがない方もぜひ参考にしてみてくださいね。
ジャスミン茶はワキガになる?体臭・口臭の関係
お茶が原因でワキガになるといった因果関係が気になりますが、結論ジャスミン茶で、ワキガや体臭や口臭の原因にはなりません。
ジャスミン茶の中のカテキン効果で、体から分泌される汗のにおい、においのきつい食べ物を食べたときに出るにおいなどを抑えてくれる効果があります。引用元:Yahoo!知恵袋-ジャスミン茶の中のカ
ジャスミン茶のふんわりとした香りには、精神的な安定に繋がる「リラックス効果」があり、副交感神経が優位に働くことにより体臭の軽減に繋がりますので、ワキガになることはないでしょう。
では、なぜ「ジャスミン茶でワキガになる」といった噂が浮上したのかは、おそらくジャスミン茶の「利尿作用」と「カフェイン」が紐付けされているのかもしれません。
「利尿作用」は、尿の生成量を増やすため摂取した水分以上を排出しますが、その結果、脱水症状に繋がって便秘をきたす恐れがあり、腸内で臭いの元となるものが蓄積されることで、体臭や口臭の原因となってしまいます。
また「カフェイン」は眠気覚ましにも役立つ交感神経を優位にさせますが、この交感神経が作用しすぎることで自然と発汗量が増えて、汗臭くなるといったこともあります。
しかしどちらも過剰摂取した場合になりますので、日常的な量でしたら過度な心配は必要ないでしょう。
体質上仕方がありませんが、軽度のワキガの人は、ジャスミン茶を飲む場合、飲む量を意識した方がいいかもしれませんね。
ジャスミン茶は体に悪い?デメリット&副作用
スーパーやコンビニでも気軽に購入でき、また中華料理屋さんでも、ジャスミン茶の提供がされていますが、「体に悪い」といったデメリットが気になりますね。
アレルギーの場合、副作用による最悪な事態も想定されますので、気軽に飲むことができませんので、一層注意を払わないといけませんが、実際の真相はどうでしょうか。
これらのデメリットについて、実際の副作用や口コミを交えながら紐解いていきます。
アレルギー症状が出る人がいる?
ジャスミン茶でアレルギー症状は出ませんが、ジャスミン茶を飲んでから、何か異変を感じたといった原因としては、食べ合わせの悪さかや香りが合わないなどといったことでしょう。
単純に体が受け付けないだけかも。香りが強いものが合わないのでは。引用元:Yahoo!知恵袋-単純に体が受け付けな
香りが好みでジャスミン茶の飲用している方もいますが、香りの好みも人それぞれありますので、苦手な方は、すでに生理的に体が受け付けないといったことも考えられます。
またジャスミン茶に含まれるカフェインには、「カフェイン過敏症」といった体質的に合わない方もいて、カフェインを摂ることで、めまいや動悸、不安症等に陥ることがあり、これがアレルギーと勘違いとしてしまうのでしょう。
カフェイン過敏症は、ジャスミン茶だけでなく、コーヒーや紅茶などでも起きますので、少しでも異変を感じたら、すぐに病院で検査をしてくださいね。
少し驚くような内容でしたが、ジャスミン茶にはアレルギー症状の緩和が期待されていますので、飲んでも問題ない方は、日頃から取り入れて様子を見てもいいですね。
飲み過ぎて下痢になる?
ジャスミン茶で下痢になるのも、過剰摂取によるカフェインが原因です。
カフィンは、香辛料などと同じ、刺激物ですので、それが原因で胃腸を刺激しているものと思われます。引用元:Yahoo!知恵袋-カフェインは、香辛料
コーヒーや紅茶の飲み過ぎで、お腹を下した経験があるかと思いますが、あれはカフェインが原因で、ジャスミン茶も同様のことが起こり、体質に合わないといったことでしょう。
カフェインによって、消化器官が刺激されることで、下痢を引き起こすことがありますが、過剰摂取した場合ですので、適度に飲む分はそこまで心配は必要ないかと思います。
しかし、前述の通り、「カフェイン過敏症」の方でしたら、少量でも下痢になるかもしれませんので、心配であれば自己判断せずに、一度検査するや、医師に相談するなどをしてくださいね。
「合わない=アレルギー」とは限りませんので、自己判断は避けましょうね。
ジャスミン茶はまずい?
ジャスミン茶は独特な香りが口に残りますので、「まずい」と感じる方もいるでしょう。
ジャスミン茶は、吐く程ではないですけど、好きじゃないです。あの臭いは私には合いません(笑)引用元:Yahoo!知恵袋-ジャスミン茶は、吐く
美味しいジャスミンティを飲んだことがないのかもしれませんね。本来のジャスミンティは中国緑茶にジャスミンの花の香りをうつしこんだもので、とても美味しいお茶です。引用元:Yahoo!知恵袋-美味しいジャスミンティ
お茶の葉にもランクがありますので、お値段もピンキリかつメーカーによって味も異なりますが、やはりこればかりは嗜好の問題になりますね。
スーパーやコンビニ等で気軽に手に入りますが、一度お茶専門店などで本物のジャスミン茶を飲んでみるのもいいかもしれません。
茶葉のグレードが高いものですと、本来の美味しさを知ることができるかもしれませんね。
ジャスミン茶は体にいい?効果・効能
ジャスミン茶のデメリットや副作用を見てきましたが、体にいい効果・効能も期待されています。
利尿作用によるデメリットを解説しましたが、飲み物でむくみ解消ができると嬉しいですよね。
これらの効果・効能が実際のところ、どうなのかについてを口コミを交えて解説していきます。
ダイエット効果が期待できる?痩せる?
ジャスミン茶に含まれている成分に、ダイエットの効果が期待されますので、上手に取り入れることで痩せ効果に繋がります。
ジャスミン茶は元気を回復させて、心をリフレッシュ、肌を美しく、便通をよくし、ダイエットに効果的だそうです。引用元:Yahoo!知恵袋-ジャスミン茶は元気
ダイエット効果が期待されるものとして
- 脂肪吸収を抑える
- 脂肪の蓄積を防ぐ
- 脂肪を燃焼
の3つ挙げられ、ジャスミン茶に含まれている「タンニン」や「カフェイン」によるものになります。
また、ジャスミン茶の香りの成分である「ペンデルアセテート」には、脂肪燃焼作用が期待され、特に運動する30分前に取り入れることで、より効果が発揮されるため、ダイエット中の運動時には上手に取り入れるといいでしょう。
さらに、体を冷やさない為や代謝を下げない為にも、ホットで飲むことが推奨されていますので、こちらも意識してみてくださいね。
一時的な飲料ですと効果が発揮されませんので、継続的にまずは3ヶ月程様子を見ていくといいですね。
利尿作用でむくみ解消が期待できる
利尿作用によって、体内の毒素を排出することができるので、むくみ解消に繋がります。
利尿作用高めるために、緑茶じゃなくてジャスミン茶で実践。 15分に1回とかトイレいってたかも、、、。 顔のむくみはとれた気がする、すごい。引用元:Twitter@_lily_valley_
ジャスミン茶による利尿作用はカフェインからで、かなり即効性がありますので、むくみやすい夕方に備えて、取り入れてみると効果を実感できるかもしれませんね。
ただカフェインは、交感神経を刺激することによって、眠気覚ましにもなりかねませんので、夜に取り入れるのは控えましょう。
飲み過ぎると体内の水分の抜けすぎによって、脱水症状を起こすと体調不良になりますので、多くても1日2ℓ以下がいいですね。
血圧を下げる効果が期待できる
体内の塩分であるナトリウムを排出されることで、血圧を下げることが期待されますが、元々低血圧の人は注意が必要です。
低血圧症などの方は注意が必要です。めまい等の症状が出ることがあります。引用元:Yahoo!知恵袋-低血圧症などの方は注意
体内の塩分濃度によって、私たちの血圧の濃度も作用されているのはご存知でしょうか。
ジャスミン茶には、体内のナトリウム(塩分)を排出する、ミネラルの一種の「カリウム」が含まれ、このカリウムには、摂りすぎたナトリウムを調節することによって、血圧の調節にも影響されます。
ですので、塩分が多い食事の際には、ジャスミン茶のようなカリウムを含んだドリンクと一緒に摂ることで、血圧の上昇を防ぐことが期待されますね。
ジャスミン茶が好きな人の特徴は?
麦茶や緑茶とは違い、ジャスミン茶は少しクセがあるためどういった人が好きなのか気になりますね。
ジャスミン茶好きですよ、後味が良いですよね 引用元:Yahoo!知恵袋-ジャスミン茶好きです
他のお茶ではあの香りは味わえません。香りが好きだから飲むのです。引用元:Yahoo!知恵袋-他のお茶ではあの香り
▼ジャスミン茶が好きな人の特徴
- 健康志向の人
- ストレスが溜まっている
- 味や香りが好き
ジャスミン茶の効果や効能を実感している人は好きな印象ですが、やはり「香りや味が好き」といった口コミが目立ち、嗜好によるものが多い印象でした。
ジャスミン茶とさんぴん茶の違い|味は?
ジャスミン茶によく似た「さんぴん茶」があり、「ジャスミン茶とさんぴん茶は同じもの」と中には認識されている方もいますが、茶葉が違いますので、味もそれぞれ特徴があります。
ジャスミン茶 | さんぴん茶 | |
---|---|---|
茶葉 | 緑茶 | 烏龍茶 |
特徴 | 香りが強く、上品かつフレッシュな味わい | ほんのり甘く、渋みが少ないスッキリとした味わい |
またさんぴん茶は、沖縄を代表するお茶であり、現地では食卓はもちろん、居酒屋さんなどでも提供されるぐらい、欠かすことのできないぐらいの存在なため、ジャスミン茶よりも日本人向けな印象でしょうか。
メーカーによって、違いもありますので、一度どちらも試してお好みを見つけてみるのも良いかもしれませんね。
緑茶との違いは?
緑茶にジャスミンの香りをつけたものがジャスミン茶になりますので、原材料は同じものになります。
また製法も異なりますので、味や風味も異なってきますね。
ジャスミン茶カフェイン量|寝る前は眠れない?
ジャスミン茶に含まれるカフェインによって、メリットもデメリットも挙げてきましたが、実際どのくらい含まれているのかを、いくつかの飲み物と比較して見ていきましょう。
ジャスミン茶 | コーヒー | 紅茶 | |
---|---|---|---|
カフェイン量(100ml) | 20mg | 60mg | 30mg |
代表的なコーヒーや紅茶と比べて、ジャスミン茶のカフェイン量は比較的に少ないのがわかりますね。
しかし、1日に推奨されている水分摂取量が1.5ℓ~2ℓですので、仮にジャスミン茶を2ℓ摂取した場合、上限のカフェイン量に達してしまいますので、多くても2ℓ以下にしましょう。
またカフェインは眠気覚ましとて活躍しますが、寝る前に摂ると脳が興奮状態になり、寝れなくなりますので、夕方以降は避けた方がベターですね。
飲み過ぎるとどうなる?
ジャスミン茶には、さまざまな栄養素が含まれていてメリットが期待されるものの、飲み過ぎることで、利尿作用による脱水症状や便秘、下痢や体の冷えなどの症状に陥りやすくなります。
ジャスミン茶に限らず、食品にはメリット・デメリットがありますので、どちらも理解した上で、上手に取り入れて味方にしていきましょうね。
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