Amazonほしい物リストの住所はバレる?公開時の注意点&送り方

Amazonほしい物リストの住所はバレる?公開時の注意点&送り方

ウェブ

Amazonほしい物リストの住所はバレる?

Amazonのほしい物リストから住所や名前がバレるのではないかと、匿名性を心配する声が聞かれます。

作り方やリストへの入れ方・送り先を工夫すればリスクを軽減できるので、不安を少なくしてうまく活用したいところです。

そこでAmazonほしい物リストの危険性を解説し、リスクの少ない作り方や公開方法・URLのX(旧Twitter)での共有方法などを次のように解説します。

「匿名で送るには?」「送れないのはなぜ?」などの送る側の悩みも解決するので、プレゼントや災害時の支援に役立ててください。

Amazonほしい物リストの住所がバレる?身バレの理由

Amazonのほしい物リストから商品を購入してもらうと住所がバレる可能性があるので、身バレしたくない場合は注意が必要です。

ただし、リストを作成するだけでバレるわけではなく、次のような購入手続き・配送段階にリスクがあります。

▼ほしい物リストから住所がバレる理由

配送状況の確認 1.配達日に注文者(購入者)宛に
Amazonから配送伝票番号がメールで届く
2.伝票番号を問い合わせる
⇒配送先の都道府県、市町村・州まで見られる
注文者と出品者
の確認やり取り
(出荷元が
Amazon以外)
1.注文時にAmazonから出品者へ
配送先の情報が共有される
2.出品者が購入者へ配送連絡をする
⇒配送先の本名や住所が
記載される場合がある

安心と信頼のための配慮から意図せずして住所や名前がバレる危険性があるので、不特定多数の人にリストを公開する場合には、匿名性を高めるための工夫が必要です。

ほしい物リストの住所は非公開にできないの?

ほしい物リストを活用して誰かに商品を購入してもらう場合、住所を完全非公開にするのは難しいです。

配送の安全性を高めるためにAmazonからは必ず伝票番号の連絡が届き、ほかの多くの出品者も何かしらの発送連絡をするからです。

プライバシーを守りたい場合はほしい物リストの設定を工夫し、公開の仕方もよく検討するといいでしょう。

Amazonほしい物リストを匿名公開する際の注意点

Amazonほしい物リストを匿名で公開したい場合、名前や住所の入力や設定のほか、商品の選び方にもポイントがあります。

設定を誤ると本名を公開してしまったり商品が届かなかったりとリスクが多いので、それぞれよく理解してから確実に登録してくださいね。

①Amazon発送の商品のみリストに入れる

詳細な住所を知られたくない場合は、出荷元が「Amazon」となっている商品だけをリストに入れるといでしょう。

▼Amazon出荷商品に限定するメリット・デメリット

メリット 住所や氏名などの情報が漏れない
(他社に共有されない⇒購入者にもバレない)
デメリット 商品の選択肢が狭くなる

Amazon以外が出荷元の場合、発送のために届け先情報が共有されるのは避けられません。

購入者にまで情報を共有されるかどうかは場合によって異なりますが、プライバシーを守るためには出荷元がAmazonの商品に限定する方が賢明です。

Amazon発送の場合でも、追跡用の伝票番号から市町村・州までは特定可能です。注意してください。

②名前は公開可能なハンドルネームに設定

Amazonほしい物リストには名前を入力する欄が複数ありますが、次の項目は公開されるためハンドルネームでの設定が望ましいです。

▼ハンドルネームにする項目と設定方法

項目 設定方法
Amazon
アカウント名
1.トップページ右上「アカウント&リスト」
2.「アカウントサービス」
3.「ログインとセキュリティ」
4.「名前」欄右側の「編集」より設定
プロフィール名 1.トップページ右上「アカウント&リスト」
2.「アカウントサービス」
3.お買い物設定の「プロフィール」
4.「公開名」を編集して保存
リスト名 1.トップページ右上「アカウント&リスト」
2.「新しいリストを作成する」
3.「リストを作成する」
4.「リストの名前」を編集
住所の
受取人氏名
1.トップページ右上「アカウント&リスト」
2.「ほしい物リスト」
3.右上「…その他」⇒「リストの設定」
4.「受取人」を編集

どこかに本名が登録されていると、購入者が商品をお気に入りに追加した際や購入手続きに進んだ際などに表示される可能性があります。

ひとつずつ確認して設定してください。

③住所は仮住所or〇〇様方に設定

Amazonほしい物リストの住所は正式な宛先でなければならないので、次のようなポイントに注意して登録しましょう。

  • 電話番号・郵便番号・住所は正しく登録
  • 住所の末に「(本名)様方」と記載する
    (受取人氏名がハンドルネームの場合)
  • 自宅NGなら受け取れる仮の住所を登録

「氏名」は荷物の宛先名となるので、ハンドルネームを登録していると配達業者がどの家に届ければいいのか確認できず、荷物が路頭に迷う恐れがあります。

住所の末に「(本名)様方」と書けば業者は家を特定できるので、必ず入力しましょう。

購入者に開示される可能性があるのは市町村までなので、個人情報は守られますよ。

もし、どうしても自宅は嫌だと思うなら、職場や荷物受け取り可能なバーチャルオフィスなど、実在して自分で取りに行ける場所を登録するのもひとつの手です。

④「第三者の出品の商品の発送同意書」のチェックを外す

Amazonほしい物リストの住所を登録すると、「第三者の出品の商品の発送同意書」もしくは「配送先住所を販売者と共有する」の一文が表示されるので、チェックを外しましょう。

「第三者の出品商品の発送を同意する」「配送先住所を販売者と共有する」とは、Amazon以外の出荷を許可することです。

Amazon以外から商品が出荷されると、出荷元から購入者に届け先住所を開示されるリスクがあるので、注意してくださいね。

Amazonほしい物リストの作り方【基本】

Amazonほしい物リストの作り方がわからない人のために、基本のやり方を表で解説します。

▼Amazonほしい物リストの作り方

1.作成画面を
表示
トップページ右上「アカウント&リスト」
⇒「ほしい物リスト」
⇒「リストを作成する」の順で選択
2.リスト名登録 枠にリスト名を入力⇒「リストを作成」を選択
3.詳細登録 1.「…その他」⇒「リストの設定」を選択
2.「公開/非公開」「用途」「受取人」
「メールアドレス」「誕生日」「内容」
「住所」を入力
3.「変更を保存」を選択

同じ方法でリストを複数(同一アカウントで30個まで)作成できるので、用途別にわけるなど使い方を工夫できますね。

ほしい物リストの入れ方|追加設定はどこから?

Amazonでほしい物リストへの商品の入れ方はとても簡単なので、次のやり方で追加設定してください。

▼ほしい物リストへの商品の追加方法

  1. ほしい商品画面を表示する
  2. 右側「リストに追加する」を選択
    (金額や「カートに入れる」の下付近)

ただ通常表示されるはずの「リストに追加」のボタンが、表示されない場合があります。

通常表示される「リストに追加」ボタン

追加ボタンがない・どこにいったかわからない場合、次のような原因が考えられます。

▼リストに追加ボタンがない原因と対処法

原因 対処法
タイムセール中
の商品
タイムセール以外の商品を探す
Amazonアプリ
を使用
・追加ボタンはないがハートがある
⇒ハートをタップでリストに追加できる
・ハートボタンをタップできない
⇒ハートを長押し
・追加ボタンがなくハートも反応しない
⇒ブラウザやアプリの再起動
⇒Amazonブラウザ版で開く
不具合 PC、Android
を使用
Microsoft Edgeか
Google Chromeを使用
iPhoneを使用 別のPCブラウザで開く

デバイスやブラウザを変えれば表示される場合もあるので、試してみてくださいね。

ほしい物リストに追加できないのはなぜ?

Amazon画面にほしい物リストのボタンはあるのに、クリックしても追加できない場合は次のような方法で解決する可能性があります。

▼リストに追加できない原因と対処法

原因 対処法
キャッシュが残っている ・キャッシュをクリアする
・複数回すると効果的
Cookieが残っている ・Cookieの削除
・AmazonのCookieのみでOK
Amazonの不具合 ・しばらく時間をおいて再挑戦
・解決しない場合は問い合わせる

キャッシュやCookieの削除は、デバイスの動きをスムーズにする効果もあるので、定期的に行うといいですよ。

Amazonほしい物リストを削除する方法

Amazonほしい物リストの削除は、「リストの設定」からおこないます。

▼ほしい物リストの削除手順

  1. 削除したいリストを開く
  2. 「…その他」⇒「リストの設定」
  3. 下部「リストを削除する」を選択

設定画面を開かなければ「削除」ボタンはないので、注意してくださいね。

Amazonほしい物リストの公開&共有方法

Amazonで作ったほしい物リストは、設定を「公開」にするだけで家族と共有できるわけではありません。

次の手順でメールを送り、家族や友人に通知しましょう。

▼リストを家族や友人へメールで共有する方法

  1. 共有したいリストを開く
  2. 「+招待」or「リストの共有」を選択
  3. 「表示のみ」or「表示して編集」を選択
  4. 「Eメールで招待」を選択
  5. 本文にリストのURL入りメール画面が開く
  6. 宛先に相手のアドレスを入力して送信

「表示のみ」なら相手はリスト内の商品を閲覧でき、「表示して編集」なら商品の追加削除も可能となります。

リストを共有すると、設定が「非公開」から「リンクをシェア」に自動的に変更されますよ。

URLリンクの取得方法

Amazonほしい物リストはURLリンクを貼って誰かと共有することも可能です。

ただし、自分が開いているリストのページURLをコピーするのではなく、次の方法でリンクを取得してください。

▼ほしい物リストのURL取得方法

  1. 共有したいリストを開く
  2. 「+招待」or「リストの共有」を選択
  3. 「表示のみ」or「表示して編集」を選択
  4. 「リンクのコピー」を選択
  5. 「コピーされました」と表示され取得完了

とても簡単に取得できるので、メールや家族のグループLINEで送ったり、やり取りしているツールの概要欄に記載したりして共有しましょう。

Twitterで共有する方法

Amazonのほしい物リストをX(旧Twitter)で共有すれば、世界中の人からのプレゼントや支援を受け取れるかもしれません。

フォロワーがたくさんいる人や、災害時のような切羽詰まった状況で支援を必要としている時には、活用するのもひとつの手です。

▼ほしい物リストをツイッターで共有する方法

  1. 情報の設定が匿名対応になっているか確認
  2. リスト⇒招待か共有⇒表示方法選択
    ⇒リンクをコピー
  3. リンクURLをTwitterに貼り付け公開

TwitterのようなSNSを利用すると世界中に情報が公開される旨を念頭に置き、個人情報の設定や商品選択には十分注意を払いましょう。

Amazonほしい物リストの送り方|匿名で送るプレゼント方法

共有されたAmazonほしい物リストから商品を匿名で送る場合、次のような送り方をすれば身バレリスクを極力抑えてプレゼントできます。

▼ほしい物リストから匿名で送る方法

  1. リストから商品をカートに入れる
  2. 「ギフトの設定」を外しレジに進む
  3. 贈り先住所を選択(リスト作成者)
    (住所は一部のみ表示)
  4. 支払方法を「Amazonギフト券」にする
  5. 注文を確定

「ギフトの設定」を外さなければ、商品に自分の名前や住所入りのメッセージカードを同封される可能性があるので、必ず外しましょう。

また、支払方法をクレジットカードにすると、名前や住所入りの納品書が商品に添付される恐れがあります。

リスクを回避するために、支払いには事前に購入したAmazonギフト券(アマギフ)を利用しましょう。

アマギフの購入方法はたくさんありますが、クレジットカードを使いたくない人はコンビニ購入、カードを使える人はチャージタイプが便利ですよ。

送る側の住所がバレる可能性は?

Amazonのほしい物リストから商品を購入して送る側の住所がバレる可能性があるのは、次のような場合です。

▼送る側の住所がバレる場合

  • ギフト設定にしている
  • クレジットカード支払いにする
    (ギフト設定の有無に関わらず)

設定と支払い方法に十分注意して、安全にプレゼントを送ってください。

ほしい物リストの商品を送れない原因は?

Amazonほしい物リストの商品をリスト作成者に送れない原因は、登録に問題があると考えられます。

▼商品を送れない原因

  • 作成者が住所を登録していない
  • 「第三者の出品商品の発送同意書」チェックなし
    ⇒出荷元がAmazon以外の商品

リスト作成者が「お届け先住所」を登録していなければ、商品は送れません。

家族や友人なら登録してもらうように依頼しましょう。

また、「第三者の出品商品の発送同意書」のチェックを外していると、Amazon出荷の商品しか注文できません。

もし複数アイテムが登録されていて、その中に出荷元がAmazonのものが含まれているなら、商品を変更すると送れる可能性があります。

確認して試してみるといいでしょう。

ほしい物リストが見れない・表示されないのはなぜ?

Amazonのほしい物リストが見れない場合、リストそのものが開けない・特定の商品のみ表示されないかによって異なる原因があると考えられます。

原因 対処法
リストが
開けない
URLが誤っている 正しいURLを教わる
公開⇒非公開に変わった 公開に戻してもらう
なんらかのエラー 一度ログアウトして
再ログイン
一部商品が
表示されない
リストから削除された できることがない
すでに購入済み

共有されたURLをクリックしてもリストを開けない場合、URLの誤りや公開設定が変更になっている可能性があるので、直接やり取りできる相手なら問い合わせてみましょう。

リストは開けるがあったはずの商品がなくなっている場合は、すでに自分以外の人に購入されているか、削除された可能性が高いです。

状況を見極めてくださいね。

【Q&A】Amazonほしい物リストのよくある質問

Amazonのほしい物リストについては、次のような疑問の声もたくさん聞かれます。

登録方法以上に、リストから買ってくれた人と気持ちよくやり取りするための方法を知りたい人が多いようですね。

ほしい物リストはコンビニ受け取り可能?

Amazonのほしい物リストから買ってもらった商品を、コンビニで受け取りするのは困難です。

▼コンビニ受け取りが難しい理由

  • 受け取りに必要な情報が購入者にメールされる
    (認証キー、専用バーコードなど)
  • 商品到着メールが購入者に届く

住所をコンビニに設定しても、商品の到着を知れず受け取りに必要なキーや番号もわからないので受け取りができません。

ただし家族や友人とのやり取りで、到着連絡や受け取りに必要な情報を随時転送してもらえる場合は例外です。

自分はどのようなケースに当てはまるのかを考えて対処しましょう。

買ってもらった時の確認方法はある?

Amazonほしい物リストから商品を買ってもらったとしても、自分には通知が来ないので確認は難しいです。

どうしても気になる場合は、リストの商品をマメにチェックすると購入されたかどうかはわかる可能性があります。

▼買ってもらったかどうかの確認方法

「サプライズにする」
を選択していない
購入された商品は
リストから削除される
「サプライズにする」
を選択している
購入されても商品はリストに残る
⇒購入しようとすると
「この商品が買われた可能性がある」
と通知される

あくまで「購入されたかどうか」の目安になるだけで、「誰に購入されていつ頃届くのか」は確認できません。

ほしい物リスト公開は乞食行為になる?

Amazonのほしい物リストをSNSで公開する行為は、度が過ぎると「乞食行為」として軽犯罪法違反になる可能性があります。

「乞食行為」とは人の同情や憐れみを誘って金品を受け取る行為です。健全な社会道徳に反するとして軽犯罪法第1条第22号で禁止されています。(参考):e-GOV法令検索 – 軽犯罪法

軽犯罪法に触れないように、ほしい物リストを公開する際は次のような点に注意しましょう。

  • 同情をあおるような言葉をそえない
    (「お願い」「助けて」など)
  • リストからの援助で生活しようとしない

周りの親切心を利用するような使い方はしないでくださいね。

ほしい物リストから買ってもらうコツは?

Amazonほしい物リストを活用して送る側も気持ちよく買ってもらうためには、しつこくしない配慮が大切です。

  • 誕生日やクリスマスなどのイベントに限る
  • 本当にほしいものに絞る
  • ほしいのが納得できる商品に絞る
  • しつこく共有しない

たとえば音楽活動している人のリストに楽器関連の商品があれば、活動を応援している人は「協力したい」と前向きな気持ちになれ、「使ってもらえそうだ」と納得もできます。

いっぽうでその人から想像もできないような商品は、「何のために?」「転売しない?」と怪しむ気持ちが芽生えても仕方がありません。

しょっちゅうたくさんリストを公開するのではなく、ここぞという時に本当にほしい物をチョイスすれば、支援を受けられるかもしれませんね。

まとめ

Amazonほしい物リストを公開して個人情報がバレるのかどうかや、リスクを減らす登録方法、活用方法について解説してきました。

  • ハンドルネームを使用して身バレ防止
  • 正式な住所+(本名)様方がベスト
  • Amazon以外の出荷だと住所がバレるかも
  • 購入側はクレジットカード決済NG
  • Amazonギフト券の支払いがベスト
  • URLをSNSに貼って広く公開できる
  • 軽犯罪法違反の乞食行為になる恐れも

ほしい物リストをSNSで公開する場合、個人情報の保護と商品が無事に届くことの両方に配慮した設定が必要です。

また購入する側も、ギフト設定にしたりクレジットカードで決済したりすると、リスト作成者に自分の個人情報がバレる可能性が高いので注意を払いながら手続きしてください。

活用すれば必要なものを手に入れられたり、WEB上で応援している人を助けられたりと、リストを公開する側と購入する側双方にメリットがあります。

人に嫌な思いをさせたりトラブルの原因を作ったりしないよう、設定や商品選択・URLの公開方法に注意して、上手に使いこなしてくださいね。

▼参考にしたページ一覧

(参考):e-GOV法令検索 – 軽犯罪法

コメント

タイトルとURLをコピーしました