現代の日本は「増税」「老後2000万円問題」など、お金に関して悩むことが多くなってきました。
お金を借りるときに、身近な人から借りようとする人もいるかもしれません。
その場合、お金を貸してと言われる人にはどんな特徴があるのでしょうか。
また「お金を貸してと言う人の心理」「彼氏にお金を貸すのはありなのか」など心配になることもあるでしょう。
そこで今回はお金を貸してと言われる人の特徴について解説します。
▼この記事に書いてること
友達や彼氏からお金を貸してと言われた場合の断り方も紹介するので、お金の問題で悩まないように対処していきましょう。
お金を貸してと言われる人の特徴は？
お金を貸してと言われる人の特徴は、以下の通りです。
- 思いやりがある人
- おとなしい人
- 頼みを断れない人
- すぐに人を信じる人
思いやりがある人は、困っている人がいると助けようとします。
もし相手からお金を貸してと言われたら「困ってるから協力しなきゃ」と考えて、お金を貸してしまうでしょう。
それほど仲良くない人からも頼まれる可能性があるから注意してね。
穏やかでおとなしい人も、お金を貸してと言われやすいでしょう。
相手に強く言えないため「断って関係が悪くなるならお金を貸そう」と自分に納得させようとします。
相手からも「返済が遅れても怒らないだろう」となめられている可能性もあります。
頼みを断れない人は、お金を貸してと言われたら断れずに、お金を貸してしまうかもしれません。
あなたと信頼関係を築けていなくても「あの人は頼まれたら断れないから」という理由で、お金を借りようとするので気をつけてください。
すぐに人を信じてしまう人は、相手を疑わない素直な性格です。
「家族の手術でお金が必要」「今週までにお金を返さなきゃいけない」などの理由を言われたら、お金を貸してしまうでしょう。
お金を貸す人の心理的ストレス
お金を貸す人の心理的ストレスには、以下のようなものがあります。
- お金が返ってくるか不安になる
- 相手を疑ってしまう
- 人間関係が悪化する
相手にお金を貸したら、ちゃんと返ってくるのか不安になってしまいますよね。
貸した金額が大きいほど、不安や心配は大きくなります。
お金を貸すときは、いつまでにどのくらいの金額を返してくれるのかを決めておくといいでしょう。
期日を決めれば不安を落ち着かせられます。
あまり仲良くない相手にお金を貸すと「本当に返してくれる気があるのか」と疑ってしまうかもしれません。
疑うことでストレスが出てしまうので、口約束ではなく文面に残しておくと安心できますよ。
信頼できる相手に貸した場合、仲が良い故に「お金を返して」と言いづらくなるかもしれません。
「お金を返して」と言うことで後ろめたさを感じたり、期日を過ぎても返してくれない相手を疑ったりとストレスが溜まって、人間関係が悪くなるという懸念があります。
お金を貸してと言う人の心理｜借りる人や男女の特徴は？
お金を貸してと言う人の心理には、共通して「お金の価値観が違う」というものがあります。
人生で初めてお金貸しているんですけど、、、すごく悲しい気持ちね。返ってこないと思って貸している。多分相手との関係性も終わるのは目に見えている。貸してといえる時点で結構自分とは価値観が違う。それは教えるもんでもないし、教えられるものでもない。引用元：X-@FanAimyon
お金に対する考えが無頓着なので「お金が貯まったら返そう」「働いたらすぐ返せるだろう」と、甘く考えている可能性があります。
ここでは借りる人や男女の特徴は、以下のものが考えられるでしょう。
- 当たり前だと考えている
- 自分の言いなりにしたい
- お金の大切さを理解していない
- 自分勝手に考えている
- 相手の都合を考えない
- 見下している
- 相手を信頼している
それぞれについて詳しく解説していきます。
お金を貸してと言ってきた相手の心理を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
彼氏にお金を貸すのはあり？借りる彼氏の心理
彼氏が本当に困っているのであれば、お金を貸すのはありでしょう。
お金を借りる彼氏の心理を、以下にまとめました。
- 当たり前だと考えている
- 相手を大切に思っていない
- 信頼している
お金の貸し借りを当たり前だと考えている場合があります。
「親が借金をしている」「友達とお金の貸し借りをしている」といった背景があると、お金を借りるのは普通だと思っているかもしれません。
相手のことを大切に思っていないのであれば、相手からお金を借りてもいいと考えているでしょう。
あなたの好意につけこんで、お金の貸し借りで関係を繋いでいるような相手であれば、関係を断つようにしてください。
反対に相手を信頼しているからこそ、お金を貸してと言うケースもあります。
その場合、お金を借りる彼氏の価値観がずれていると感じるかもしれません。
彼氏の家族など他に借りれる人はいないのか、確認してみるといいよ。
彼氏にお金を貸してと言われてショックなのはおかしい？
彼氏にお金を貸してと言われてショックなのは、おかしくありません。
彼氏にWebMoney代のお金貸して言われた！数千円やけど、働いてない人に貸せないって言った！働いてお金出来るまで我慢したらって言った！わかった…もういいわ…って拗ねられた！！私はちゃんと断れたと思う！！！引用元：X-@tefutefu0203
相手とはお金の価値観が違うと考えればいいのです。
ただしあなたを信頼してるからこそ「お金貸して」と言ってくる場合もあります。
彼氏の状況をよく聞いて、お金を貸すかをしっかり判断してくださいね。
お金を貸してと言う彼氏とは別れるべき？
お金を貸してと言う彼氏と別れるべきかは、相手がお金を返してくれるかを基準に判断しましょう。
ホロウプランニングがおこなった20～60代の125人を対象にしたアンケート調査では、「お金を貸してほしい」という彼氏（恋人）と結婚はできますかという質問に対して、66％がいいえと答えました。（参考）：ホロウプランニング｜お金を貸してという彼氏とはうまくいかない理由
結婚を視野に入れた場合は、育児・老後などお金について色々考えなければならないため、別れる選択をする方が多いのかもしれません。
結婚を考えていなければ、今すぐに別れようとしなくてもいいんじゃ。
元彼がお金を貸してと言う心理は？
元彼がお金を貸してと言う心理には、以下のものがあります。
- どうでもいい相手と思っている
- 自分の言いなりにしたい
- 頼れる相手がいない
元恋人という関係なので、今はあなたに対して好意がないと考えられるでしょう。
お金を貸してと言ってくるのは「嫌われてもいい」と思っているため、どうでもいい相手だと思っているのです。
もしあなたが元彼に対して未練があるなら、元彼は「お金を貸してと言えば助けてくれる」とあなたを利用しようとするかもしれません。
あなたの好意を利用して自分の言いなりにしようとしているので、注意が必要です。
ただし、追い詰められていて他に頼る相手がいないケースもあります。
本当に困っているようであれば、自分の貸せる金額を判断して貸すことも検討してみてください。
お金を貸してと言う女の心理は？
お金を貸してと言う女の心理は、以下のことが考えられるでしょう。
- お金の大切さを理解していない
- 自分勝手に考えている
- 相手をどうでもいいと思っている
すぐに「お金を貸して」と言ってくる女性は、お金の大切さを理解していないかもしれません。
生活をするにあたってお金はとても重要です。
しかしお金を貸してと言う女性は、お金を貸すことで相手がどう感じるかを考えられないのです。
「自分が困っているんだから助けるのは当然」と自分勝手な考えになってしまいます。
もし言った相手と付き合っている場合は、彼氏のことをどうでもいいと思っている可能性があります。
本当に好きな相手なら「お金を貸して」と言いづらくなります。
しかしお金を貸してと言ってくるのであれば、あなたを本気で好きではないかもしれません。
友達にお金を貸すのはあり？借りる友達の心理
友達にお金を貸すのは、本当に仲の良い関係であればありでしょう。
お金を借りる友達の心理は、以下の通りです。
- 相手の都合を考えない
- 見下している
- 金づるだと思っている
友達からお金を借りようとする方は、相手のお金や生活の都合を考えようとしない傾向があります。
お金を借りようとするときに「たかが」「これくらい」という言葉を使ってきたら、気をつけて。
友達があなたのことを見下している場合も、お金を借りようとしてくるかもしれません。
また後輩や部下など立場が弱ければ「自分の方が立場が上だから断られないだろう」と考えているのです。
一度でもお金を借りることに成功すると、相手を「金づる」と思ってしまいます。
「前は貸してくれたのに今回はなぜだめなの」と逆ギレしてくるケースもあるので、気をつけましょう。
友達にお金を貸してはいけない理由について気になる方は、以下の動画も参考にしてみてください。
貸してと言う人は友達じゃない？
お金を貸してと言う人は友達じゃないのでしょうか。
もしお金をすぐに返してくれるなら友達とは言えますが、返してくれないなら違うかもしれません。
「お金貸して」は「友達やめましょう」「縁切りましょう」とほぼ同じよね…引用元：X-@Minmism0126
こちらの方のように「お金を貸して」は「友達をやめること」と考えている方もいます。
もし大事な友達であるならば、お金を貸す以外の方法で助けられないか考えてみてください。
まずは、どうしてお金に困っているのかを聞きましょう。
体調が悪くて会社に行けないのであれば、在宅でできる仕事や条件の合う会社を一緒に探すことができます。
大事な友達のために、お金以外のことで協力してあげよう。
お金を借りる人とは縁を切る？
お金を借りる人とは縁を切るまでしなくてもいいですが、返してもらえなければ縁を切っても仕方ありません。
昔、本当に、本当にお金に困ったことがあって。誰かにお金を借りるしかないと思ったけど、『縁切られてでもお金借りたい人』が本当に浮かばなくて、結局安い米だけで耐え忍んだことがあるから、赤の他人からお金貸して欲しいって言われたら貸さずに縁切るようにしている 引用元：X-@suukochan13
こちらの方のように「縁を切られてもお金を借りたい」と覚悟を持つことは難しいと考えられるでしょう。
「縁を切らなくてもいい」と考えていると、お金を借りる人がいつまで経っても他人からお金を借りようとしてきます。
縁を切ることでお金を借りられる存在がいなくなり、自分で稼ぐことの大切さを理解できるかもしれません。
相手に対して不信感を覚えたら、縁を切ることも視野に入れてみてください。
お金を貸してと言われたら？友達・彼氏に対する断り方
お金を貸してと言われたら、「いつまでに返せるか」「いくら借りたいのか」を聞いてから判断してください。
言われた分の金額を貸せる余裕が自分にあるのか、ちゃんと考える必要があります。
もし貸せる金額だとしても、生活費やローンで後々必要になるなら貸してはいけません。
自分の生活に余力があるときだけに貸すようにするんじゃ。
友達・彼氏にお金を貸してと言われたら、以下のようにはっきり断ることが大切です。
- ごめんなさい、お金は貸せません
- 自分もお金が無いから貸せない
適当にごまかそうとすると、相手は貸してほしいと粘ってくるでしょう。
「お金は貸せない」としっかり伝えることで、相手はお金を借りるのを諦めてくれます。
ラインでお金貸してと言われたら？
ラインでお金を貸してと言われても、はっきりと断ってください。
直接聞くよりもラインの方が、聞くハードルが低くなります。
そのため、あなただけでなく他にも聞いている人がいるかもしれません。
相手との関係を悪くしたくないのであれば、断る方が得策です。
しつこい人はどうする？無視してOK？
お金を貸してとしつこい人には、以下の文言で対応してみましょう。
- 親に借金をしているから貸せない
- 奨学金の返済で苦しい
- 親に仕送りをしていて余裕が無い
- 子どもの学費をためないといけない
- ローンの支払いが残っている
他にもお金を貸している相手がいたり、自分もお金を借りているアピールをしてください。
同じ職場の方からお金を貸してと言われた場合は「給料が下がった」という理由は使えません。
したがって、家庭の事情を理由に断るのがいいでしょう。
お金を貸して返ってこない＆逃げられたら警察に相談？
お金を貸して返ってこない・逃げられた場合は、警察に相談という手段もあるでしょう。
しかし借りたお金を返さなかったとしても、犯罪にはなりにくいのです。
以下の2つに当てはまる場合は、犯罪が成立して逮捕・起訴されるケースもあります。
- 民事上の責任
- 刑事上の責任
お金の貸し借りは、法的には「金銭消費貸借契約」を結ぶことにあたります。
この契約によって決めた期日までにお金を返さなかった場合、民事上の「債務不履行」という扱いになるのです。
借りたお金に遅延損害金を加えて返す責任を負うことになるため、貸した側は法的な手段で請求できるようになります。
民事上では逮捕・起訴されるケースは少ないですが、刑事上では犯罪が成立する可能性があります。
始めから返すつもりはないのに「必ず返す」と嘘をついて借りた場合は、お金を受け取ることを目的に騙しているため、詐欺罪が成立すると考えられるでしょう。
彼氏にお金を貸す場合｜10万や50万は大丈夫？
彼氏にお金を貸す場合は、以下のポイントに気をつけましょう。
- 用途を聞いておく
- いつまでに返すのか確認する
- あげるつもりで渡す
10万円や50万円といった大金を貸せる場合でも、確認を怠らないでね。
お金の使い道がちゃんと分からなければ、「用途が曖昧だから」と断る理由にもできます。
何のためにお金を借りるのかを自覚させる必要があります。
返済の期日についても、しっかり決めなければなりません。
具体的に毎月の返済額を決めて、一緒に返済計画を立てるのもいいでしょう。
相手にお金を貸すときはあげるつもりで渡すべき、という考えがあります。
お金の貸し借りはトラブルになるケースもあり、被害を最小限に抑えるためにも、この考え方を頭の片隅に置いておきましょう。
お金を貸してと言われるスピリチュアル｜運気が下がる？
お金を貸してと言われるスピリチュアルは、運気が下がる場合もあります。
お金を貸すことで、心のエネルギーがマイナスに傾いてしまうのです。
見返り目的で友達や恋人にお金を貸してしまうと、断れないままネガティブな気持ちになってしまいます。
お金を貸すときはあなたの心や動機を考慮して、運気が上がるようにポジティブなエネルギーを持って行動してください。
運気を上げるためには、自分自身のエネルギーを良い状態に保つことが大切です。
お金を借りる人のスピリチュアルな意味は？
お金を借りる人のスピリチュアルな意味には、以下のものがあります。
- 新しいチャンスを引き寄せる
- 不幸を招く可能性がある
- 借りる相手によって金運が変わる
お金には新たなチャンスを引き寄せる力があると考えられています。
借り方によっては、運気が下がることもあるから気をつけようね。
お金はエネルギーと言われているので、借りると自分のエネルギー量が多くなりすぎてしまいます。
エネルギーの量を調整するために、事故やトラブルなどの不幸が起きてしまうかもしれません。
お金を借りる相手によっては金運が変わるという意味もあります。
金運の強い人であれば強い運気を、弱い人であれば弱い運気の影響を受けることになるのです。
お金を貸す夢｜貸してと言われる＆頼まれる意味
お金を貸す夢には、モチベーション・気持ちのエネルギーが共通の意味にあります。
恋人にお金を貸す夢の意味は、愛情・信頼関係です。
あなたが恋人に対して、信頼関係を深めたいという心理があります。
相手にお金を分け与えようとしているのは、絆がより深まるという恋愛運の上昇を暗示しています。
友達にお金を貸す夢の意味は、友情・信頼関係です。
友達を大切に思っていて、信頼されたいという気持ちが大きいことを意味しています。
夢に出てきた友達のことを気にしているのかもしれません。
信頼できない人にお金を貸す夢は、お金・仕事の悩みがあることを表します。
体力や気力の低下が懸念されるので、体調不良やストレスに気をつけましょう。
まとめ
今回はお金を貸してと言われる人の特徴、お金を貸してと言う人の心理について解説しました。
お金を貸してと言われる人の特徴には、思いやりがある人・頼みを断れない人など優しい性格であることが共通しています。
お金を貸してと言う人は「お金の価値観が違う」「お金の貸し借りを当たり前だと思っている」という心理があります。
もしお金を貸してと言われたら、はっきりと断ることが大切です。
優しい性格の方は相手を優先してしまう傾向がありますが、自分のことを一番に考えてくださいね。
▼参考元一覧
（参考）：ホロウプランニング｜お金を貸してという彼氏とはうまくいかない理由
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