クレジットカードをスピーディーかつ手軽に利用するために、タッチ決済をしたい方も多いでしょう。
しかし「クレジットカードのタッチ決済をすると危険なことがありそう」「自分のクレジットカードがタッチ決済できるかわからない」などの不安がある方もいるのではないでしょうか。
そこで、今回はクレジットカードのタッチ決済は危険なのか、タッチ決済ができる見分け方、タッチ決済ができない場合の原因などを解説します。
▼この記事に書いてあること
クレジットカードのタッチ決済が危険かどうか心配な方は、ぜひ参考にしてみてください。
クレジットカードのタッチ決済は危険?デメリットまとめ
「クレジットカードのタッチ決済は危険なの?」「タッチ決済はデメリットがありそう」だと思っている方は少なくないのではないでしょうか。
クレジットのタッチ決済で主に「危険かも?」「デメリットでは?」と思われているのは、以下の4点です。
タッチ決済ができるカードとかだと会計自体楽になる(感覚的にはSuicaで全部払うのと同じ感じ)上に、ポイント還元があるからお得にもなるんですよね、デメリット的にはなくしたときの不正利用と使いすぎがあるけど、自己管理できてればいいことづくめだと思う 引用元:Twitter-@shower__rain
しかし、仮に不正使用があっても、クレジットカード会社では補償制度を設けているため、安心です。
タッチ決済楽すぎて使いすぎなりそう 引用元:Twitter-@a_shaki_2
タッチ決済は簡単にできるため、使いすぎを心配する声も少なくありません。
しかし、クレジットカード会社では、使いすぎ防止のため月額利用額の上限が設定可能です。
これで使いすぎも防げますね。
クレジットカードでタッチ決済をすることでのデメリットは、クレジットカード会社の制度を使えばカバーできます。
タッチ決済に暗証番号は必要?
クレジットカードのタッチ決済をするとき、暗証番号を入力する必要があるか気になる方も多いでしょう。
タッチ決済では、一定額以内であれば暗証番号を入力する必要はありません。
スピーディーに支払いができるのが、タッチ決済のメリットですね。
タッチ決済にサインはいる?
タッチ決済のメリットは多々ありますが、一定額以内の買い物であればサインが要らないのも便利な点です。
自分のクレジットカードのタッチ決済の上限は、いくらまでなのかを調べておきましょう。
上限以上の買い物になると、サインまたは暗証番号の入力が求められます。
スキミングの可能性は?
クレジットカードを利用するときに心配なのが、クレジットカードの情報を盗まれ不正利用されるスキミングの被害です。
タッチ決済は、レジの端末にクレジットカードまたはスマホなどをかざすだけです。
そのため、店員や他のお客さんにクレジットカードの情報を見られる危険性が少なくなります。
スキミングの可能性が減るため、タッチ決済はより安全だと言えます。
タッチ決済は盗難されやすいの?
タッチ決済はすぐ終わるので、カードやスマホなどはすぐに財布やカバンにしまえます。
また、タッチ決済では、カードやスマホなどは常に自分で持っている状態です。
盗難の恐れは低いと言えます。
安全性が高い点もタッチ決済のメリットですね。
クレジットカードのタッチ決済の見分け方
自分のクレジットカードがタッチ決済に対応しているか、見分け方をご紹介します。
タッチ決済OKのマークは?
クレジットカードがタッチ決済OKな場合、カードにタッチ決済のマークが記されています。
Wi‐Fiのマークのような、4本線の扇形のマークが付いていればタッチ決済が可能です。
ただ、店舗によっては、端末にこのマークが表示されていてもタッチ決済に対応していない場合があります。
その場合は、端末にクレジットカードを挿入して決済してください。
クレジットカードのタッチ決済ができない!原因は?
クレジットカードのタッチ決済をしようとしても、出来ない場合もあります。
その原因と対処法をご紹介します。
タッチ決済が反応しない場合は?
レジでタッチ決済をしようとしても反応しない場合、以下のケースが考えられます。
- スマホの画面がロックされたままになっている
- スマホがネットに繋がっていない
- タッチ決済できる上限額を超えている
- スマホのNFC(近距離無線通信)やおサイフケータイの設定がされていない
- 前月の支払いを延滞している
- 店舗がタッチ決済に対応していない
タッチ決済が反応しない場合、これらに当てはまるか確認してみましょう。
タッチ決済でエラーが出る場合は?
タッチ決済では、エラーが出る場合もあります。
その場合考えられる主な原因は、以下のケースです。
- スマホ画面がロックされている
- カードリーダーをアップデートしていない
- カードリーダーとBluetoothが接続されていない
- レジ端末が読み込み可になる前にタッチしている
- タッチ決済後もレジ端末にスマホなどをかざしている
- クレジットカードの情報とタッチ決済の設定が連携していない
エラーが出た場合、これらに当てはまらないか確認してみてください。
やっぱりGoogle PayでのVisaのタッチ決済は決済前にNFC再起動しないとエラー起こすな…。セルフレジだったから良かったものの 引用元:Twitter-@yu_l09
また、Google Payでタッチ決済をする場合に気を付けたいのがNFC(近距離無線通信)です。
会計をする前に、NFCを一旦オフにして再度オンにしておくと、エラーが起こらなかったとの実体験も見られました。
クレジットカードのタッチ決済の仕組み【Q&A】
ここからは、クレジットカードのタッチ決済の仕組みについて、よくあるQ&Aをご紹介します。
タッチ決済の上限はいくら?
元々日本では、クレジットカードのタッチ決済は1万円までサインが要りませんでした。
しかし、最近ではサインが要らないタッチ決済の上限額を1万5千円に引き上げた会社もあります。
クレジットカード会社や、クレジットカード会社と提携する店舗によって、タッチ決済の上限額は変わります。
クレジットカードのタッチ決済とIDの違いは?
クレジットカードのタッチ決済と電子マネーIDは同じようにも見えますが、違いがあります。
タッチ決済では、国際的な通信規格であるNFC TypeA/Bを使用しています。
一方、IDはFeliCa(NFC TypeF)という通信規格を使用しているのが特徴です。
Felicaは日本国内で使用されている通信規格です。
また、クレジットカード会社によっては、タッチ決済の方がID払いよりもポイントが高くつく場合もあります。
タッチ決済の場合の伝え方は?
タッチ決済をしたいときは「クレジットカードで」と言うと、タッチ決済の端末が光ります。
そのあと、カード、スマホなどを端末にかざせば会計できます。
「クレジットカードのタッチ決済で」と言わないと、タッチ決済に対応できない店舗もあるので要注意です。
タッチ決済は海外でも使えるの?
持っているクレジットカードが、国際規格であるNFCのTypeA/TypeBを使用している場合、タッチ決済は海外でも使えます。
国際ブランド以外のクレジットカード会社でも、海外でタッチ決済可能なカードがあります。
タッチ決済できるカードなら、海外での買い物がより快適ですね。
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